茶帯になりました

s2-aikido_s.jpgいやー。実は去年の秋に昇段試験を受けて、茶帯になったのですけどね…
イマイチ、こう、なんと申しますか、報告するのに忸怩たるものがあるわけですよ。
「なんとか型は覚えた。それで?」
「あの時は確かに決められたように体は動いた。それで?」
「茶帯も白帯も、ちっとも強くないという意味じゃ一緒なんじゃないの?」
みたいなね。
あっちの人よりこっちの人のほうが強いとか弱いとか、アレじゃだめだコレじゃだめだ、と脳内にはよぎります。よぎりますとも!そしてソレを文章に起こしてblogに載せる衝動もね。
んですがねえ、何言ったって何書いたって、僕が強くなるわけじゃないんですよね。
あっちの人がどんなになってなくても、僕には何の関係も無い…
誰かがどんなに強くても、例えばブルース・リーがどんなに強くても、僕とは何の関係も無いのと同じことです。
そういうことをわかってきたので、尚更、合気道について、格闘技についてモノ言うのは慎重になってきちゃう。
K-1みたいなテレビ番組を見て、「あの選手は弱いね」だとか「あの場面ではこんなふうにしなくちゃ」みたいな言葉の薄っぺらさがわかってきちゃう。
……

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