いてて

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やあ。手首をひねってしまいましたよ。
合気道の練習で「片手持ち二ヶ条抑え」っていう基本技を、調子に乗ってやってたら(笑)
僕は前屈はリカちゃん人形よりも硬いんだけど、手首と肩だけは無駄に柔らかい体質で技の作用点が深いところにあるらしいんだよね。
で、何度か調子に乗って受けをやってたら「きゅっ」となりまして。
日常生活にはなんら支障はないし、こんなエントリを書いてるくらいだから大したコトないんだけどね。別に腫れてないし。写真の具合でそう見えたら心配ご無用。
まあ、いろんな本やWebサイトでは「安全で健康的」って言ってるけど、スポーツ程度にはこういうこともあるってことですよ。
むしろ格闘技だからこそ怪我には十分注意を払ってると思うよ。
ただねえ、それも行き過ぎちゃうのも善し悪しなんじゃないかなあ……


ってのはさ、「安全、健康、壮快、華麗」って面ばかりが強調されて、合気道というよりも格闘技の怖さについて十分考えないままの人もいるらしい、ってことなんだよね。
僕の入ったところはそんなに入れ替わり立ち代り入門者が入ってくるところじゃないみたい。でも、師範代と話してたら「痛いのに驚いて来なくなっちゃう人もいる」って言うんだよね。
何て言うかなあ。
こんなの僕にしてみたらケガなんかじゃないですよ。どっちかってえと腹筋の筋肉痛の方が痛いくらいでさ。
それにさあ。スポーツだから多少はケガくらいするさあ。ウチの奥さんのやってるママさんバレーなんか、年に2回も3回もケガしてるおばさんがいるって言うよ。それも捻挫したり剥離骨折したり。
ママさんバレーでケガするくらいなんだから、格闘技やってりゃあちょっとしたコトくらいはあるよう。あるから気をつけるし、「ああ、格闘技なんだな」ってその気になるじゃん。
僕みたいな入門したてのヘナチョコが言うべき話でもないと思うし、多分、そういうことはわかってる人には語るまでも無いことだと思うんだけどね。
僕は合気道がおもしろくて楽しくて仕方ないんで、もっと皆やればいいのに、と思うから書くけどね。
合気道は格闘技ですよ。
僕にとっては特別な、オリエンタルブラックマジックな、格闘技ですよ。
だからって怖がることはないんだけどね。飛行機が発達したのは兵器としてだけど、そのおかげでパラグライダーを趣味にすることもできるわけで。
ただ、パラグライダーをやろうって人が「落ちれば死ぬような高いところに行く」ってことを忘れたら危険なのと同じで、合気道をやろうって人は格闘技だってことを知った上で、女の子でも子供でも老人でも、「楽しめる格闘技」として練習するといいと思うんだな。
イタイけど。

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