追悼

本日、「彼」を知っている人たちの間で飲み会。
彼の悪口、ダメさ、至らなさ、ろくでもなさ、ヌルさ、弱さ、足らなさ、バカさ、エロさ、アホさ、ええかっこしさ、などなどなどなどを皆でクソミソにこき降ろした。
「ヤツは…がダメだった」
「ああ、そうそう。そういう所あった。アイツはだから…なんだよね」
「それよ。そういう所でほら、…みたいにね」
「そりゃずいぶんだよね。バカだよな。だから…なんだ」
こんなにお前のことを悪く言っていて、こんなに皆でお前のことを気にしていて、それでいて皆がお前のことを愛していたんだよ。お前がダメだって皆わかってて、それ以上にお前を認めていたんだよ。
これだけ愛されていたならそれで十分じゃないの。一生分の持ち分じゃないの。
この場にお前がいたら、皆して説教だよ。お前がどれだけバカで、どれだけ皆の心を揺さぶっているのか、お前がわかるまで、お前が参った、もう勘弁してくださいって言うまで説教だよ。
お前バカなんだよ。
ホントにバカなの。ちょっとくらいアタマいいとか、そんな勘違いしちゃうくらいバカなの。
この場にお前がいたらよかったのになあ。
ほんとうにそうだったらよかったのになあ。
–‘05.09.07 23:54 追記–


なんとなく関係の皆さんにトラックバックをお送りするのを気後れしていました。
なんていうか、TB送るまでも無い、っていうか…
恐る恐る、TBをお送りします。
ヤツが結んだ縁です。今後もよろしくお願いします。

2 thoughts on “追悼

  1. 先日はお疲れ様でした、色々お任せしてしまってすみませんでした。
    次回は翌日が休みの時にでも。
    # TB先行で、コメントが遅くなって申し訳ありません。

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