フューエルライン

ハヤブサ ターボのフューエルラインなんですが。
何がおかしいって、燃料系統の動きが変なんだよね。
MC-Xpressキットはこんな具合に燃料系が接続されている。
gasline.GIF
でさあ、このフューエルレギュレータって、負圧で制御するようになってんの。
つまり、負圧がかかってると、フューエルレギュレータが開いて、一定の燃圧がインジェクションにかかるように調整するってわけ。
インジェクションの前にレギュレータがついてるもんだと思ってたけど、そうじゃないんだね。
急にアクセルを開けた時に供給が足らなくならないように、ってことかねえ。
……


ま、それはともかく。
通常は、エアボックスはエンジンが動いている間は負圧になってる。
エンジンがシューシュー空気を吸い込んでるんだから、負圧なワケ。普通は。
負圧がなくなる…つまり、エアボックス内が大気圧になると、エンジンが停まったってことでレギュレータが閉じ、ガソリンをガスタンクに戻す作業が終わる。メデタシメデタシ。
おい、ちょっと待てよ。
これってターボエンジンなんだからさあ、ひょっとしてエアボックスの中って正圧になってるんじゃないの?
ええーっ?おい、2kgもかかってんの?ウソ。ウソでしょ?
レギュレータが閉じたらインジェクションにモロにフューエルポンプからの圧力がかかっちゃってあっちからもこっちからもブシュブシュ大洪水じゃないの?
まさか、ターボが効いた時に燃料を思いっきり噴いて、ガソリン冷却してるってこと?ホントかぁ?
魔法。魔法にござります。
魔法でこのバイクは走っちょります。

14 thoughts on “フューエルライン

  1. いやー、絵を見てようやくわかった!(以下=イカ、言いたい事ずらずら)
    普通に考えれば確かにレギュレータをインジェクションの前に置くのでしょう。今まで僕もそう思っていたし。だからこの方法のように、レギュレータ=抵抗と考えると電気回路のアースの前の位置に有ってもおかしくない。
    ただ、この画のように繋がっているレギュレーションって逆止弁ついていないかい?インジェクションに2kgの正圧は高すぎるし、燃料無くなるとインジェクションから空気が出るぜ!
    それはそうと、絵を見ながらよく考えるとレギュレーションにつながっている線は片方は液体(燃料)でもう一方は気体(空気)。と言うことは同じ流体でも変換が必要だよね。分離する構造を僕の poor な頭で考えると、どうしても分離しきれない。空気にガソリンが混ざってしまうのだ。(エアコンプレッサーの出口にかます「レギュレーション3点セット」ちゅうのも有って、そいつは0.001mm の微粒子も回収するってカタログに書いてるけど出てくる空気は油臭い)
    すると空気は単に制御用に使う=レギュレーション(減圧弁)を開けるか絞るかに使う構造が考えられる。そうすれば液体と気体は分離できるよね。この場合、作り方によって圧が高くなると開くのか、低くなると開くのかを決める事が出来る。構造しだいって事だ。
    だだ、圧でon、off は簡単な構造で出来るけど、(例えばダイアフラム)連続的に絞る構造は少し複雑になると思う。
    と、言うわけでその「レギュレータ」なるものの構造、あるいは挙動(挙動から推測できるから)を知りたいな。
    と、書いていたところで思ったんだけど「普段はレギュレータで絞った残りのガソリンがタンクに戻り、ターボが効いたところでレギューレータへ行っている弁が閉じてインジェクタにかかる圧が上がる」って言うの説明はどうかい?(そーぞー)
    #「負圧式」って聞くと、どーしてもキャブレターが
    #燃料タンクから燃料を吸うちゅうイメージが強い。
    #「インジェクション」ちゅうと注射器みたいな
    #イメージが強い。=それが僕の背景さー

  2. フューエルレギュレータは弁がついていて、その弁を負圧で動かすらしいです。
    「大気圧になったら停止」というよりも「負圧で弁をおもいっきり引っぱる」そうです。今日聞いた。
    んで、インジェクションにかかっている圧力が2kgなのではなく、加給圧が2kgなのでし。
    そらもー無茶なかかり方なんで、魔法。F1だってそんなにかけちゃいなかったと思うよ。

  3. 考えたんですが(^^;
    この燃料系等の接続方法は正しいと思います。
    例えば、
    フェールポンプは、5kgの圧力の流量を流すとします。
    インジェクターが性能を発揮するのに必要な加圧が2kg
    と最大噴射時0.5kg×4個とマージン1kgとして
    フェールレギュレータは、絶えず2kgの圧になるように
    ベンをコントロールしバルブコントロールします。
    インジェクターが燃料を噴射すると圧が下がるので、
    フェールレギュレータはベンを閉じ2kgになるように
    コントロールします。急激にアクセルを閉じた時、
    フェールレギュレータはベンを開き圧を逃がします。
    ・・・っと考えるならば、
    負圧は、サージタンクとインテークマニフォールド間の
    負圧の差で、インジェクションをコントロールして、
    この負圧差分に応じたガスを噴射し、
    この経路の圧が下がる分、フェールレギュレータは、
    ベンを閉じる必要が有ります。
    負圧がかかるとベンを閉じてリターンされるガス量を減らすのが正解・・・では。(^^;

  4. 寝付けなくなっちゃった(^^;
    ・・・っで、気が付いたんですが。
    サージタンクをつける場所間違ってるんじゃ。
    サージタンクは、アクセルで開閉するバタフライと、
    エンジンの間からとるのが正解で、
    アクセル戻してバタフライが閉じた状態で、
    ピストンが下がると吸引するその負圧で、
    フェールレギュレータを吸引し、ベンを開いて、
    ガソリンタンクにリターンするガソリン量を増やすのが、正解では。
    バキュームポンプは4個有りますから。
    きっとこれです(^^)b

  5. 「実はバタフライについているエンジンの挙動をきちんと見たことが無い」イカでし。
    斎藤さんが言うように「明らかに負圧が出来る場所」って「エンジンが吸っている場所から、大気圧からの差圧が出来る場所」までのどこかですよね。見てみないとそこがどこにあたるかわからない。コンプレッサーの前にバタフライってあるの?

  6. サージタンクはターボチャージャーで加圧されたエアボックスのことです。このサージタンクからインテークマニホールドにつながっているので、気圧差はあまりないと思います。(インテークバルブが開いた時には発生するが、パルス的に気圧差が起きる:脈動)
    また、エンジンの回転数に応じてサージタンク内の気圧は変化していますので「アクセルを急に開ける」「急に閉じる」という操作がされたとき、気圧差を比例関数として取れるかどうかは???death
    コンピュータとセンサが利口ならできるかもしれませんが、いじってるヒト(俺だ)の技術と理解はおいつかないっす

  7. 今、調べてみました!(^^;かなりはまってる。(爆)
    車の場合、やはりサージタンクは、
    アクセルのバタフライとエンジンの間に有るのが正解です。
    サージタンクで各気筒に送られるエア圧を均一にして、
    送り込むのが正しいと思われます。
    http://www.eris.ais.ne.jp/~t-kondo/kog/boostup.html
    インタークーラー >アクセル >サージタンク >エンジン
    バイクの場合を調査してみましたところ、
    サージタンクはアクセルとインタークーラーの間にあります。
    でもキャブなら良いけど、インジェクションは?(?-?)
    キットはこれ?
    http://members.aol.com/superkaoss/mcxpress.html
    他のバイク・・・
    http://www.turbo-bike.net/r1_turbo.htm
    この事から考えますと。
    フェールレギュレータの負圧をサージタンクから取ってるのが間違いで、
    アクセルとエンジンの間のインテークマニホールドに穴を開けて、
    パイプを接続しそこから負圧を取るのが正解では?(?-?)
    ちなみに私のzep750も、ターボでは有りませんが、
    バイク屋のおやじが加工して、その方法で負圧をとってます。

  8. すばらしい!群馬の齊藤さん!
    画だとバタフライはサージタンクの前にありますね。サージタンクからは複数のインテークに分かれるでしょうから、負圧はサージタンクの前が安定しそうですね。
    しかし、↑の URL の YZFturbo かっこいいね
    #どうなるか楽しみ

  9. 群馬の齊藤。さん、どもありがとう。
    でも、チョトこの図、よくわからんのですけど、加圧された空気がサージタンクに入る前にバルブで邪魔されたら、アクセルを開けたとき、レスポンスが悪くなりそうです。
    一旦せき止められた空気がサージタンクに入るとき、容積が大きな空間に入って減圧されてしまうからです。
    もしかすると自動車用はサージタンクに入る手前のバルブと、スロットルバルブとが別々にあるんじゃないでしょうか。チョト調べてみます。

  10. うわあああ。吃驚驚愕ざんすうっ!
    クルマのスロットルバルブというのはサージタンクの前にありました。
    なんと何気筒だろうがスロットルバルブはたった1個しかないんです。バイクみたいにインテークマニホールド毎に一個づつあるわけじゃないんです。
    これじゃあレスポンスなんて期待できない。
    でもまあ、クルマのレスポンスなんてこんなもんでいいのでしょうねえ。とにかくビックリ。知らなかったぁ。

  11. おはようございます(^^)
    アクセルとサージタンクの組み合わせですが、
    考えますに、どっちも一長一短で・・・
    うんぬんかんぬん・・・省略(^^;(笑)
    元に戻りますが、のまdさんの、ブロッグからみても、
    アクセル開時は、フューエールレギュレータのバルブを閉じ、
    インジェクションに燃料を加圧し。
    アクセルを閉じた時は、インジェクションの噴射を止めるんで、
    加圧された燃料の圧を逃がす為、
    フューエールポンプで加圧された燃料をタンクに戻す、
    リターン制御系に見えます。
    フューエールレギュレータが負圧を使ってるのは、
    アクセル閉じた時のピストンの吸引で出来る負圧を使うのが、
    機能的に簡単だし、
    負圧があるうちはアクセル閉じてる事になります。
    アクセルの後ろにサージタンクがあれば、
    アクセル閉じた時の負圧はサージタンクで取れますが、
    サージタンクがアクセルの前にあれば、
    サージタンクから負圧は取れ無い事になります。
    つまり、あのブロッグは、車のブロッグなのでは。(^^;
    のまdさんの買った、キットはあの接続図では、
    機能しないと言うのが、σ(^^;の見解です。

  12. おまえら、すごいんだか、バカなんだか分からないあたりがとっても素敵。イカしてるぜー。アニサキスには気を付けろよ。

  13. > アニサキスには気を付けろよ。
    ありがとー。でも全然ヘッチャラ。
    2,3日ガマンしてればアニーは死んじゃいますから。

  14. っで!(^^)いつ頃お披露目できそうなんですか?
    5月の東屋に期待!
    田舎では、カツオの刺身なんか近海ものなんで、
    冷凍しない新鮮なさかななんで、
    白いアニサキス見たいなのが刺身の身の中で動いてる時有るんですよね。(^^;
    お箸でつまんで、虫を取り出すだけで、
    この季節は虫がいるんだよねって。皆平気で食べちゃうんですが。
    カツオのたたきって、もとは、この虫を焼くのと、
    酢でしめてころしちゃうのが始まりって聞いたことがあります。
    ほんとかどうかは不明。(^.^;

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