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Bikeのアーカイブ

ハヤブサ・ターボ 復活計画(1)

  • 投稿者: nomad
  • 2011年7月20日 1:49 AM
  • Bike | 技術

浜名湖の神様に俺のハヤブサ・ターボを捧げてからずいぶんたつ。
すでにハヤブサには新しい命が宿り、車検を取ればすぐさま走り出せるというのに、ずっとほったらかしのままだ。
これには余人には計り知れぬ深い理由があり、すなわち金が無いのである。

ウチは男ばっかり3人の子供がいる。俺が25のときに長男が出来て、3年おきに3人生まれた。
おかげさまで今年長男は25歳、次男は22歳、三男は19歳になる。
子供を持つ家庭ならば想像がつくだろうが、ウチもご多分に漏れず経済状況は教育費により壊滅的な被害を受け、バイクどころではない。
教育費だけならまだしも成人した二人の就職もままならず、ハロワ通いの毎日だが正社員までの道は遠い。バカな息子でアレなのだが、これも俺がちゃんと育てなかったせいなのかと思うとこれまた恥ずかしい。

今年50になる俺は、職場の年齢制限があり、地元に戻ることになった。
一番下のコゾウは浪人生だし、浜松に戻ってもますますコゾウどもの就職先は無さそうだし、ということで俺は逆単身を覚悟していた。
普通なら4月が異動の時期なんだろうが震災の影響だかなんだかで、結局7月になった。
逆単身だと思っていたら、なんと沼津だという。結局俺は毎日2時間かけて川崎から新幹線通勤をすることになった。
2週間ばかり通ってみたが、慣れてみればどうということはない。行きも帰りも新幹線ではゆっくり座れるし、今のところ仕事も本格的にはなっていないので定時帰りだ。
前の職場が忙しすぎたせいか、これから忙しくなったとしてもそれほど無理は感じなさそうだ。

で。
思ったよりもストレスは無さそうなのは良かったのだが。
逆単身ともなればいろいろと移動の足が必要だよなあ、と暖めていたプラン…というか妄想が宙ぶらりんになってしまった。
移動にはさすがにバイクだけというわけにはいかないだろう。雨の日もあるだろうし妙齢の女性にどうしてもと言われれば軽トラの荷台というわけにもいくまい。
俺用のクルマなら自分の好みだけを優先すればいいから、この機会にいっそオープンカーでも買うか、今ならTVRキミーラが安くなってるからお買い得。500でも200万で買える!
などと勝手なことを言っていたのである。
「お金なんか無いわよ」と女房が言うので「俺には労働金庫という強い味方が」と抗弁する。
「借金これ以上増やすつもり?大学の学費だってまだ残ってるのよ」女房の言うことはいちいちもっともである。
「あれ?借金ってのは時間が経てば自動的に減ってくもんだろ?」
と俺が答えると「もういい」と女房は言った。納得してくれたようだ。
ただ、俺の飯がここんとこご飯しか無いのは気のせいか。仕方ないので梅干をおかずにしているのだが。

結局キミーラを買う機会を逸したまま毎日梅干を食っているのだが、流石に酸っぱい。ヨダレがたれる。
ヨダレをたらしながら俺は考えた。
キミーラ買わずに余ったお金が200万円もあるのだからバイクくらいはアレしてもバチは当たるまい。いやむしろ褒められて然るべきである。無駄にせずにすんだ、エコだ、自然に優しいと。
俺も社会の一員であるからには震災で傾いた日本経済の起爆剤としてバイクに力をそそぎ、復興の一助、社会の木鐸となるべきではないのか。
経済のため社会のためエコのため家庭のために、俺はバイク屋で寝ているハヤブサをアレすることにしたのである。
「まあ、アナタ素敵。さすがは私の旦那様。ご近所にも鼻が高いわ」
女房はそういって俺の梅干を取り上げた。
「そんな旦那様にはこんな梅干なんて食べさせられないわ」
戻ってきたのは梅干の種である。
今は種を割って中の身でごはんを食べている。これはこれで珍味である。

さて、ハヤブサをアレするに当たって何をアレするかが考えどころである。
ただ修理代を払い、車検を取りましたでは芸がない。
俺のハヤブサにはあんなところこんなところに不満があるのである。
…… 続きを読む

これはバカだwww GAG250 Turbo

俺のトコにちょくちょく来てくれてる 「2号」どんのスペチアーレなマシン … もとい、魔珍を紹介するよ

GAG250 Turbo


スズキGAG(もとは50ccのミニバイク)のフレームにカワサキKLX250のエンジン載せてターボつけて正規登録しちゃったってえどこから見てもバッカでええwwwと手を叩いて喜ばずにはいられないマスィーンだよ!
いやこれはヤリスギだよ、やらかしちゃったよ、思いついてもやらないよwww
コレで高速道路も走るってえから、どんだけなんだよww

確かにこれなら自慢になるよ。思いついて自分で組んでセッティングして登録してしかも走ってんだから。
雑誌にだって載ると思うよ。高速のPAで止まってたら人だかりが出来るよ。こいつぁどうかしてる、ってwwww
キャブターボなのにターボラグほとんど無しでイケるっていう話で、日常の足に使ってるっていうんだから、これは凝ってるねえ。見た目だけのヤッツケじゃあ無いんだねえ。
これはよくわかってる人が、自分が何をしたいかってことをよぉく理解して作ったものだよ。
これこそ趣味の結晶だよ。一つの頂点だよ。うーん。感心せずにはいられない。褒めずにはいられない。呆れずにはいられないよ。

うーん。こういうのを見てると、やっぱりターボはいいなあ、と思うねえ。
乗り味もいいし、パワーが出るのもいいし、悩んで工夫してセッティングを詰めるのもいいし、ハッタリも効くしwww
どこを押しても非の打ち所が無い趣味性が高い高貴な遊びだよ。

こりゃあ「ターボなんて誰にも乗りこなせない。金はかかるしすぐ壊れる。乗れるのは選ばれた職人芸の人たちだけ」って言って回った方がいいかもなあ。
見てるだけでも愉快だし、乗れば楽しいし、作ればおもしろい、こんなターボをみんなが乗り始めたら、俺たちがおもしろくないもんなあ。

それをいまだにターボバイクを中傷する連中がいるらしいよ。
BLAZEさんとこも中傷されるって。
そんなキンタマが腐ったようなヤツはキンタマが腐ればいいのに!
エンジンってのはたっぷりのミクスチャーをこれでもかと詰め込んで、どかんと爆ざしてしゅしゅっと冷やす、ってもんでしょう。ターボだろうがニトロだろうが何にも変わらない。
エンジンの理屈どおりに工夫するのがエンジン屋の仕事なんだからさ、真面目にターボ組むってことがどれほどの技術を必要とするかってことがわからんヤツは、ホント、何にもわかっちゃいないやつだと思う。

なんかねえ、こういうバカげたおもしろいモノを見せられると、ほんと、ターボはいいねえ。

ハヤブサ ターボよどこへ行く

  • 投稿者: nomad
  • 2010年7月30日 4:10 AM
  • Bike | 日記

えー、このblogも2003年からやってますから、もう7年になるんですが。
もともと「ハヤブサのターボキット買ってデッチ上げるぜ!」ってのをこれ見よがしに世間様に問おうってえ浅はかな考えがコンセプトでね。
その当たりを中心に、あること無いこと吹いてやろうっていう魂胆だったわけよ。
こんなバカげたものをムキになってやってる血迷った人間なんだから、何を書こうがフロシキは広げられるわね、と。
もちろん、その当時はハヤブサにターボつけるなんて人間は日本にはほとんどいなくて、バイクのターボ自体に関する情報も少なかった。
blogを作ってすぐに「ハヤブサ ターボ」の検索結果では1位になった。
そりゃ検索語彙がレアってえか、スキマなんで当たり前っちや当たり前の話なんだが。
当たり前だわね、と威張る気にも宣伝する気にもならなかった。

それがさあ、7年たって、おそるおそる検索順位見てみたら、google先生の4ページ目ですよ。
ずいぶん昔価格コムの掲示板に書いた俺の駄文の方が順位が上になっちゃってる。
だいたい検索結果で最初のページに無いと、それ以降の結果のヒット率はほとんど期待できないってえからね。
今の俺のblogはハヤブサ ターボに関する影響力はほとんど無いわけだ。
まあ仕方が無い話ではあるんだけどさ。ここ何年もバイク屋のお荷物になってるんで。

それでもね、世の偏見っていうか中傷に対する一定の影響は与えたんじゃないかって自負はあるわけですよ。
以前は、やれピーキーすぎてドラッグレース専用だの、やれオーバーヒートするだの、やれすぐ壊れるだの、挙句の果てには「そんなもんドコで乗るんだ」と。
乗りもしないで知ったかぶりをする連中がやっかみ半分であっちに書いたりこっちで言ったりしてたんですよ。
それに嫌気がさして俺がターボキットを買ったCVPさんはWebサイトを閉鎖しちゃった。
峠もイケるし、そこでバトルだってできるし、壊れない(*) しコンビニでカップラーメンだって買える。オーバーヒートするのはそもそもお前がトロくてクルマのケツにはりついたまんま居眠りしてるからだ。そんなにトロいじゃノーマルだってエンジンの中が錆びるぞ
ってなことを何度も書いて、それなりに世間の中傷に対する抑止力にはなったと思ってるのね。
2ちゃんで適当なこと吹くバカがいても「nomaddaemon見ろよ」って誰かに言われたらその場で否定できる。「ソースは俺」だからね。
もうここ何年か「ハヤブサ ターボはまともに乗れない」なんて言い分は見かけなくなってるんだよね。
俺のおかげかどうかは実際はわからないけど、俺のおかげだって言っておいても誰も損しないし、そう思ってた方が気持ちいいしな。

でさあ、そういう自負と、実際のエントリの少なさとで、なんとなーく自分のサイトの更新が滞ってきて、他のサイトのチェックもしなくなってきてたのな。
雑誌でも「ROAD RIDER」みたいなのにターボバイクの記事が載ってても、イマイチこう、距離を置いてた。
記事やバイクのつくりに意見があってもわざわざ書いたりしなかった。
ところが、今月のROAD RIDERのちっちゃな広告ページに「隼 ターボキット」ってのが載ってましてね。
見た目はアメリカ製のキットっぽいけど、以前からターボバイクを作ってるBLAZE っていうバイク屋が出してる。(RCのキットに見えるけど、サージタンクの形がちょっと違うんだよなあ。ベロシティレーシングのとも違うし)
追記:ベロシティレーシングのキットだって。

ここのトコは九州の「単車屋」とか「エスパー」とかと、なんとなーく雰囲気が違う。バイクのつくりの立ち位置っていうのかな。勝手な思い込みかもしれんけど、そう思ってたのよ。
良い悪いじゃなくてね、俺の好みのつくりをしてる感じがしたんだよね。
で、珍しくこのBLAZEのサイトに行ってみたのよ。

BLAZEではもう何台かターボバイクは作ってるんだけど、実は一番気になったのがこのCBR1000RRでね。

タービンを排気系の後ろの方に持っていってあるのね。
こういうやり方ってヘダース(エキゾーストパイプのタービンへの集合部分)を作らなくていいから、安く作れるんだよね。
ごくまれにアメリカのサイトなんかではこういうやり方は見たことがあるんだけど、日本でやってるのは初めて見た。
パワーやレスポンスではあまりいいやり方とは言えない、のはわかってる。でもあえてこういうのに挑戦してみるのはおもしろいし、どんな乗り味なのか、どんなネガがあるのか、ってことに興味があるんだよね。
ほんで、そこのコメント欄でそういうことを質問したら、実はそれほどレスポンスは悪くなっていないんだって。確かにそれほどパワーは出ないけどノーマルインジェクターとノーマルの燃圧のままサブコンの補正だけでやってるから予想通りって。
半分驚き、半分納得、って感じでね。
多少インテークが長くてもカッチリ作ってあってタービン径が小さかったらレスポンスにはそれほど影響しないってことなんだろうね。
多分、この組み合わせではクランクマスの大きさの方がレスポンスに関わる要素なんだろうね。
これでサージタンクをつけたりインタークーラーをつけたり過給圧を上げたりするとレスポンスにだんだん影響して来るんだろうけど。

おもしろい、おもしろい。
こういうやり方ならば安く作れるし、キャブターボでも過給圧を上げなければサージタンク無しでいいし、それほど破綻しないターボになる。
出力20~30%増しくらいまでならイケるんじゃないかなあ。100馬力のエンジンを130馬力にするのは、キャブをFCRにして集合管にして場合によってはハイカムにするくらいまでやらないといけないけど、それと同じくらいの金額でターボがついて同じ馬力を得ることが出来そうだ。

でね。
コメント欄で「以前にblog見てたんでびっくりしました」って言われてね。

ああああ。
あああああああ。

えーとですね。
こう、真面目にしなくっちゃなあ、と思いました。
真面目にバカなこと書き続けなくっちゃなあ、と。

(*) あ、えーと、浜名湖に落とすと壊れることがあります。でも大丈夫。直ります。

バイクはいいねえ。バイクは

  • 投稿者: nomad
  • 2010年4月7日 2:08 AM
  • Bike | 日記

心を潤してくれる。リリンが(ry

「文化の極み」とはとても言えんわな。

リリンが生み出した「もっとも不合理で愚かで滑稽なもの」だわな。
だがそれがいい。俺は愚かさを愛するので。
みんなは合理的で安全で快適なものに乗ってりゃいいと思うよ。グリーン車とか。

先日、東京モーターサイクルショーに行ってきたのさ。
カスタムバイクとかもあったけど、なんつーか、10年も20年も同じことやってんのか、って気になったのであんまり面白くはなく。
とりあえずターボつけてるバイクが一台も無かったのがアレだ。
…… 続きを読む

クルマとかバイクはもうダメ

東京モーターショーに行ってきました。
ずいぶん時間が経ってからのエントリで、お気づきとは思うけども、なんかこう気乗りしない話でね。
まあ、行って損した、って感じの。
クルマ不況の影響だとかなんとか言われてるし、実際出展台数も少ない。
でも多分、それはあんまり関係ないんじゃないかな。
確かに不況は最後の引き金を引いたかもしれんけど、もうとっくにクルマもバイクも寿命がきてたんだ。
……
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諸君、私はターボバイクが好きだ

諸君 私はターボバイクが好きだ
諸君 私はターボバイクが好きだ
諸君 私はターボバイクが大好きだ

タービンが好きだ
圧力計が好きだ
ウェストゲートバルブが好きだ
サクションパイプが好きだ

インジェクターが好きだ
ブローオフバルブが好きだ
ローコンプピストンが好きだ
サージタンクが好きだ
インタークーラーが好きだ

平原で 街道で
ドラッグストリップで 草原で
スピードウェイで 砂漠で
サーキットで 空中で
泥中で 峠で
この地上で走り回る ありとあらゆるターボバイクが大好きだ

スターティンググリッドに並んだバイクの リヤタイヤのホイールスピンが
轟音と共に白煙を巻き上げるのが好きだ
空中高く放り上げられたフロントホイールが
着地ざまにスキッド音を発する時など 心がおどる
古参ライダーの操る ハヤブサが 併走するバイクを撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて インコーナーをふさぐライバルを
立ち上がり加速だけで置き去りにした時など 胸がすくような気持ちだった

燃調をそろえた Loブーストのレスポンスが ライバルたちを蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の新米ライダーが 既にはるか後方に抜き去った影におびえ
何度も何度もアクセルを開けて燃料を無駄にする様など 感動すら覚える
ターボバイクなど乗ったこともない敗北主義のエセライダー達を 掲示板上で
吊るし上げていく様などはもうたまらない
戦意をなくしたライダー達が 私のひねり切った手の平とともに
金切り声を上げるタイヤスモークで げほげほと情けなくむせかえるのも最高だ

哀れな抵抗者達が 職人仕事のNAチューンで
健気にも立ち上がってきたのを ミツビシTD05の2kg過給が
コーナーごと木端微塵に粉砕した時など 絶頂すら覚える

アメ公のダイノクイーンに 滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだったクランクケースが蹂躙され
突き破ったコンロッドが顔を覗かせる様は とてもとても悲しいものだ
デトネーションに押し潰されて ピストンが棚オチされるのが好きだ
浜名湖にバイクを落とし 害虫の様に地べたを這い回るのは 屈辱の極みだ

諸君 私はターボバイクを 地獄の様なターボバイクを望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なるターボバイクを望むか? 情け容赦のない 糞の様なターボバイクを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な大出力を望むか?

ブースト!! ブースト!! ブースト!!

よろしい ならばターボバイクだ
我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だが この暗い闇の底で 半世紀もの間 堪え続けて来た我々に ただのターボバイクではもはや足りない!!

大ターボバイクを!! 一心不乱の大出力ターボバイクを!!

我らはわずかに一個人 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は 一騎当千の古強者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総兵力100万と1馬力の軍集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけているビクスク連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで 引きずり下ろし 眼を開けさせ 思い出させよう
連中にパワーの味を 思い出させてやる
連中に我々の エンジンの音を思い出させてやる
天と地とのはざまには 奴らの哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
一千人のターボライダーの戦闘団で 世界を燃やし尽くしてやる

全セルモーター発動開始 旗艦MCXpressハヤブサ始動
離床!! 全アクチュエーター全開 燃調リッチミクスチャ 解除
「最後の大隊 大隊指揮官より 全空中艦隊へ」
目標 日本国本土 東京首都高上空!!
第二次ボンネビル作戦 状況を開始せよ

征くぞ 諸君

かわいそうな事故(1)

  • 投稿者: nomad
  • 2009年6月15日 12:34 AM
  • Bike | 時事

タレントの江口洋介がバイクでコケたのはみんな知ってるだろ?

江口洋介バイク事故で骨折、全治2カ月(日刊スポーツ) – goo ニュース.
俳優江口洋介(41)が10日午後7時半ごろ、東京都渋谷区富ケ谷2丁目のガソリンスタンドから大型バイクで発進した直後に自転車をよけて転倒し、左の鎖骨と肋骨(ろっこつ)を数カ所骨折する重傷を負った。都内の救急センターに搬送されて緊急入院し、全治2カ月と診断された。10日ほどの入院が必要で、7月7日開始のフジテレビ系主演ドラマ「救命病棟24時 第4シリーズ」の収録予定が大幅に変更されそうだ。

まあ、ぶっちゃけ、握りゴケなんですけどねw
もう、俺、かわいそうで仕方ないよ。
江口洋介が、ホントにかわいそうだ。

鎖骨と肋骨を折る<重傷>だよ!
…ツバつけて寝てりゃ治るくらいのケガに重傷なんて書かれて大騒ぎだよ。
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プレ東屋にて

シゲ曰く
「いいか、オマイラにいいこと教えてやる」
「今からオマイラがなんか始めるとしてだな、いいか、たった今が一番若いんだぜ」
「あ、クソー、大して感動してないな。じゃもっといいこと教えてやる」
「いいか、人間の死亡率って100%なんだぜ」

一同曰く
「それ俺も言ったし」
「このメンツのなかで一番若いシゲに言われてもなー」
「お前まだ死んだことないんだからわかんないだろ、人類で初になるかもしれんし」
「あー、いや、なかなかいいコト言ってるよ、ウン」

海千のオッサン、お姉さんを前に、シゲがせっかく良いこと言ったのに分が悪いのであった。

のまd曰く
「バイク乗るのに哲学とか思想とかさ、そんなのいらんよ。ただ自分が好きなように乗ればいいんじゃね? もし何か思うことがあったとしても、そりゃ自分の中の話で、人に言うような能書きじゃない罠」
「…まあこういうのも能書きのひとつになっちゃうんだけどな」

クレーン(3)

バイクを浜名湖に落とした俺が湖のほとりで呆然としていると、水面がぶくぶくと泡だって浜名湖の女神が現われた。
女神はどうみても年増で、ポッチャリというにはキツイ体型だった。
女神は俺に最新モデルのCBR1000RRを差し出してこう言った。
「お前が落としたのはこのCBRか?」
「いえ女神様。矢よりも疾(はや)く、風よりも軽く、美しい仕上げと紳士な振る舞いのCBRは俺のバイクではありません。俺のバイクはもっと野暮で鈍くさいです」
「しばし待て」
女神はもういちどぶくぶくと湖に潜り、やがて今度はマジェスティを抱いて現われた。
「お前が落としたのはこのマジェか?」
潮風にやけたガラガラ声はハスキーボイスというには程遠かったが、これはこれで味があると俺は思った。
「いえ女神様。快適で便利で愛される、人気のマジェスティは俺のバイクではありません。俺のバイクはもっと醜く野蛮です」
女神はめんどくさそうに小さくチッと舌打ちしてまたぶくぶくと湖に潜り、やがて今度こそ俺のハヤブサを抱いて現れた。
「お前が落としたのはこのガラクタか?」
俺を覗き込んだ女神は色黒で、森三中の黒沢に似ていた。
「そうです、そのキチガイバイクです!」
俺は飛びついた。
女神に。
いや、俺、こういうの結構イケるよ!
女神はさっと身を翻し、太い足で俺の顔面を蹴った。とっさに後ろ飛び受け身をとったが、元来ヘタクソなので見事に鼻を強打した。女神はハヤブサを放り投げると「バカじゃねーの」と毒づいてぶくぶくと湖の中に去っていった。
後にはCBRもマジェスティも姿は無く、カキ殻と泥とワカメと塩水にまみれて壊れたハヤブサと鼻血をタラした俺が横たわっていた。
……

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クレーン(2)

前回までのあらすじ
俺のブサ ターボが流れ星になって浜名湖に落ちる夢を見た。
びっくりして飛び起きたら隣に新垣結衣が寝ていたので今までのことは全て夢だったと納得した。

…はずもなく。
しばらくすると、コケた音に気づいて近所の人が出てきた。
「ああ、ここはねえ、よく落ちるんだよね。こないだもずいぶん先まで車が飛んでいって」
「遠くて深かったんでなかなか引き揚げられなくてねえ」
「このくらいならまあ簡単だよ、バイクだし」
「怪我もなくてよかったねえ」
慰めてくれる気持ちはありがたかったが、俺のブサ ターボはあわれ水の中。
「はあ、どうもお手数をおかけします」
泣く気にも笑う気にもならず、俺はただ意気消沈していた。

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