MT4.2にバージョンアップ…でけへんがな!

思わずニセ関西弁を口走るほどの。
皆さんいかがお過ごしですか。
「nomadはハヤブーを浜名湖に落として失意のあまりblogを消して旅に出た」とかそういう幻聴が聞こえてきた。
まあ幻聴じゃないんだけどな。
今日、会社のモト同僚から携帯に電話があって
「nomadさん!なんかバイクを浜名湖に落としたとか聞いたんですけどーーー!」
とか言いやがんの。
「僕聞いてませんよーーー!」とか言うもんだから
「バカタレ、身近だから言いたくないっちゅーことだろうーが。それだけ俺の乙女心は繊細なガラス細工なんだよ!はかなく壊れやすいゆえに美しくきらめくんだ!」と説教してやった。
電話してきた同僚も、まあ筋金入りのバカで、バイク話を始めると酒も飲まずに語り始めてうっかりしてると終電逃がすほど何時間でも話がもつ相手なんだが、毎日顔をあわせてただけに
「あの ・ あれだけ吹聴しまくっていた ・ ハヤブサ ・ ターボを ・ 浜名湖に ・ 落としました」
なんて言えるかよ。ずっと黙ってたよコノヤロー
第一このTという同僚は頭いいくせにバイクやクルマの話になるとてんでバカで、以前道を歩いてたら止まってるクルマを指差して「nomadさん見てくださいよこのダサさ。何が悲しくて選んでこんなクルマに乗るんですかねえ!」って心底あきれた顔して大声で横にいた俺に言うんだ。
オイ、運転手乗ってるよ!
だからお前にゃ黙ってたんだよ!
失意の旅に出てたわけでも世を儚んだ訳でもないよ! MobableTypeをバージョンアップしようとしてたんだよ!
むしろ明るい未来に向けてこの俺の快進撃の記録を世に問うてガッハガッハと笑ったり笑われたりするためにblogの整備をしようってことなんだよ!
ところがさー
サッパリうまくいかんのよ。
MT4.2に上げるのは比較的簡単だった。
一部、テンプレートに不具合があって、ポップアップ画面からコメントを書こうとするとエラーが出ちゃう。
まあ、ポップアップ画面のテンプレートをちょこちょこっとコピーすりゃいいだろ、と気軽に考えてた。
ついでに少しレイアウトもいじろうかな、とかね。
したら、まあ、ちょっといじり始めたらまあレスポンスの悪いこと。
こういうのって、修正したらblogの再構築をして後ろで動いてるデータベースに反映させる必要があるのね。
それがまあ動かん。再構築中にエラーが出て。
だんだんイライラしてきて「もうこうなりゃイチからMT4.2を入れて、コンテンツとレイアウトをインポートすんど」 …って始めたら悪循環。
FTPもタイムアウトになっちゃうらしく… そもそもFTPのタイムアウトなんてありえんのだが、HOST側で強制的に切っちゃってるのかなあ。共有サーバだからコネクションを持ちきりになると負荷がかかって他のユーザに影響をあたえるから、とかなんとか。
まあ結局FTPのファイル転送も何度もやり直すハメになって。
なんか、俺、変なことやってるのかなあ、他に軽やかにやってるヒトはいないのかなあ、ってググってみたら俺が使ってるレンタルサーバ「ロリポップ重い」ってのが世間じゃ常識みたいじゃん。
もうね。
まあ確かに安いよ。月々300円もしてないんだから。
でもまあ、それならもうちょっと払っても快適な方にするよー
というわけで、近々引っ越します。
安いとは言え、ついこないだ契約更新しちゃったのがなんか気に入らないけど。
とりあえず「チカッパ!」というレンタルサーバが同一グループでもう少しグレードが高いんで、そっちに移転することを考えてます。
まずはお試し期間があるので、そこでblogを構築しておいて、後でDNSを切り替える、と。
それでもダメだったらXserverっていうレンタルサーバにするつもり。こっちも月々1000円だから、小遣いのお値段だわね。
切り替えるときに1,2日、つながらないこともあるかもしれんけど。まあ、そういうことでカンベンな
カンベンされようがされまいが関係ないとかそういうことは言わない気持ちの問題じゃん
読んでくれてる方は今までどおりのURLでおkだからさ
なので、まだまだ遥かに続くこの男道をゆくnomad先生の次回作にご期待ください
【次号予告】
落ちたハヤブサにかかった呪いとは!? nomadは生き残ることができるのか!?
次号、「クレーン」最終回。

クレーン(2)

前回までのあらすじ
俺のブサ ターボが流れ星になって浜名湖に落ちる夢を見た。
びっくりして飛び起きたら隣に新垣結衣が寝ていたので今までのことは全て夢だったと納得した。

…はずもなく。
しばらくすると、コケた音に気づいて近所の人が出てきた。
「ああ、ここはねえ、よく落ちるんだよね。こないだもずいぶん先まで車が飛んでいって」
「遠くて深かったんでなかなか引き揚げられなくてねえ」
「このくらいならまあ簡単だよ、バイクだし」
「怪我もなくてよかったねえ」
慰めてくれる気持ちはありがたかったが、俺のブサ ターボはあわれ水の中。
「はあ、どうもお手数をおかけします」
泣く気にも笑う気にもならず、俺はただ意気消沈していた。

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