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Bikeのアーカイブ

クレーン(1)

さて。
そろそろ心のキズが癒えてきたので書くことにする。
が、俺のガラスのハートは思春期の処女の中学生並みである。まずはオマイラそのへんをよくよく承知した上で慈悲の心を持ってこの先を読むがいい。
いや、やっぱ読むのはヤメレ。なんだかオマイラが「そんなこと気にせず頑張って!」とかコメントするところを想像したらムカムカしてきた。
人生、まじめにライダーをやってると、2度や3度はクレーンのお世話になるもんだ。
僕は、えーと、2回くらいかな。
…いやすまん3回だった。
「普通そうだよね?」と友達に聞いたら「そんなことあるわけねえよ」と笑われた。
「せいぜいレッカーだろ」と友達は続けた。
友達が言うには「サーキットでコケて、コーナーごとにコケてる連中のバイクをユニックで荷台に乗せてさ、泥だらけになったバイクと一緒に荷台に乗って、他のコケたヤツラと目を合わせないようにしながら運ばれてくって、これはなかなかのモンだぜ」ということだ。
「ドナドナドーナード~ナ~♪」
ああ、バカの友達っていいよね。
その日、俺は久しぶりにハヤブサ ターボを受け取った。
茶臼山でコケて、サイレンサーがモゲてしまったので、ナカミチさんに直してもらったのだ。
……

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バイクに乗りたい

  • 投稿者: nomad
  • 2007年4月9日 11:27 PM
  • Bike

いい季節になりましたな。
もう外は春ですよ。
道も凍結してないですしね。
…バイクに乗りたいなあ。
いや、ただ単に、資金が無くてバイクに乗れないのです。
ツナギとヘルメットとブーツとグローブを買って、ハヤブサの車検を取ると30万とか50万とかかかるわけでね。
寂しい話よなあ。
以前こちらのblogにいらした、ご自分でハヤブサにターボをつけた井上さんのバイクが完成したようで、今月号のロードライダーに載ってました。
SpeedLab
イイかんじにできてんだよなあ。
いいなあ。ブースト0.65で275ps出てます。
1.4まで上げれば400ps行くんじゃないでしょうか。1.4まで上げたときに燃料の供給が追いつくか、とか、過渡特性をジェントルにするには、とかいろいろ考えが及びますわねえ。
最大出力時の供給を稼ごうとして燃圧上げると今度は低速で濃くなるんで、燃料ポンプをプライマリとセカンダリのツインにして、通常はシングルで動かして、ブースト域だけツインにして燃圧上げるとかね。
いろいろと工夫のしがいがあって楽しみなことです。
早速井上さんにメールしましたけども。
いろいろとお話したいですねえ。>井上さん
またちょっと、ターボシステムの構成とか、セッティングのノウハウをまとめましょうかねえ。
その間に宝くじでも買いましょうかねえ。
—–’07.04.10 00:35追記——
奥さんが言うには「ツナギやグローブだけじゃないでしょう」
・でっぱったおなかを引っ込ます
・メガネを老眼入りのに取替え
おまいはなんでまたそう萎えるコトを

映画「世界最速のインディアン」を見た

  • 投稿者: nomad
  • 2007年2月19日 3:18 AM
  • Bike

奥さんを誘って映画を見に行った。
indian_b.jpg
世界最速のインディアン
http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/
けっこう評判のいい映画で、何も知らない人と見に行っても退屈しないと聞いたので、奥さんでもバイク映画もいいだろうと思ったんだ。
僕のような人間は何を考えて、何が好きで何をしたいと考えているのかを奥さんに知って欲しいとも思ったし。

ニュージーランドの田舎町に住む孤独な老人、バート・マンローはバイクマニアで、長年アメリカ製のオートバイ「インディアン・スカウト」の改造に熱中している。
いつかアメリカのボンネビル・スピードウェイで最高速度を試してみたいと考えているが、年金暮らしの身にはそんな資金も無い。
しかし、狭心症の発作に襲われ、自分の命もそれほど長く持たないと考え始めた彼は、ついにボンネビルに旅立つことを決心する。

「ボンヌビルじゃなくて”ボンネビル”だろ!」
「アクセルじゃなくてアクスル。車軸のことだ」
「300km/hを超えたのがスゲーんじゃなくてだな、200マイルを超えたからスゲーんだよ!」
と、イチイチ気になる部分はあるものの、うん、いい映画だと思う。
(チッ、モリワキ、ちゃんと監修しろよ)
…だけどねえ…
 僕はちょっと物足らなかった。
彼の人生は、僕の足先と地続きに続いているものだからだ。
狭心症の発作を起こしてなおバイクに乗りたいと願い、その上、人生最後の機会にとボンネビルに旅立つ決心をするマンロー。
狭い操縦席に入れないと、自分の足に巻いた遮熱布をはずし、そんなことしたら火傷する、と止める友人たちに「足ならスペアがある!」と叫ぶマンロー。
それは俺のことだよね?
この映画は「何かを始めなくてはと考えている人」にはとても大切な映画だ。
しかし、「何かを始めようとは全く思わない人」と「すでに何かを始めている人」には物足りない。「5分が一生に勝る」「夢を追わない人間は野菜と同じだ」彼の言葉は僕の胸に響いたけれど、それは僕の中で繰り返されている言葉だからだ。
マンローの生きた世界は僕と地続きだ。
ハヤブサ ターボは、彼が走ったソルトレイクで250マイルで走った。時速400kmだ。
ストリームライナーのような競技専用車両と違い、小改造での公認記録として「世界最速の市販バイク」と呼ばれることになった。
時速400kmで走った男は大阪の BabyFace佐藤さんの友人だ。
で、このバイクをチューンしたNLRと僕は何度かメールでやりとりをしている。
実に親切な…オヒトヨシな人だ。
多分、マンローを助けたヤンキーたちも、きっとこんなオヒトヨシ連中なんだろう。
アメリカのビジネスマンは実にイヤなやつらが多いそうだが、田舎の連中は実際のところオヒトヨシばかりだ。
極東からアメリカまでターボキットを探してるとBBSに出入りするような僕みたいなのは珍しいらしい。ハヤブサBBSでは日本人は僕しか見当たらなかったからね。
マンローが受けた親切や、ソルトレイクの風は、僕もほんの少し味わっている。彼らのオヒトヨシな親切はアメリカ人の美点だ。
(NLRのセバスチャンはスウェーデン移民の子だけどねww)
奥さんに映画の感想を聞くと
「うーん… 守るものが無いってイイナーって」
 と肺腑を抉る的確な感想をいただきましたよ。
 翻訳: → 夢を追うのはいいけど、まずはやることやってからナ。
ウホ♪
さすが奥さん。ホントによくわかってるわねえ、イ ケ ズ 。
まあなあ。
昨日も合気道の練習行って、手首傷めちゃったからなあ、俺。腫れてるし。
「そんなん、アンタ、向いてないんだからやめたら?」
って、奥さん心配して言うんですよ。それわかってて
「いやそりゃオメー、向いてるとか向いてないとか才能あるとか無いとか体力あるとか無いとか、40も過ぎて始めた合気道にそんなもん関係ないのよ。 才能なんか何一つ無くたってやるんだよ。手首モゲても首がモゲてもやらんよりやった方がいいんだ」
って言ってましたからね。
あんまりいい気になって好きなことやらせとくと本気でやらかしちゃいますからね、きっと。
奥さんとしては懸命な判断ですよ、ハニー。
今回の映画評、僕にとっては辛目になってしまいました。
僕はマンローにとてもシンパシーを感じているけれど、マンローの行動は、僕らにとってなじみのものだ。
「足なら代えがある!」と叫ぶマンローに、僕らは「ああ、じゃしょうがない」と真顔で返すんだ。
だから、僕はマンローが、マシンに何を行ったのかをもっとよく知りたかった。
彼が鋳造したピストンだとか、削り出したシリンダー、当然最新式のキャブに換えてあるはずで、どんな調整をしたのか。空気取り入れ口はラムエアシステムがついてるみたいだが、燃調はどうやってとったのか。その苦労や工夫を知りたかった。
その積み重ねが「スピードの神に捧げる」供物であり労働であったはずだ。僕らはそれを見るだけでマンローに感動することができるだろう。
ええ、ノンケの人にはわからん話でスマン。
が、特にオッサンたちは見るが良いよ。もうそろそろ人生の折り返し地点だと思えるお年頃のオッサンにはオススメ。
オマイラそろそろ何か始めないと何にも無いまま人生が終わっちまうぜ、ってお話。
来いよ。
コッチ側にさ。

久しぶりに「ハヤブサ ターボ」でググってみた

  • 投稿者: nomad
  • 2006年10月30日 12:37 AM
  • Bike

「ハヤブサ ターボ」で世界一のヒット率を誇るはずであった我がblogですが、安閑としている間に遥かに下位になっておりましたよ。
教えて!グーグル先生「ハヤブサ ターボ」
確かに、ハヤブサにはここ1年乗っておりません。磐田のSBSに置きっ放しでごんす。
それというのもみんなビンボが悪いんじゃあ
とか言いながらクルマ買ったりしてな。
んで、クルマ買い換えたのでまた遠のいたりしてな。
などという貧相な言い訳やら、こう、煮え切らない事情やらが渦巻くわけでしてこれも政治の貧困、みんな社会が悪いんだうええええええ
で、その憎い社会に復讐するために、現在「ハヤブサ ターボ」世界一(2006年10月30日現在:グーグル先生調べ)を誇る価格.comへちょっと行ってきましたがな。
そんくらいのことでいい気になってもらってちゃいかん。
ここはバシッと。
……

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クレーン

僕は「移動式小型クレーン免許」と「玉がけ免許」を持っている。
玉がけというのはクレーンに物を吊る時などにワイヤーで固定する技術のことで、クレーン免許を取る時に一緒に取るものだ。
しがないIT(イット)営業マンの僕がなんでそんな免許を持っているかといえばそれもこれも皆バイクのためだ。
僕は当時、GSX-R750に乗っていた。そう、例の「新幹線に敗れた失意の」GSX-Rだ。
僕のテリトリーは三ケ日の農業道路だった。……

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ハヤブサ ターボの値段

  • 投稿者: nomad
  • 2006年7月18日 2:01 AM
  • Bike | 技術

真さんからご質問がありましたので、お答えしたいと思います。
今までのエントリと重複する点はあるかもしれませんが、月日もたちまして多少の状況の変化もあることですしね。
僕のハヤブサ ターボの値段はバイク代コミで300万円です。
この値段はあんまりみなさんの参考にはならないでしょう。僕自身、内訳がはっきりわかりませんので。
ただ、費用としては「こんなもんじゃないの」とは思っています。多少の高い安いはあるかもしれませんが、ハヤブサにターボをつけようと思ったら、だいたいこのくらいはかかるんじゃないでしょうかね。
……

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ターボバイクの作り方:今の仕様

  • 投稿者: nomad
  • 2006年6月11日 11:45 PM
  • Bike | 技術

前回のエントリターボバイクの作り方(承前)の写真を見てからコレ見ちゃうとがっかりしちゃうよね。
s2-100_0126.jpg
どんなに奇麗にエキパイを作っても、結局は隠れちゃうんだから。
…しかしまあ、サビも出てきたなあ。熱のかかるところだし、塩水もかかったし…
エキパイを等長で作っても、はっきりわかるほど影響あるんですかね?

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ターボバイクの作り方(承前)

  • 投稿者: nomad
  • 2006年4月12日 1:17 AM
  • Bike | 技術

CX500turbo
まずはこの写真を見て欲しい。
これはssさんのトコに入庫していたホンダCX500Turboのタービンまわりの写真だ。
このCX500Turboは社外タービン交換のためにssさんのとこに入庫したものだ。
社外タービンだから当然外形もフランジ形状も違うため、排気管の取り回しは総取替えになっている。
写真をクリックすると拡大されるので、ぜひとも拡大してハァハァ言ってほしい。
…してみた?
ハァハァした?
チンコいこった?
こぉゆうのを外人さんに見せたら「オーマイガー!!プリチーベイベエ!!グレイトフルゲイシャガールユーハー??ムーフー!!」って言ってその場でいろんな汁出しまくりだよ。
エキパイの曲げを見てくれよ。
フランジの面とスパッと直角になった切断面を見てくれよ。ツライチの接合面を見てくれよ。
溶接のビードを見てくれよ。
オメェ、コレ見てチンコいこらんかったり – じゅん – とこなかったら、今すぐ帰ってくれ。
このblogはそぉゆう人の来るところではありません。
あ、このくらいは普通だよーエロじゃないにょうー 的マニヤの方はどうぞそのまま、そのまま。ご遠慮なくしていただいて。
でな。
こういうのを見ると、イチから組みたくなるじゃありませんか。なるでしょ? それが人情と言うものだ……

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春になれば

  • 投稿者: nomad
  • 2006年3月5日 11:26 PM
  • Bike

しがまっこも融けて
ライダーも走り始めるわけですわ。
先日、しらいシャチョーんトコに出入りしてるssさんがごく近所の方だとわかりましてな。あやしいしらいさんトコに出入りするような人ならばさぞかし怪しいに違いないと思っていたら、いや、実際怪しい人でしたわ。
「システムサイエンス」なる自動車屋さんでした。
ちょうど車の車検が迫ってまして、今までディーラーに任せていたのですが、どうもディーラーの仕事が信用できないことが多くて、どうせなら同じニヨイのするssさんトコへ出そうと、行ってきましたよ。
……

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バイクの未来

  • 投稿者: nomad
  • 2006年1月6日 1:28 AM
  • Bike

昨日のエントリにて

ZZR1400。 これ買ってターボつけたい。

と書きましたが、スマン早まった。
本日確認したところではZZR1400はZX12Rのエンジンのスープアップだという。ボア・ストロークを拡大したものだと。
あああ…
残念。
ZX12Rのエンジンはクランクケースがハヤブサほど丈夫ではないのだ。
ターボつけても300psが限界だっていう。
ハヤブサの638hp(瞬間最大風速で10秒で爆発するが)のエンジンと比べると、ちょっと。
なので、ZZR1400に鞍替えすることは多分ない。。
もし新型ハヤブサが出ても、当分はこのまま自分のハヤブサ ターボを乗り続けると思う。いじるにしても、やりたいことは沢山あるんで、飽くことはなさそうだ。
えー。「やりたいこと」の前に、お金はありませんが。 ないです。 ええ…
(でもツナギは買う… 買うつもり… ねえ奥さん、ツナギないと危ないもんね、必要だよね。買っていいよね?)
ほんでまあ、話は変わるが。
こないだジュベットへ革ツナギの相談に行った時に話したんだけど、最近はバイクのアフターパーツも売れないんだってね。
バイクそのものが斜陽産業だから(スクーターはよくわからん)ね。風呂屋の跡継ぎと一緒だからね。
当然、その周辺産業なんかダメに決まってるわけで。 …ジュベットも貧乏なんだがどうしてもバイク関連でメシ食いたいっていう奴らなんで、なんとか贔屓にしてやりたいトコ。
で、マフラーもすっかり売れないんだと。
そりゃもう、最初からついてるマフラーの性能がモノスゲいいもん。スーパースポーツなんて、ヘタにいじると間違いなく性能下がるからね。GSX-R1000なんて、そりゃもうそのまんま耐久レース出れるからね。
そういうマフラーを交換させるにはノーマルマフラー以上のルックスと性能を出さないといけない。
そうすっと、開発費も加工費も材料費もかかるわけよ。
フルチタンエキゾーストマフラーが25万とか30万とか、当たり前のように雑誌に載ってるからね。
そんくらい出さないと、「替えたーッ!!」って言えるマフラーにならない。ノーマルの方がステキ、ってことになる。いやGSX-R1000のノーマルマフラーなんか凝ってるよう。アレに代わる社外品なんて、そうは無いんじゃないの。
そうなりゃ、まあ、高いしね。替えようとはなかなか思わない。
そりゃま売れませんわな。
作る側も高い開発費使ってるから安くできない。悪循環。
そうなるとねえ、そろそろ視点を変えたほうがいいんじゃないですかね。
今から機能パーツで差別化を図るとするなら、インジェクションをいじるしかないんじゃないの。
クルマだって、昔はキャブしかいじらない、っていうクルマ屋が多かったけど、今の時代、そんなこと言ってられないでしょ。キャブいじるのはオールドカーマニアしかいないでしょ。(それはそれで僕は大好きだが)
チューンナップを商売にするならインジェクションは避けて通れないよ。
数年前にはドン付きするとか、チョイ開けの時の過渡特性のフィーリングが悪いとかいろいろ言われたけどさあ。
そういうのを直すためにインジェクションをいじるものでしょう。
それを嫌ってキャブにした業者がいたけどさあ。キャブに戻したら退化じゃん。
現代のスーパースポーツは全部インジェクションだし、今後、排気ガス規制が強化される一方なんだから、間違いなくインジェクションになっていくのよ。50ccまでね。
今。
今からやっとかないと、レースの世界でだって取り残されちゃうよ。
第一、キャブならわかるけどインジェクションはわからん、とか言うけどね。
全然違うね。
インジェクションはちゃんとデータがRAMに残るもん。
ジェットを交換しなくてもマップをいじれば、分解しなくてもセッティングの変更ができる。
キャブよりもずっとやりやすいよ。
バイク屋は、明日にでもHaltechやMOTECを買いに走るべきだと思うよ。
生き残るために。

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