春になれば

しがまっこも融けて
ライダーも走り始めるわけですわ。
先日、しらいシャチョーんトコに出入りしてるssさんがごく近所の方だとわかりましてな。あやしいしらいさんトコに出入りするような人ならばさぞかし怪しいに違いないと思っていたら、いや、実際怪しい人でしたわ。
「システムサイエンス」なる自動車屋さんでした。
ちょうど車の車検が迫ってまして、今までディーラーに任せていたのですが、どうもディーラーの仕事が信用できないことが多くて、どうせなら同じニヨイのするssさんトコへ出そうと、行ってきましたよ。
……


すまんな、せっかく写真撮ったのに、デジカメ、車検に出したクルマの中に忘れてきたワイ。
なので記憶を頼りにあること無いこと書き散らすわけですが。
でねえ、ssさん、軽自動車でレースしてるというわけですよ。
その写真見せてもらったのですが、どこかで見覚えが…
雑誌「オールドタイマー」に確か2回ほど載ってますね。カプチーノにFRPの外装乗っけてマーコスみたいにしてるヤツ。
うぉおおお、アンタ、あの、あの人かい、と。
過給機つきクラスで優勝したのを機会に、今度はNAで挑戦だすて。順番が逆なような気もしますが、ヘンタイさんなので、それは仕方ないです。なんつってもssさんですから。
660DOHC4気筒でNAチャンピヨ~ンを目指すそうですよう。 スズキのエンジンはバイクのエンジンと一緒だから回せば回るんだけど、本気で回すとヘッドが歪むぅ、という話を聞いたことがあります。
センシティブなピーキーなエンジンになりそうですが、そこがまた軽のいいところなんだよなあ。
キーン!って高周波を唸らせながらまたがんばって欲しいですよ。
んで、CX500 Turboのタービン交換したのを見せてもらいましたよ。
なんでもターボマニアっていうかコレクターの方のものらしく、「他にもあるからコレをいじってくれ」的注文だったとか。
俺のような貧乏人からすればストイックっちゅうかハングリーっちゅうか、そこらへんが足らんような気がしますが俺のソレが過剰なのかもしれません。のでまあ、そういうことなんでしょう。
ともかく。
よくできてます。
フランジからウェストゲートバルブといわゆるフロントパイプとの接続やらの溶接がえらいこと奇麗にできてます。
いやはやまったくニッポン人は世界一マジメな国民ですよ。
多分ssさんは日本で一番マジメな国民ですよ。
いいですか。僕のハヤブサ ターボについてるインタークーラーは、フロントタイヤとのクリアランスを取るためにサンダーでヴぁりヴぁり削ってあります。
ほんで、そのアナの空いたトコにパテをテンコ盛りしてあります。
言いたいところがここ一つならそうも言いませんよ。しかしですな、一事が万事、そういう調子で作ってあります。
それがMC-Xpressクオリティ。
いや、ワールドワイドクオリティ。
世界じゃあそぉゆうもんなんですて。
しかしな、このキット、ヤツラに言わせると日本向けに特別上等に作ってるって言うんですよ。
ssさんも、以前、ターボキットを海外から取り寄せたときに「パーツだけにしときゃ良かった」って後悔したって言ってました。
しかしそれでも「ちゃんと走るキットにしてデータも出てて文句あるならテメエで作ってみろ」って言われるんですよ。ポンニチのオメーラ、能書きコイてもできやしねえじゃないかって。
しかしねー。
ssさんが作ったエキパイの取り回しのこのデキのよさを見ちゃうと、今度機会があったらssさんトコで作ってみたいな、と思っちゃいますねえ。
もしなんならキット作ってアメリカに売りに行きませんか? >ssさん。
…無理か… ハヤブサ ターボのキット価格がUSAじゃ50万から80万だもんなあ。
サブコン5万、エキパイ+マフラー15万、タービン20万、追加インジェクター4万、フューエルポンプ2万、レギュレータ2万、サージタンク+パイピング5万、ハーネス+取り付け金物3万。これで56万か。インタークーラーつければもう10万はかかるだろう。JEのターボピストンが5万か。
もちろんこれに開発費が乗るわけで、シャシダイで400psは出てもらわないとアメちゃんの気をひいてもらえないからそれなりにがんばらんとイカン。セッティングで30万、取り付け加工30万、パワー測定にタイヤとオイルと奢って5万ってところかなあ。これ、多分、大甘な見積もりなんだろうな。作業者の利益がないもんな。あっちこっちを押したり引いたりしてなんとかやっとこさっとこ、ってところだろう。
とりあえず150万は原資が無いとUSAにモノ売りにも行けそうに無いわけだ。
ところがアメリカじゃあ100万出すとターボレーシングエンジンが買えるんだよなあ。
もちろん、デキは段違いなんだけどさあ。ポンニチ的風雅な商品をアメちゃんはステキだー!と言ってくれるかどうかなんだよな。
ところで、俺のバイクはあまりに乗らなかったせいでタービンが錆びたらしくww
O/Hが必要ってことになった。
ほんで、O/Hが終わったら、なんでも竜洋のテストコースを走らせるらしいにょう。
詳しくはココへ↓
SBS磐田

3 thoughts on “春になれば

  1. 酔狂な客にカスタマイズ頼まれた時に計測してキットって名前つけてるだけなんだよ。たぶん開発費はその酔狂な客が負担してる。
    三菱重工の潜水技術が国の負担で支えられてるみたいなもん。
    潜水艦でもしんかいシリーズでも同型2隻目はすごい利益らしいよ。

  2. ご自慢の隼ターボ、拗ねてしまったんですね(^^; タービンの修理ってそれなりにお金が掛かりそうですね。
    あ、今さらですが茶帯、おめでとうございます~。

  3. > kumakuma1967さん
    俺に「潜水艦乗りは臭い」とイメージを植え付けたあのサイト。
    男の職場なんだとよぉーくわかってますが。
    とりあえず俺に潜水艦建造の予算をクレ!
    > 佐藤@スケーター さん
    あんまりかかるくらいならいっそタービンとっかえてもっと馬力を!

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