こころの貧富

なんか、ぬる風呂からばっかりトラックバックしてるけど、ネタ元として気になる記事が多いんでカンベン。
ここだけの話、実は僕も時々セックスってしてるんだけど

ヒルトン姉のSEXスキャンダル以降
マイケル・ジャクソンの逮捕は、実はヒルトン一族がスキャンダルを隠すためだったために仕組んだのでは? なんて穿った見方をしてしまうほどの苛烈なスキャンダル。それは姉妹の姉・パリスのSEXビデオがネットに流出したという事件です


ヒルトン姉妹って、ヒルトンホテルの創業者の家族みたい。
とっても大金持ちなんだってさ。
まあ「素人投稿サイト」に載ってるような、モロ画像が流出したらしい。
…なんちゅうか、彼女にとって人生の事故なんだろうね。
ただ、僕はこうした事故をスキャンダルと言ってしまうのは少し可哀想な気がする。セックスなんてありふれたことだよ。彼女もやったんだろうし、僕だって時々はする。
それよりも、こうしたありふれたことを、彼女のような上流階級の女の子がプライベートビデオを撮っていたという趣味や、元の恋人のビデオを売ってしまうような低俗なパートナーとつきあっていたということに貧しさを感じる。
アン王女とかデヴィ夫人を見ていて思うんだけど、上流階級だからって満たされてるわけじゃないんだね。人に認められたい、有名になりたいという欲は無くならない。それが貧しいってことなんだろうけど、いくらお金をかけてもいくら有名になっても心は満たされない。永久に続く追いかけっこ。
お金がある分、始末が悪いかもね。僕たち貧乏人は「お金さえあれば」と幻想を持てるけど、彼女たちはお金があってもどうにもならないことを知ってしまう。
どんなに上流階級でもどんなにお金持ちでも心の貧しい人としか付き合えないと知ってしまう。
いや、知らないから、気づかないからこそ彼女たちの心は満たされぬままなんだろうけど。
彼女たちくらいになればいくらでも心の修行をする時間はあるだろうし先達と会って教えを乞うこともできるだろうけれど、彼女たちにはそういうことが分からないし、多分彼女たち自身が自分の飢えに気づかないままなんだろうね。
一度も飢えたことがないもんだから「“満たされない”って何?」って、気づかないんだろうなあ。
もったいない。ずっと空回りしたままの人生なのかな。

2 thoughts on “こころの貧富

  1. いらっしゃいませ、FROEVARさま。
    僕は人権というものはもともと差があるものだと思っています。貧富の差=権力の差、というよりも意識の差ではなかろうかと思います。
    いや…人権なんてホントはもともと無いもんなんですよ。僕らには与えられているのは限られた命しかないんです。それをどう使うか、どう使われるかは自分で選んでいくしかないんじゃないでしょうか。もちろんいろんな障害はあるとして、それを乗り越えたり、あるいは力及ばず蹂躙されたりするんでしょう。
    僕らはまず、人権なんか無いのだから、なんとかしないとヤラレちゃうんだ、と肝に銘じて生きていかなくちゃいけないんだと思います。

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