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2005年12月9日のアーカイブ
汗
僕は外食では極力辛いものを食べないようにしている。
なに、別に辛いものが嫌いなわけでもないし、苦手なわけでもない。宗教上の理由でもない。キムチもカツカレーも好きだ。大好きだ。
ただ単に汗っかきなのだ。
以前から辛いものを食べると汗をよくかいた。最近はそれがずいぶん激しくなってきたみたいだ。
以前は汗をかきかき、ギョーザを食べたりしたものだが、今では甘口オコチャマカレーでさえ汗だくだ。
自宅で辛い料理を食べるときはタオルが手放せない。最初のうちは汗を拭き拭き食べているのだが、しまいにはターバンみたいに頭に巻きつけて食べるはめになる。
もちろん食べ終わったらそのまま風呂に直行だ。
そういうわけで外食で辛いものを食べるときには風呂がついていないとダメなのである。
もし僕が異性と食事をする機会があったとして、食事と一緒に部屋がとってあったとしても、それは単に僕が身だしなみを気にするからというだけなので、何の下心もない話なので遠慮しないでいただきたい。
汗をかきながら、いつも僕は浜松にいる自分の父親を思い出してしまう。
僕の父親もこんなふうに大汗をかきながらコショウたっぷりの辛いヤキソバを食べるのだ。
父親を思い出すたび、僕は心穏やかでいられない。オヤジはもうすっかりトシをとってヨボヨボしはじめたのだけれど、いまだに僕の中には葛藤がある。憎いとかそんな感情は無いけれど、大人になるまでの父親との対峙の記憶は僕の心の中に古びながらも大きく横たわっている。
口が悪くて癇癪持ちで歯並びが悪くて小心者で汗っかきの僕は、そういう父親とのつながりを思うと何かがうずく。
まだ許しきれない自分の心の狭さだとか。奥底にある父親への憧れや愛だとか。
そういう葛藤がわだつみの底からぽかりとあぶくみたいに浮かぶ。
僕の子供たちは僕のことをどんなふうに思っているんだろう。
僕は良い父親ではないし、自分の血がつながっていくことにも興味が無い。
それでもY染色体と家族の文化は否応なくつながっていく。
今日も用心してちっとも辛くなんかない硬ヤキソバを頼んだのに、結局汗をかきながら食べることになった。
昨日は和風ハンバーグで汗をかいた。
ショックだったのは、先日、弁当の中に入っていたウメボシを食べて汗をかいたことだ。
どんどん過敏になってきてるみたいだ。
思い出した。
去年、家族で焼肉を食べに行ったら、店に入って席待ちをしてる間に汗をかきだしたんだっけ。
あ。
そうこうしているうちに、辛いものの話をしてたら、うっすらと頬に汗が
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