MT4.2にバージョンアップ…でけへんがな!

思わずニセ関西弁を口走るほどの。
皆さんいかがお過ごしですか。
「nomadはハヤブーを浜名湖に落として失意のあまりblogを消して旅に出た」とかそういう幻聴が聞こえてきた。
まあ幻聴じゃないんだけどな。
今日、会社のモト同僚から携帯に電話があって
「nomadさん!なんかバイクを浜名湖に落としたとか聞いたんですけどーーー!」
とか言いやがんの。
「僕聞いてませんよーーー!」とか言うもんだから
「バカタレ、身近だから言いたくないっちゅーことだろうーが。それだけ俺の乙女心は繊細なガラス細工なんだよ!はかなく壊れやすいゆえに美しくきらめくんだ!」と説教してやった。
電話してきた同僚も、まあ筋金入りのバカで、バイク話を始めると酒も飲まずに語り始めてうっかりしてると終電逃がすほど何時間でも話がもつ相手なんだが、毎日顔をあわせてただけに
「あの ・ あれだけ吹聴しまくっていた ・ ハヤブサ ・ ターボを ・ 浜名湖に ・ 落としました」
なんて言えるかよ。ずっと黙ってたよコノヤロー
第一このTという同僚は頭いいくせにバイクやクルマの話になるとてんでバカで、以前道を歩いてたら止まってるクルマを指差して「nomadさん見てくださいよこのダサさ。何が悲しくて選んでこんなクルマに乗るんですかねえ!」って心底あきれた顔して大声で横にいた俺に言うんだ。
オイ、運転手乗ってるよ!
だからお前にゃ黙ってたんだよ!
失意の旅に出てたわけでも世を儚んだ訳でもないよ! MobableTypeをバージョンアップしようとしてたんだよ!
むしろ明るい未来に向けてこの俺の快進撃の記録を世に問うてガッハガッハと笑ったり笑われたりするためにblogの整備をしようってことなんだよ!
ところがさー
サッパリうまくいかんのよ。
MT4.2に上げるのは比較的簡単だった。
一部、テンプレートに不具合があって、ポップアップ画面からコメントを書こうとするとエラーが出ちゃう。
まあ、ポップアップ画面のテンプレートをちょこちょこっとコピーすりゃいいだろ、と気軽に考えてた。
ついでに少しレイアウトもいじろうかな、とかね。
したら、まあ、ちょっといじり始めたらまあレスポンスの悪いこと。
こういうのって、修正したらblogの再構築をして後ろで動いてるデータベースに反映させる必要があるのね。
それがまあ動かん。再構築中にエラーが出て。
だんだんイライラしてきて「もうこうなりゃイチからMT4.2を入れて、コンテンツとレイアウトをインポートすんど」 …って始めたら悪循環。
FTPもタイムアウトになっちゃうらしく… そもそもFTPのタイムアウトなんてありえんのだが、HOST側で強制的に切っちゃってるのかなあ。共有サーバだからコネクションを持ちきりになると負荷がかかって他のユーザに影響をあたえるから、とかなんとか。
まあ結局FTPのファイル転送も何度もやり直すハメになって。
なんか、俺、変なことやってるのかなあ、他に軽やかにやってるヒトはいないのかなあ、ってググってみたら俺が使ってるレンタルサーバ「ロリポップ重い」ってのが世間じゃ常識みたいじゃん。
もうね。
まあ確かに安いよ。月々300円もしてないんだから。
でもまあ、それならもうちょっと払っても快適な方にするよー
というわけで、近々引っ越します。
安いとは言え、ついこないだ契約更新しちゃったのがなんか気に入らないけど。
とりあえず「チカッパ!」というレンタルサーバが同一グループでもう少しグレードが高いんで、そっちに移転することを考えてます。
まずはお試し期間があるので、そこでblogを構築しておいて、後でDNSを切り替える、と。
それでもダメだったらXserverっていうレンタルサーバにするつもり。こっちも月々1000円だから、小遣いのお値段だわね。
切り替えるときに1,2日、つながらないこともあるかもしれんけど。まあ、そういうことでカンベンな
カンベンされようがされまいが関係ないとかそういうことは言わない気持ちの問題じゃん
読んでくれてる方は今までどおりのURLでおkだからさ
なので、まだまだ遥かに続くこの男道をゆくnomad先生の次回作にご期待ください
【次号予告】
落ちたハヤブサにかかった呪いとは!? nomadは生き残ることができるのか!?
次号、「クレーン」最終回。

Little New World

【ちょっと新しい世界】改題
僕のもっているネットワークの世界観ていうのを、どうやらきちんと説明しておいた方がいいみたい。
僕の中では「こうに決まってるじゃん」っていうものが出来上がっていて、それを前提に話すので、mixiだとかでコメントをやりとりしてると、その落差にお互いが驚くことがあるんで。
前回のエントリで書いたみたいに、近いうちにデータ通信のネットワークは全部ひとつになってしまう。これは数年のうちに。デジタル放送とNGNが始まり、携帯電話と固定電話の垣根が無くなる2010~11年がターニングポイント。
この年に向けていろいろな法整備が進んでいるんで、官僚とかはきっと明確なイメージを持ってるんじゃないかな。僕が持っている世界観がそのイメージ通りなのかはわからないけども。
デジタル放送が始まると、地方局の収益構造はまるで変わってしまう。アンテナ設備とデジタル放送向け機材・技術者のイニシャルコストが圧迫して赤字転落。
赤字の中で地域向けの放送なんて制作できない。
二次売りできるようなコンテンツを作る必要があって、てことは東京向けの作品しか作れないってこと。
ところがそういうコンテンツは東京でちゃんと作ってるわけ。ローカルな制作会社がローカルで作る意味なんかなくなっちゃって、東京資本の下請け化してしまう。地方にあっても東京制作の地域分散化にしか過ぎなくなるわけだ。
別に視聴者はそういうのは気にしない。キー局配信の番組があれば満足、っていうアンケート結果が出てるんだって。(伝聞につきソース不明)
下請け化すれば制作会社のスキルも専門性も失われる。
ローカル局のローカル番組は資本的にも技術的にもニーズ的にも作れなくなる。
僕はローカルニュースも維持できるか心配してる。
すると困るのがローカルスポンサーなわけよ。
たとえば天気予報にヤンマーやクボタが提供するのは、天気予報ってのはまさしく地域性の高いコンテンツだからなのよ。
「クボタ電動茶摘バリカン」なんて、東京で宣伝してもしょうがないでしょ。静岡とか鹿児島でやるもんです。地域のレストランとか銘菓とか、ローカルだから宣伝する意味がある。
ローカルコンテンツにローカルスポンサーがつくから相乗効果があるのに、それが失われる。
しかも、デジタル放送になるとチャンネルが増えるって言われてるよね。何十というチャンネルが視聴可能になる。浜松の実家でケーブルTVを契約してるけど、30チャンネルくらいあんのかな。子供向け専門番組からお色気番組、ギャンブル番組、音楽番組…何千とある<全国向けの均質化した番組>のどれにローカルスポンサーは提供したいと思う?
放送されるコンテンツ数が多くなればなるほど、一つの番組が占める視聴率は落ちるんだよ。
……

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ネットワークエンジニアリング終了のお知らせ

グループ会社に異動しようとジタバタしているこの何ヶ月間で、なんだかえらい勢いで世の中の情勢が変わってきてるみたいな気がしますよ。
NTTがNGNとか最初に言ってた時は「また回線太くしますって話の何がおもしろいんだ」程度にしか思っていなかったんですけども、どうやら通信インフラ全体が変わってきちゃう様子です。
ITmedia エンタープライズ:“いいとこどり”の次世代ネットワークNGNとは?
NGN : ITpro
なんか、こういうのを眺めててもちっともピンと来なかったのですけど、自分の会社がえらい勢いで店じまいを始めているのを見てると、いよいよひとごとじゃなくなって来ましたわ。
NGN構想って、要は
・データと名の付くものは全部NTTの光ファイバー上で通信させましょう。
・回線上のプロトコルは音声だろうがデータだろうが全部TCP/IPにします。
・通信制御は全部NTTで面倒見ます。
ってことですよ。
今まではセキュリティだとか経路情報だとか、ルータでいろいろ組み合わせて設計し、構築して各地を通信させてたわけですよ。
東京の本社と大阪と名古屋と結ぶ、大阪にデータセンタがあるのでデータベースは大阪に見に行くがインターネットに出るには東京にプロキシをおいてそこから通信させる。大阪-名古屋間は直接通信させずに東京を経由する。
みたいな。
そうすると僕らはルータを各拠点におき、本社にプロキシとL3SWとFWを置き、データセンタにもL3SWを置き、それぞれセグメントを切って本社-大阪間の専用線は太くして、バックアップ回線はISDNで。みたいなことをしてたわけ。回線を選ぶにもNTTだと東西の障壁があるから安い地域網は選べない、とかそんなことも考えないといけなかった。将来的な拡張性も考えて機材や回線を選んでおかないと、その時になって全部やり直しってことにもなりかねない。
それが一挙に簡単になっちゃう。あらかじめどんな構成にするかをNTTに申込み、工事の日はNTTのケーブルの先の終端装置にLAN配線を接続すればOK。値段は安いしセキュリティは確保できるし地域障壁なんてない。
僕らネットワーク屋の出番なんて極薄ですよ。ルータもL3スイッチもセキュリティサービスも網が持ってるんで、ソリューションのしようが無いわけで。
情報処理技術試験「ネットワーク」なんてのもいずれ無駄な資格になりますよ。鉛工技術者みたいなもんでね。
それだけじゃない。
これ、携帯電話も固定電話も取り込んでしまいます。同じネットワークの上で使う端末がPCでもPDAでもソフトフォンでも携帯電話でも使える。東京で使ってた環境を出張先の名古屋で使えるわけ。うっかりするとID/PWで宿泊先のホテルでも使える。転勤しても連絡先は変わらない。
そりゃもうパーソナルな環境がユビキタスに使えるわけよ。
なんか、すまんな。堅い話で。
でも俺にとっては大変な話なわけ。
今まで、俺の会社は「回線を売ってルータをブラ下げる」のを商売にしてた。それに付加価値をつけてた。セキュリティだのセグメントだの接続性だの。でも、その回線もルータももう売れないの。
売るのはその先。お客さんがどんな業務をしたいかってことなの。
つまり今のままじゃ俺の会社は商売にならなくなっちまうの。
だからえらい勢いで店じまいをし始めてるわけ。
俺はもともと回線なんか眼中に無くて、お客さんが何をしたいのかを掘り起こして商売にしてた。だから逆にお客さんがしっかりしてないと商売にならなかった。お客さん自身が問題意識を持っていて、どんな仕事をしたいのか、どんな理想を持っているのかを明文化しないと、どんなシステムが必要でいくらかかるのかを提案できないからね。
コストがかかっても見返りがちゃんとある、っていう提案をするからお互いの商売が成り立つわけでね。
まあ、だから個人的には今まで通りの考え方で行けばいいんだろうが。
でも会社のほうはそうはいかない。回線を売ってた人ばっかりだったんだから。お客さんが「レスポンスが遅い」って言ったら何も考えずに回線の速度を上げるのを商売にしてたんだから。
会社としては、提案能力のある営業マンを育てることよりも事業を縮小することを選んだわけ。人材育成ってコストも時間もかかるからね。モチベーションの問題とか資質の問題とかあるし、優秀な人は外部に流出してしまうこともある。
まあ、リスクを取りたくないんだろう。
で、結果として俺のいる場所は無くなる。
そりゃま、割り当てられた仕事を淡々とこなしていけばいいんだろうけどね。
そういうのもつまらん話だし。
俺のいる会社は、グループも多いし回線も扱ってるから簡単には倒産したりはしないだろうが、その分だけ居心地が悪くなる。
会社がつぶれなくても働いてるこっちの方がつぶれちまう。
だから、今のうちに違う会社でさらにスキルを磨いたほうがいいだろうと思うんだよね。
なんで、もし俺と同じような立場の人がいたら、そろそろ先行きを考えといた方が良いと思うよ。ネットワークで商売するのなんかもうオシマイなんだからさ。
もっとレイヤの高いアプリケーション層とかの仕事がこれからの主業務だよ。
NGNはTVも吸収してしまうからね。
いずれ地上波デジタル放送なんてことになるとテレビ局の収益構造が様変わりしてしまって地方局で番組作成なんてやる余力なんてなくなっちまうの。
「水曜どうでしょう」とか「探偵ナイトスクープ」とかも作れなくなっちまうのよ。
いや、今人気のあるコンテンツは生き残るだろうけど、これからは無理。
映像コンテンツも音楽コンテンツもネットが大きな位置を占めるようになる。
特にお金のかけられないコンテンツはネットに流れる。深夜帯の番組から始まっていずれはゴールデンタイム以外のコンテンツはネットに行くんじゃないの。
今、PCなんて新品でも3万円で買えるんだよ。携帯電話なんか1円だ。すでに小説やポップスが携帯の世界に力を移しつつある。
CDの売り上げだけで歌手が食ってるわけじゃなくて携帯のダウンロードやレンタルショップ、カラオケからの売り上げが部分をしめているように、コンテンツ産業の産業構造自体が変わってしまうんだよ。
今、ニコニコ動画やYoutubeがめちゃくちゃ面白いもんね。
正直、俺はTVなんていらない。
一日中ニコニコかyoutube見て2ちゃんしてりゃそれでいいじゃん、って人もいるだろ。
いや、その方がTVなんかよりも面白いと思うよ、実際。
今からやるなら、コンテンツをネットに持ってくる仕事っていうのが、見込みがありそうなんだよなあ。
過渡期だから、需要がすごくすごくありそうなんだよね。
だれかやとってくれないかなあ。

MovableType4.0へ一瞬バージョンアップしました

日曜日に、1日がかりでMT4.0へバージョンアップしました。
割と簡単に自動バージョンアップが走って、うまいこと行ったように思ったのですが…
blog全体を新バージョンに再構築させるとエラーが出て止まっちゃうんですよ。
エラーメッセージを読むと、どうやらテンプレートに記載している関数のあて先が無いとかなんとか。
あちこちぐぐってみると「SCodeのプラグインを抜いてテンプレートを書き直した」とか書いてる人がいましてな。
おおそういや入れたぞ。便利に使ってる。SPAMよけに、コメント時、ランダムな数字を入力させるプラグインですがな。あれ入れたときもけっこう時間かけたっけな。
俺、メンドイんで、そういうのメモ取ってないんすよ。
どこにどんなプラグイン入れて、どこのテンプレートのどこの行を修正したか、まるっきり覚えてないん。
「そんなもん、イチからぐぐれば判っぺよー」とその時は思った。
でも、またイチからぐぐるのはメンドイのな。後でメンドイと思うか今メンドイと思うかの違いではあるが、俺はただ今現在メンドイと思ってるので過去の俺に腹が立つわけだ。この俺になんてメンドイことさせんのかと。
しかしまあ、夏休みの宿題をメンドイメンドイと後回しにしてしまいには夏休みの宿題がやりきれなくて、最終的に「先生が忘れるまで待つ」という作戦に出た俺からすると、その過去の俺に腹を立てても仕方ないわけだ。わかっててやったことじゃないかと。まあそのくらいでカンベンしてやれと。奴もアレはアレでそう悪い奴じゃないし、なかなか可愛いところもあるんだと。
俺もさすがに立派なもんで、大人の風格というか貫禄というか、無駄に怒るようなことはしない。こう、ホトケの心っつーの? 寛大な「和の精神」で赦すことにしたわけよ。「今度だけだぞ」と。
まあこれに懲りて、きっと奴も成長してくれると思う。
で、どうしたかっつーと。プラグインを入れ替えてみた。MTのバージョンアップに伴って対応するプラグインにしなくちゃなんめえ、と思って。
変わらないー
こりゃ誰かが書いてるみたいにプラグインを全部消さないとまずいのかな…
イチからSCodeプラグインの導入方法を調べて、そこの記述を全部削除しないとまずいのか…
しかし、SCodeもいくつかバージョンがあるみたいだし、どのバージョンのものが自分のblogに入ってるのか、どうやって調べるか…
さんざんぐぐってみると「MT4.0はSCodeをサポートしている」ってことがわかった。
SixApart-技術提供ブログ:CAPTCHA 認証機能も簡単設定可能に
なんだよそれー
SCodeプラグイン、とっかえひっかえやってみたのって、結局ただの勘違いの失敗ってことかよー
しかもMT4がサポートしてるヤツ、俺が嫌いなゴミまじりCAPCHAじゃんよー
結局、一度バージョンアップしたMT4.0は全部削除し、バックアップしていたMT3.34に総入れ替えをしたのだったよ。
もうちょっといろいろサポートが増えて、もう少し動作が軽くなってからバージョンアップしようかな。
もうMT4.01 Beta 2が出てきてるらしいから、もうちょっと様子見。
なわけで、俺の日曜日を返せよ!過去の俺!

林信吾 世界一になりました

もうエントリを重ねるつもりは今のところ無い、と書きましたが、先ごろの素晴らしいエントリにおいて、私が世界一になりましたのでここに自賛をこめて皆様にお知らせいたします。
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Web魚拓
まさしくYahoo!でググッた結果でございます。
じっくりご覧いただければ判る通り、私が林信吾の世界的なオーソリティーです。
林信吾本人などお呼びもつかぬほど私は林信吾世界一である。
今後、林信吾については私に一言相談していただきたい。
林信吾の印税や自慢の原稿料など私を通していただきたい。わかるね。
あるいは林信吾の自慢の黒帯は2段分くらいは私の実力である。
もし林信吾本人がどこかのblogにコメントしたいと思ったら、まずは私に一報するように。無断だった場合は一切の有効が無いとみなして良い。もっとももともと有効性は極薄なのであるが。
さて、このように、林信吾は我々(主に俺)に大変有効なものを残した。
……

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林信吾の壮絶なる最後の瞬間

これから書くことは、右翼思想・左翼思想だとか軍事の話は全く関係ない。
リテラシーの話だ。
僕はちょっと左っぽい平和主義者なので、戦争は大嫌いだ。死ぬのは怖いからな。
加藤幸弘さんという極左の人とも友達なくらいなので、僕の左は間違いがない。
戦争がおきては大変だし、徴兵制なんてなったらエライことだから、時々軍事に関する情報に目を通している。
「週刊オブイェクト」というblogは、読みやすいし、間違いや偏向も少ないようなので時々覗いている。
(間違いがあっても、確認のうえきちんと訂正をいれているので、かなり信用できるんじゃないかと思っている)
このblogでは、他のサイトや書籍で間違った記述をしているようなことがあると、資料に基づいた内容の確認と、その訂正を行っている。僕のような左っぽい平和主義者は軍事のことにはからきしなので、うっかり変なものを読んで間違った知識で思い込みをしてしまわないためにも、たいへんありがたい。
つい最近も「反戦軍事学」という本を批判的に紹介していた。
僕にとっては紹介している本がデタラメだろうが、買わなければ良いだけなので、正直、この本自体には興味がない。それよりも、資料に基づいて解説をすすめていくやり方は偏向的な情報に惑わされないための教育読本となるので、書評が進むのを期待していた。
ところが、この批判に、著者本人が突撃してきたのである。
…いや、そこ、驚いてもいかんし笑ってもいかんよ。ホントのことなんだから。
まあ、せっかく本人が来たので、「アンタの書いてることは、ここがこんなふうに間違ってると思うがどうよ?」という流れになりますわな。
そうしたら「オマエラみたいな雑魚のネトウヨに説明する必要なんかねえよ」みたいな罵詈雑言。
…いや、そこ、驚いてもいかんし笑ってもいかんよ。ホントのことなんだから。
挙句の果てに、ジサクジエン


 JSFさん、気をつけてくださいね。
 あなたの味方が、援護射撃のつもりでやったことかもしれません。でも、反対に、林の側の人間が、なにかたくらんだのかもしれません。
 みんなの林祭りを見届けてから、また本当の本人が出てきて、バーカ、と言うかもしれません。
 でも、私の予測では、もう来ないと思います。

Posted by 関係者ですよ2 at 2007年03月18日 12:24

…いや、そこ、驚いてもいかんし笑ってもいかんよ。ホントのことなんだから。
結果的に、IPからその所業がバレ、盛大に祭りが発生した。

朝日新書「反戦軍事学」を読む~林信吾さん本人確認&自作自演暴露編~ : 週刊オブイェクト
以上、「関係者ですよ。」「関係者ですよ2」名義の書き込みのIPアドレスは[6●.●4.3●.8●](一部数値を伏せて置きます)であり、これまでの「林信吾」名義の書き込みのIPアドレスと全く同一でした。このIPアドレスでの投稿は「関係者ですよ。」「関係者ですよ2」及び、今までの「林信吾」名義の書き込みの全てであり、それ以外の使用はありませんでした。

さらには駄目押し


それなら、乗りかかった船で、もう少し盛り上げてやろうか、ってんで、「突然のヘタレから自爆」というシナリオを、自作自演。
皆さん、ハマったでしょ?

JSFよ、この理論が理解できるかね?

だから、「著者自身の言葉で(本の内容が)否定された」「著者に質問がある」などとは、全部独り相撲に過ぎなかった、ってこと。だって俺、著者じゃないから
今日はお彼岸。
ネットだけが世界だと思っている亡者の皆さん、どうか成仏して下さい。
合掌。
Posted by 林信吾 at 2007年03月21日 08:30

…いや、そこ、驚いてもいかんし笑ってもいかんよ。ホントのことなんだから。
僕はなんだかだんだん退屈になってきてしまった。
「俺はニセモノだし全部釣りでした」という予想範囲内の反応。
芸もリテラシーも世知もない。
こんなバカじゃあどこを押してもバカの汁しか出てきやしない。
これから先だって何一つ予想外の行動なんて起こせるわけがない。
これから「自称:林信吾」は間違いなく本物の林信吾だということを証明していくことになるんだろう。それは「週刊オブイェクト」のブログマスターのJSF氏がやらなくても、ネット中の愛好家が外堀を埋めていくことになる。
そしてネットを経由して林信吾の評判はどんどん落ちていく。今現在でさえ、Amazonの書評はてきめんに落ちている。
ネットの話題が飽和してネット外に出て行くのは、「電車男」とか「今週妻が浮気します」とかの例からするとだいたい半年くらいか。
たった今は、確かに林信吾には大した影響は無いだろう。発売してしばらくたってからの悪評は、全体の販売量にはそれほど大きなものにはなりえないだろうから。
しかし、今後、「林信吾」という名前は、常に失笑をもって語られることになる。
どんな本を出しても「今回はどんなバカなでたらめを書いているんだろう」という目で見られることになる。もちろんネット書評では悪評が増えていく。
悪評が増えても、最初は売り上げに大きな影響は無いかもしれない。
しかし、軍事に関する依頼は減っていくだろう。
志茂田景樹のように作品の質が落ちても、その他の活動で生活できていけばいいけれど、林信吾=信用できない人物という評判はそうそう消せるものではない。
作品の質が低い上に人物の質が低いとみなされては、他の著作を出しても、他の活動を始めても胡乱な目で見られることになる。
これはもう決まったことだ。
この道はまっすぐ続いている。
予定調和だ。 退屈な予定調和。 まるで林信吾の釣り宣言みたいに。
結局、ネットが社会の延長だということに気づかない人なのだ。
こんなこと、もう何年も何十年も前から繰り返し言われてきたことだ。
そういうことが未だにわからぬ者がいるということに、僕は絶望を感じる。
学習能力の無い者は家畜と一緒だ。 家畜が語る社会主義など何一つ信じるに足らない。
社会主義が成り立つのは、人間が教育によって理性でもって科学的、論理的に振舞うことだからだ。

そろそろ新しい仕事先を

こないだのコメントでもちょっと書きましたけど、そろそろ今の仕事場も、頃合じゃないかと思ってんですよね。
僕の仕事はIT(イット)業界の営業なんですけどね。
もとはと言えば、高卒でドカタ仕事で会社に入ってしばらく過ごしたんですけど、あんまり仕事ができないので子会社に左遷されて、見よう見まねでうっかりパソコンいじったのが命取り、あれよあれよと言う間に営業職ですわ。
好きで営業やってるわけじゃないんですが、多少は喋ることができたせいでSEの方には行けませんでした。自分では規則正しく何かを組み立てる仕事というのは好きなんですけどね。まあ、当時、モノを売れる人を少しでも多く確保したいという会社の方針があったんで、仕方の無いことかもしれませんけども。
営業職が性に合ってるかどうかはともかく、まあ、それなりに仕事はしてきた方だとは思いますよ。
同僚に恵まれたのもあって、ソリューション、っつーんですか。お客さんのニーズを聞いて、イチからシステムを組んで提供するって仕事をいくつか手がけました。
控えめに言っても、「成果としてカウントされる評価を得た」って感じですかね。
それがですね。
ここんとこ、会社の雲行きが怪しいんですよ。
母体が大きいせいか、何度も再編してるんですけど、今年の再編でモノスゲ雰囲気が変わっちゃった。
ソリューションなんてひとつもできやしねえ。案件をとってきてもバックヤードがない。仕事を請ける部隊が無い。
「モノ売って来い」「インフラ売って来い」ってコレですよ。
しかも他人様の縄張り荒らす案件なんてもっての外だと。
おいおいおい、東京くんだりまで是非にと乞われて来たはずですよ。
東京に来てヨソ様の縄張りもヘッタクレもありゃしませんよ。東京で取った仕事は全部縄張り外の仕事ですよ。そうやってかき集めて来いってえお達しだったじゃないですか。
それじゃあヤメて帰って来い、ってならまだわかる。
そういう決断もなしに、アレじゃダメだコレじゃダメだとケチつけるだけ。「どんな仕事なら請けるのか。どんなミッションを課すのか」というと返事は返ってこない。
いいかげんクサってしまうんですけどね。
最近、さらに腹立たしい出来事が。
仕事柄、常日頃、セキュリティだとかリテラシーだとかっつーもんには気にしてる方なんですけど、今年の再編で、そうしたセキュリティやリテラシーに関する体制がぐだぐだになってしまった。
再編前からこうしたことには口を酸っぱくして指摘していたんですけど、責任範囲の連携が取れてない。
運用側は「ポリシーや制度についてはわかりません」って言うし管理側は「技術についてはわかりません」ってヘッチャラで言う。
先週、ネットワーク管理が出したメールの書き方があまりに酷いので、管理のMLに「一般的なマナーはこうですよ」と注意喚起のメールを投げたんですよ。機種依存文字は書くなとか、半角カナは書くなとか、htmlメールは出すなとか、ごくごく一般的なマナーを優しい言葉で書いて、参考になるURLもつけて。
そしたら「お前は何様だ」と言わんばかりの問い合わせが何通も来たんですよ。
一件は電話をかけてきて「こんなことは会社を通してやってくれ」と怒り勾配でえらい剣幕ですわ。
なんちゅーかね。
失望しましたわ。
ああ、この会社は情報共有とか、情報提供とか、ブレーンストーミングとか、そういう文化はないのだなあ、と。多分、メーリングリストというシステムの意味さえも知らない。
ひょっとすると僕はきれい好き過ぎるのかもしれないですね。
情報共有があり、フィードバックがあり、PDCAがある仕事、理屈に合う仕事が好きなんですね。
仕事のフチの、耳がぴしっと揃ったのが好きなんですね。あるいは耳をそろえる仕事が好きなんですね。
会社から与えられたルーチンワーク以外の仕事や情報は一切受け付けない人たちがいることが許せないのかもしれません。
いや、しかし。
それでもねえ。
そろそろこんな硬直した会社には居づらいんですよねえ。
僕はnomadですのでねえ。
どっかいい職はないですか。

PC壊れたその経過

今思い返すと、故障したPCは、終了時、ゴミ箱を空にする操作をした際、HDDからガラガラガラッと異音がしたような気がします。その時システムの一部も持って行ってしまったんですかねえ。
故障したPCはHDDのOS部が飛んだようです。
使っていないHDDが手元にあったので、そちらにシステムを再インストールし、システムを立ち上げ、故障したHDDからデータを回収しておきました。データは生きていましたので最低限のものは回収できました。
新しいPCは今週日曜日に手元に届いたのですが、人には言えない恥ずかしい失敗があり、稼動開始したのが昨日でした。
そちらのPCに旧データを移行し、今は新しいPCを使っていますが、回収しきれなかったデータがいくつか。ブックマークと辞書登録した単語は無くなりました。
辞書に関してはdicファイルを丸ごとコピーすればいいのかな? まあ、そのうちやってみますが。
RAID5を組んだり日ごろDVDやファイルサーバでバックアップを取っている方はまあいいと思いますが、シロウトさんはさすがにそこまでやらないですよね。実際、僕もそれほど気にかけていませんでした。
イザとなったらイチから設定するくらいはできる。…つもり…なんですが…それでもイチからじゃメンドいことは確かで。
今回の経験で、このくらいはバックアップしておいた方がいいんじゃないかと思うようなデータを書いておきます。
皆さんも是非バックアップを。
以下、使い方によって違うとは思いますが、重要と思える順に。
1) 自分のPCのIPアドレス、ルータの設定、ID,PW、ADSL/光回線のID,PW、プロバイダのID,PW、メールのID,PW、無線LANの設定、ID,PW、
2) メール (重要なメールとアドレス帳はテキストファイルでエクスポートしておく)
3) いろんなサイトのIDとPW (テキストファイルにまとめておく)
4) 個人データ (CD-R、DVDで焼いておく;メンドかったらせめてUSBメモリに入れておく)
5) ブックマーク (htmlでエクスポートしておく)
6) 辞書登録単語 (テキストファイルやCSVファイルでエクスポートしておく)
 この他、何かありますかね。僕はクッキーも回収しましたけども。 まあ、気休めかもしれませんが。
また、あると便利な道具を下記に。
1) 空のHDD (大容量でなくともOSが入れば良い)
2) HDDの接続ケーブル
3) USBメモリ
4) OSのシステムディスクCD (最近はHDDプリインストールが多いようですが、用意してあると便利です。パソコン店ではFDドライブに添付する形でWindowsXPを1.3万くらいで売ってました)
5) 使い慣れているエディタ、メーラー、ブラウザ、officeツール、アンチウィルスやファイヤーウォールなどセキュリティツール、プリンタなど周辺機器のデバイスドライバ…の圧縮ファイル
皆さんも「こんなのあったらいいんじゃない?」ってのがあったらご指摘ください。

松永さんについて

オウムの信者だったという松永さんについていろんな論評が出ているようだ。
僕自身は彼の今までの言動について詳しくないし、直截的に僕の利害に関係したことではないので、深入りはしないつもりだ。
ただ、昔、オウムの信者にほんのわずにか関わった経験があって全くの他人事とは思えないところもあり、また、僕がこれから書こうとしている視点から松永さんについて論評しているのを見ていないので(僕がきちんとフォローしていないだけかもしれない)これから書くことが、もしかして松永さんと彼を取り巻く状況を理解するための補助線となれたらと思っている次第。
結論から先に書いてしまうけれど、松永さんを「元信者≒修行者」と考えるのは変だと思う。
確かに、松永さんは今までオウム信者として登録していたのだろうけれど、修行者だったことはないんじゃないだろうか。
「修行経験者」ではあるかもしれないが、僕の目からは修行者とは言えない。
修行をした、という報告と、修行者的な行動とは別のことだ。
……

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このサイトは大人向けです

Plummet教主のサイトが、キッズgooにオトナ認定されたとの由。

世界の中心で左右をヲチするノケモノ2006年3月18日(土)
■[日記]近頃話題のキッズgoo
[キッズgooはじかれサイト同盟~ボクらは有害なんかなんじゃない!ただオトナなだけなんだ!]
[社会不適合サイトリング – LunarEclipse]
こういう方向性で、ですが( ´∀`)
んでもって、この日記も案の定w フィルタリングを食らっております。別にあんなサイト使わねばならんほどの子供に向けてるつもりはないが、背伸びした小学校高学年とか中学生くらいなら読まれても困らん、というくらいの認識ではいる。

まことにお気の毒なことです。
少年少女の皆の側に立って見ても、この有益なサイトを見ることができず、社会を勉強する機会を失ってしまうのは残念なことだと思います。
おじさんは思います。
少年少女の皆も、学校と家しか世界を見てないわけじゃなくって、学校の行き帰りだとか、休みの日に街に遊びに行ったりとか、テレビや新聞とか、神社の境内に落ちてて雨に濡れてページがはっついちゃった雑誌とかで、世の中には良いことも良くないこともたくさんあるってことは知ってると思います。
風邪をひかないように乾布摩擦 (※1) をしたり、薄着をしたりするように、あるいは予防注射をするように、ほんの少し、体に悪いこと(これを負荷といいます)をして、油断しないように準備することは大切なことです。
海が危ないことを知らない子は、海で溺れてしまうでしょう。
あやしいおじさんについていったら、誘拐されてしまうかもしれません。
海が危ないことを知るには、海で遊んでみなくちゃいけません。時々うっかりずぶ濡れになって、びっくりすることだってあるでしょう。
変なおじさんがいることを知るには、大人たちの噂を聞かなくちゃいけません。変なおじさんがどんな恐ろしいことをするか聞いたら、皆はきっと怖がるでしょう。
だからこそ、大人がしっかりしなくちゃいけません。
……

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