毎週なんかいじってる

チンコを。

とかそういうオゲレツなことをまず言っておきたい。たしなみである。

で、先日オイルキャッチタンクをつけて走ってみたのだが、イマイチこう、パワーが無い。「うひぇええ尻が滑ったあわぁ手ェがボゲる゛う゛ぅ」というかんじがない。

たしかにウェイストゲートバルブの解放圧は低めに設定してあって、ドッカンターボではない。けども。
以前はもう少しガツンとくるパワーがあったはず。

ちょっと開け気味に回してみても過給圧が0.2いくかどうかくらいしか上がらない。

ウーン。。。

以前、全然パワー出ない時があって、とりあえずガソリンタンク上げてみたらバキュームホースが劣化して裂けてた時があった。あの時ほどじゃないけど、修理した時は切り縮めしただけだったからな…
交換せずに対症療法だけだったのがそもそも不安の種を抱えることになっている。
原因がそこだろうが何だろうが、この機会に替えてしまおう。

バキュームホースでググると、高いものから安いものまである。
中華製はハナから信用できない。どんな立派な能書きのホースであれ、長く持っても2年で裂けるに決まってる。
国産のシリコン製にするか、純正採用のゴムにするか…
「シリコン製でも有名メーカーのものなら大丈夫ですよ」とのご意見ももらったのだが有名メーカーのシリコン製ならそこそこのお値段がするわけで。HKSだとメーターあたり2000円ですよ。
さんざん悩んだ末に、結局トヨタ純正のバキュームホースにした。95cmで820円なんだもん。
クルマと違ってホースに色つけたからって別にありがたみとか無いしね。
モノタロウで注文したのが届いたので早速ガソリンタンクを上げてみる。

この始末ですよ。

早速交換したわけで。

結局ホースの劣化なんだけど、完全に抜けてたわけじゃなくて、ヒビ割れのところからちょっとづつ抜けたから「イマイチ」だったんだろうね。

ついでに、オイルミストがかかったりして汚れて傷んだスクリーンを交換し、固定ピンが飛んじゃって外れてガタガタいってたインナーカウルもクリップで固定した。

スクリーンは中華製で送料込み2000円なんてモノだから「傷だらけでギタギタじゃないのかな、『死ね日本鬼子』とか書かれてるのかな、ウンコ同梱されてたりするんじゃないのかな、そもそも届くのかな」と戦々恐々としてたけど、ちゃんと届いた。

けどもまあ、精度にしたらお察しの通りで、この程度。
レースみたいにスクリーンにベタ伏せして前を見るようなシチュエーションはまず無いので、まあヨシとする。2000円だから仕方ない。ベタ伏せが必要ならちゃんとした歪みが無いのに買い替えます。。。
プラスチッククリップも精度甘くて、ピンが穴に入らなかったり、ピンを押し込んでも十分ツメが広がらなかったりするのがある。マトモなのを使えばいいんだけども、やっぱり値段なりだわねえ。
中華製のものを買う時には重要部品は買っちゃダメだってよくわかるわねえ。中にはひょっとすると良いのもあるのかもしれんけど、全体として信頼できないので。

フロントカウルのエアインテークについてたメッシュのカバーもグラついていたのでプラリペアとホットボンドでガッチリ固定した。
色々固定したのであったよ。

で、さて。
試走してみた。

高速も混んでてガバ開けはできないけども、合間を見てちょっとアクセルあけたら過給圧0.4くらいはかかる。(ただし、雰囲気重視のなんちゃってブースト計なので目安w)
一度BMW340?とちょっと絡んだんだけど80kmくらいから追い抜こうとしたらズォーってホイールスピンしてバイクが横向きそうになったwww

峠にも行ってみた。浜松から豊根町までの往復180km。
半日走って「抜かれることはなかった」程度のマアマアのペース。

ブーストがかかるほどじゃないけど、正圧になる程度には開けましたが。ドン付きはないしね。
振動は少なくなった。エンブレが全然効かない。クラッチが軽くなって疲れなくなった。
これって、クランクケース内の内圧が下がったせいだろうね。もともとの配管をいじったわけじゃないけど、どうしてなんだろう?
バキューム(インマニの負圧)って関係あるのかな? 無さそうに思うんだけど。

総合的に言えば。

最高に調子いいwwwww

気になっていたところを手をかけてやると、どんどん調子が良くなって、どんどん乗りやすくなるのが面白い。
事あるごとに乗ってる。チョイ乗りでも楽しいw
ちょっと洗ったり、ミラー磨いたりするだけでも楽しい。
来週はなにをしようか。

オイルキャッチタンクをつけた

前のエントリにも書いた通り、そう言えばオイルキャッチタンクはほったらかしでしたぬ。ほんでエントリに上げてからオイルキャッチタンクなんてそんな何万もするもんじゃないし、ボチボチなんかやらんとなるめえな、とおっとり刀でググったわけですよ。

したらまあ…

お安いですのう。おやすいですのう。

中国製だって丸わかりの「いやオメエいくらなんでもその値段はないわ」てな商品がいっぱい出てまいります。

「こおゆう値段設定で俺らデフレになったんじゃねえの?安い買い物をするということはつまり俺らの技術が買いたたかれて結局給料も下がる一方なんじゃねえの?」という強いいきどおりを感じましてですね。

しかし生活の前にいきどおりはむなしい。開いた財布の中身で勝負するしかないアテクシとしては唯々諾々と中国経済の手先となってポチりましたよ。なんもかんもビンボが悪いんや。これが日本社会の歪みの構図ですよみなさん!消費税増税反対! リフレ経済に転換せよ!

Sporacingrts 汎用 アルミ製 2ポートオイルキャッチタンク 1イン1アウト コンパクト バッフル付き 150ml シルバー

アマゾンでポチって次の日着いた。やること速ェよ中国人。日本経済がアレするわけだわ。

ほんでもま、そのままじゃ付きゃしませんですけどな。アマゾンの評価に「開けてみたら中が汚れてる」「途轍もない悪臭がする」「ネジが甘くてオイルがにじむ」なんて書かれてますし。

驚いたことにネジ部に巻くシールテープが同梱されてましてな。中国人、一応評価を気にして改善する気があるみたいじゃないですか。臭いかっつーたら、それほどでもないしね。
もっとも同梱されてたシールテープは使いませんけども。ホームセンターで50円でシールテープ売ってますからの。そういう所は信頼できるもの使わんと。
ところが、開けてみたら案の定、中のセパレータが埃だらけ。全部バラして灯油で洗って、パーツクリーナー噴いてウェスで拭いて再組立て。構造は簡単なんで10分もかからんかったけども。

でもナァ、中国人。せっかくこれだけのモノ作れるんだからさ、こういう部品管理とかちゃんとやっといた方が歩留まりがいいで。作業効率上がるで。

と思ったんだが、ここでハッと思いましたがな。これな、こういう洗浄とか加工とか自分でちゃんとやらんといかんよ、そういう商品なんだよっていう注意喚起にはなってるわのうと。「安いから」ってテキトーに買ってつかんかったって文句タレんなよ、自分で判断せえよ、オウンユアリスクじゃよ、という。

ま、考えすぎですけどな。

でまあ、なんとかかんとか付けたのがココ。
パッと見、簡単に付けてるように見えるでしょうけど、ステー作ってセンサー逃がしたり、ホース類を若干移動したりしましたからね。
オイルキャッチタンクにステー追加して、フレームに耐熱マジックテープで止めています。ホースがあるのでもしマジックテープが取れても転ぶことは無い… はず…
それでもタンク閉める時にガソリンポンプの出っ張りがブリーザーパイプに当たって、一瞬やり直しかと思いましたからね。結局閉じる時に軽く当たるだけで、タンクを閉じ切れば当たらなくなるのでヨシとしましたが。
本当はエンジンの後ろじゃ十分冷えないんでここでいいかどうかはわからん。できれば外に出したいけど、コケた時にモゲたりしそうだし、まあ今まで直にエアクリーナーに繋いでたこと思えば… とかブツブツ言いながら暫定的に。
ここでダメならリヤカウルの中に穴開けてってことになりそうだけど、そうすっと耐油ホースがけっこうお高いのよ。うっかりするとタンクより高くなるwww 仕方ないっちや仕方ない、ブリーザーホースにテトロンなんかの透明なの使うとすぐカッチカチになっちゃうからね。

取り付け終わって、ちょっくら走ってきましたけども。

劇的になにかが良くなるかっつーと、そういうもんじゃない。けども、ま、 マフラーから白煙吹くとか 、特に問題となる挙動はしなさそうでした。

今回のは精神衛生上、気がかりだったところを直してみた、ってとこらですかねえ。

ターボ 機器の構成

僕のブーコちゃん、ターボやらなんやらがどんなふうについてるかっていうのに興味あります?

「どこだろうが付けられるトコにつけて、付からんかったら切った貼ったすりゃええやんけ」という考え抜かれた合理性の高い計画に基づいて俺のブーコちゃんは作られておりますので、あんまり世の人々の参考にはならないかもしれない。
ほんでも、内圧コントロールバルブやフューエルレギュレータ、強化燃料ポンプの取り付けとか、イメージしにくいかもしれないので、整理してみることにしましたよ。

まずはMCXpress社製キットの写真をご覧いただきたいですが…

キット付属品

この写真にある「燃圧レギュレータ」「燃料ポンプ」「サブコン」「空気圧センサー」「インジェクター」「オイルライン」は交換しました。その他ウェイストゲートアクチュエータとサイレンサーも。  …主要部品以外は全部交換ってことですわの。

キットを仮組

洗車するついでに写真を撮ってみました。 おおよそこんな感じについてるわけですよ。

サブコンの「トラスト eマネージ」はリヤカウル内につけています。自動車用なので振動対策にスポンジでグルグル巻きにしています。吸気圧とスロットル開度をセンサーで拾って追加インジェクターを作動させています。点火時期と燃調の過渡特性はノーマルのECUをWoolichRacingのフラッシュソフトで書き替えています。
残念ながら、サブコンでは燃料の書き換えのできる幅が10%くらいしかないのと点火時期の遅角ができません。サブコンだけでターボを管理させるのはあまりおすすめできません。
フルコンがベストだと思いますが、お金がかかりすぎるので、フラッシュ+サブコンという手もありますよ。

車体左にはブローオフバルブとエアクリーナーが見えます。
ブローオフバルブはインタークーラーにパイプを溶接して取り付けています。
ただしこのブローオフバルブがプッチュンゆうたことを聞いたことが無い。
ブーストがかかっている状態から急激なアクセルオフっていうのをほとんどしてないので、そぉゆう機会がないのかもしれん。がー。ただの飾り…という可能性も無くはない。
その下の黒い楕円形のものがタービンに直付けされているエアクリーナーです。 その中心からパイプが出ていますが、ここから負圧をとって内圧コントロールバルブを動作させ、クランクケース内の圧力上昇を抑えています。

ガソリンタンクを開けると、エアクリーナーの代わりにサージタンクが入っています。ラムエアシステムは当然使いませんが、サージタンクやシリンダーヘッド上方に熱気が溜まらないように、エアインテークは開けたままです。
アメリカの隼ターボで「ターボついてるからインテーク埋めたったwww」て車体がありましたけど、ただでさえマヌk…もとい、勇ましさが十分とは言い難い隼のデザインが、ますますマヌケに見えるので僕は好きじゃないです。

サージタンクはキットのものを改造しています。
色々と思ったような具合にならなくて調整してる中で、高回転まで回すとどうしても燃料が足らなくなり、なんでやろなんでやろと悩んだのですが、結局は追加インジェクターの故障でした。
動作しないのではなく、過給圧が高くなってきたときに十分な量を噴射することができなくなっていました。内部のバネのヘタリだったようです。インジェクターを新品に交換すればよいのですが、「今後の管理もあるんで手に入りやすくて素性の確かなのに交換すんべえ」ということで手近にあったスカイラインのものにしました。
が。
このスカイラインのインジェクター、信号線のコネクタ部がサージタンクに入らへん!!仕方なくサージタンクの方を切って収めたって言うwwww
もとのキットのはこんな感じ。
追加インジェクターは4本同時噴射です。
160ps以上の馬力を発生している時点で、ノーマルのインジェクタはフルに駆動していて、そっちはインジェクタ全開のはずです。
そこから上の過渡特性について、、、、、そこを云々しても仕方ないんじゃないのかなあ。もしなんなら、デカいインジェクターを1本つければそれで用は足りるわけですが、そんなにデカいインジェクターは高い(1000cc/min以上欲しい)っていうのと、混合気の偏りがどうなん?てあたりが気になるところです。
もちろん 4本ついてると勇ましい という効果も大いにあります!

さて、サージタンクの後ろ、ガソリンタンクの下はこうなっています。
燃料ポンプはガソリンタンクの中にキッチリおさまっています。ああ、キットのバカみたいな燃料ポンプ捨てて良かったw
SARD製の強化燃料ポンプ、大した値段じゃないし、ノーマルのポンプに取り換えるだけでいいんで楽ですよ。
ポンプの下のクランクケースからブリーザーパイプが出ています。このパイプにKTM製の内圧コントロールバルブを取り付けています。
本当はオイルキャッチタンクをつけて、クランクケース内のオイルを落としてから吸った方がいいんですが「効果があるか試しにつけてみよう」ってやってみただけだったので、手を抜いてあります←
こうかはばつぐんでしたぞ!!!!

クランクケースのブリーザーパイプ取り出し口の前方に燃圧レギュレータを取り付けています。メーターがついているのは小人さんがメンテするときに…ではなく、燃圧がきてるかどうか動作チェックをするときに測定器を接続しなくても簡単にわかるので。

内圧コントロールバルブはブリーザーパイプの途中でかませているだけです。
IN/OUTの向きさえ合わせればいいだけですので、素人の工作でも取り付け可能ですよ。オイルキャッチタンクだって別に高くないし、ちょろっとやればいいんだからそのうち付けよう、って思い続けて3年くらいたってますわー

オマケ。

せっかくターボつけたのに、タービンちっちゃいし奥まっててターボなのかなんなのかわからへん! もっとこれ見よがしにしたいじゃん!! せめてエアクリーナー派手なのつけたらどうよ!って思ってヤフォークで買ったK&Nのパチものクリーナー。ご覧のようにバカでかくで、とてもじゃないが付くどころの騒ぎじゃないww
取り付けを相談したショップに「こんなもん付けたら風圧であっちゅう間にモゲますよ」とたしなめられましたが。はい。おっしゃる通りです。悪いことはできませんね…でも!でも!もうちょっと小さめのなら!!(こりてない

最後。「ススは気になりませんね…」なんて言ってましたがウソでした。すいません。スス、しっかり出ますねwwww
チェーンオイルと一緒になって汚れたので気が付かなかったのですが(注意不足)、ホイールきれいに洗ってから走るとススだらけです。アクセルを開けすぎても閉じすぎてもススは出るっぽいですね。チンタラ走った後は、以前とは比べ物にならないとはいえ、多少はグズつきますので。。。
そこらへんも今後の課題ですねえ。低速で薄めにしてもモタつかず、回せばパワーが出るって具合になるといいですねえ。


隼ターボの仕様

左側面
左後方
右側面
前方

この正月、アンダーカウルをシコシコ缶スプレーで塗って、ついでにカッティングシートでリヤカウルにゼッケンプレート風のを貼ったのであります。

なんでアンダーカウルを塗ったかと申しますと、走ってると跳ね石で傷がつくじゃないですか。
それだけじゃなくて、ギャップでアンダーカウルを削っちゃったり、ちょっと色味が気に入らなくて、ですね。
これはそろそろ塗り替え時期だなあとバイクを倉庫から出したところで

立ちゴケしましてな。

アンダーカウルがガッサガサに傷になってしまったので両手をグルグル振り回してエーンエーンと泣きながらホームセンターに駆けこんで、コケた原因の段差を埋めるコンクリと缶スプレーをしこたま買ったというわけです。

どうせアンダーカウルですからな。
ちょこっと走れば跳ね石で傷だらけになるわけです。
遠目の薄目でマアマアの出来になればいいんじゃん、くらいのつもりで取り掛かったら、ヤレ垂れたのヤレはじいたのヤレ塗ってる途中で落っことしたのヤレ出来上がったと思ってクリアをコンパウンドで磨いたら地がでたので、何回塗り直したかわからん。最低4回は塗り直した。なんだかんだで多分7回くらい塗ったんじゃなかろうか。
で。
素晴らしい出来で仕上がったかと言えば。
お察し。
お察しアレ。
遠目の薄目でマアマア。素人細工が丸わかり。まあ一生懸命やったんじゃないですか?(鼻ホジ)くらいの。

そんでもまあ、自分でオモチャをいじるから楽しいわけで。「完成した」とはとても言えんものの「完了した」くらいでお茶を濁して。
ついでに前々からやろうと思ってたゼッケンプレート風のカッティングシートを貼ったわけです。
マア、コレだって4回やり直したwwww
最初に作った型紙とは似ても似つかん型紙を3回作り直して、結局大きめに貼っておいて後から手作業で左右の具合を見ながらカットしたという。

ほんで、これだけ苦労したんだから写真!写真撮ろう!!!
って、今日、写真撮ってきたんですよ。
ええ。逆光だったり、よく見たら電柱がかかってたり、人が写り込んでたりで、これまたナンジャコリャのしか撮れませんでしたけどもね。
「雑誌に載せるんじゃないんだから。マアこれで。マアこれで」って呪文唱えながら編集ソフトで切った張った補正したで、やっとこ見苦しくない程度に直したのがこの写真。

はは。
 は。
苦労した、がんばった、時間かかった、一生懸命やった、て思ってるほど見栄えは変わらんねえ…

さて。肝心のわがブーコちゃんのターボの構成ですけども。
今までの経緯に書いてきたことが多いと思いますが、ブログをサボっている間にもちょこちょこ変えてたりしてますし、まとめてあった方がわかりやすいと思います。
今更ながらあらためて書いてみましょうかねえ。

  • ターボキット
    • MCXpress社製
      • TD04HLタービン
      • 低圧縮用シリンダースペーサー
      • 空冷式インタークーラー
      • サージタンク(インジェクター交換のため改造)
      • エキパイ
    • キットから変更
      • 追加インジェクター×4(故障のためスカイライン用300cc/minに交換)
      • フューエルレギュレータ(燃圧計つき)
      • 燃料ポンプ(SARD製500ps対応)
      • ウェイストゲートアクチュエーター(バネを弱く)
      • マフラー(ヤフオク製チョッカンステンレス)
      • サブコン(トラスト eマネージ)
  • 追加デバイス
    • クランクケース内圧コントロールバルブ(KTM)
    • ECU 書き換えデバイス(WoolichRacing)
    • ブローオフバルブ
  • その他
    • STMスリッパークラッチ(バネ強化特注)
    • クラッチマスター(ベルリンガー)

どれもこれも必要だと思ったので導入したものですが、唯一ブローオフバルブは気持ちの問題wです。
特にクランクケース内圧コントロールバルブは、ターボの場合ブローバイガスの影響が顕著で、クランクケースの内圧が高くなってしまってオイル上がりを起こすことがあります。是非とも導入をお勧めします。

参考になればさいわいです。

ターボバイクの肝。

なぜターボバイクは壊れるのか?

そりゃま、浜名湖に落としたりしたらそら壊れますが。
ほんでも、このBlogを始めて10年? もっとか!
その間に何人かの人から、俺と同じようにハヤブサターボを組んだ---でも壊れちゃったよ、って話とか、ターボ組んだけど、それほどパワー出ない、って話とかいただくわけですよ。

俺もそういう話を聞きながら、マトモに走り始めたら俺のも寿命短いのかな、なんて戦々恐々としてましてね。
アメちゃんなんかは、「全然ヘッチャラ。毎日300kmくらいは普通に出して通勤してるけど2年間問題ない」とか「400psまではエンジン強化しないでもイケるよ」とか気軽に言うんですけどもね。
本気で言ってるのかもしれないし、経験に裏打ちされてるのかもしれないし、
ことによったら

OMG!昨日までは大丈夫だったんだ!」

ってことかもしれん。
今壊れていないのは俺のが「マトモになってなくて修理中」だからではないか、とかね。

でもでもでもですよ、MC-Xpressのキットを組んだバイクは、それなりに走ってるみたいだけども、ブローしたっていう話は聞こえてこない!自分のも調子が出てないって言いながらも、ノッキングの兆候もなかったし!
もしかするとこのキットは当たりかもしれん!

っていやいやいやいや俺の希望的観測wwwデータが少な過ぎるww
落ちつつある旅客機の乗員が「もしかしたら雪山に落ちて助かるかも」くらいのwww

こんなふうに俺の心はあこがれの吹奏楽部の部活の先輩が昼休みに同じクラスの女の子と親しげに話していたのを盗み見てしまった16歳の女子高生(ショートカット生足派)なみに揺れ動くんだよ!!

それでもせめてもの希望のよすがに、ほんじゃあ、MC-Xpressのキットと単車屋とかの他のキットと何が違うかって考えるわけです。
燃料系が強化されてるからじゃないのかなぁとかね。追加インジェクターもついてるし、リッター5kmっていう凶悪な燃費と引き換えに十分に濃い燃料噴いてるからノックも無いんじゃないのかなとか。
ようはガソリンを濃く噴いてるから壊れないんだ、って漠然と考えてたんですよ。

それが、今回沼津のFactory23若林さんのトコでいじっていろいろ問題が判明し、それが解決していく過程でだんだんわかってきましたよ。
いや、わかったっていうより、納得がいった、腹に落ちたっていうのかな。
それまで得ていた知識が、結びついたっていう感じ。

何が危ないか。何をやったからパワーが出たのか。今の状態の何がいけないのか。
どこにリスクがあってそれをどうつぶして、何を諦めるべきか。
見えてきた。ような気がする。

◆なぜパワーが出たのか

まず俺のキットには前述の通り、追加インジェクターがついてます。追加インジェクターはハヤブサのもの純正品らしいので、単純計算で、ノーマル出力の倍。つまり175×2=350ps出せる。。。
一本あたりの容量は276cc@43psi。
「インジェクター 馬力 計算」でググるといくつかインジェクター容量で馬力計算するサイトがあるのでそこで計算してみましょう。
例:http://www.tosotoso.com/two3/PowerJS.html
インジェクター容量(552cc/気筒)だけ見ると380psくらいまでは出せる。かもしれないw

エンジンの馬力というのはどれだけ燃料と空気を突っ込んで、燃焼させるか、に尽きます。
どんだけデカいタービンつけて、どんだけ過給圧上げても、燃やすガソリンを噴けなくちゃ馬力は上がりません。
パワー出すにはインジェクターの容量を上げないとどうにもならないです。
ホンダS2000用のインジェクターを使って容量上げる手法があるみたいで、アメリカのフォーラムでは割とポピュラーな話題になってますね。容量が390cc@43psi なので、これを追加インジェクターに使えば… 450psくらいイケる!!!

※自動車のインジェクターは容量は大きいけどレスポンスや霧化特性がイマイチなので、プライマリーはバイク用のインジェクターを使ったほうがいいんじゃないかな? BLAZEでもそんな話してた。

さらに、そのインジェクターに燃料を送り込むための燃料ポンプが大きくなっています。
GSX-R1000の燃料ポンプは、ツインインジェクターに対応できるよう、初期型ハヤブサよりもポンプ容量が大きくなっています。(NAで200ps出すバイクですからね…)
燃料を供給できなければ、いくらインジェクターががんばったって、カラ打ちするだけで、パワーは出ないわ燃調薄くなってブローするわエライコッチャですよ。

◆なぜ燃調が薄くなったのか

これはもう、パワーが出るようになってポンプの容量が追いつかなくなったんですよ。ポンプでかくしましょう。
でかくしようでかくしよう。

って単純に思ってたんです。
ところが、ポンプをいざ交換しようとすると、フューエルラインの取りまわしが変だって若林さん気が付いた。
GSX-Rの燃料ポンプってインタンク式なんですけど、燃料ポンプと燃料レギュレーターがユニットで一体になってるんですよ。そのレギュレータが生きたままフューエルラインに繋がってる。二重にレギュレータが入っていたんです。
レギュレータが二個入ってることの何が悪いのか。二つ入ってたらお得じゃないか、たいへんにけっこうなことじゃないですか。とはいかないのよね。
ターボ用のレギュレータは、過給圧がかかって、インテークマニホールドの気圧が大気圧以上になった時にも動作します。
ターボ用レギュレータの動作

通常、燃料供給にはポンプからがんがん燃料を送っていて、レギュレータは余った分をガソリンタンクに戻しています。
インマニの圧力が上がるとレギュレータの弁を閉じて、戻すガソリンを減らします。そうして燃圧を高めます。高めるっていうよりも常に一定圧(標準43psi≒3kgらしい)で供給できるようにしているんです。
この【燃圧を高める】ってメッチャ重要で、インマニの圧力が1kg上がるってことは、燃圧が1kg下がるのと同じことだそうですよ奥様。

ところが今回、こんなふうに二重でレギュレータがついていた。
NA_turboreguretor
インジェクター手前にあるNA用レギュレータは大気圧以上のインマニ圧に対応していません。NAの場合、大気圧=エンジン停止状態なので、燃料供給を増やす必要がないからです。(ラム圧かけても大気圧にはならない)

しかもこのレギュレータはインタンク式なのでインジェクター供給後に燃料を戻す経路を持っていません。(リターンレス)
インジェクターが必要な分だけ供給しますよ、という仕組みなので余るような燃料は送られないのであります。
後ろのターボ用レギュレータがどんだけ堰き止めようとも、ハナっから燃料が送られていない、つまりはターボ用レギュレータは機能しないのです。
燃料が足らない分はどうするか。ECUをいじって、インジェクタの動作時間を長くします。
インジェクタを目一杯引っ張っても、そもそもの燃圧が足らない。
そらぁ噴かんだろ。燃圧1kg下がるんだもん。通常3kgのとこが2kgになるんだもん。
過給圧が上がれば上がるほど、燃圧が下がるんだもん。
なるほど燃料足らなくなるわけですわ。

このにっくきNA用レギュレータをポーイとうっちゃって、ターボ用レギュレータにきちんと配管したら。
そらあ燃料ちゃんと供給しますわね。インジェクタも目一杯引っ張ってたわけだから、そらあ濃くなりますわー。
そらあイチからマップも書き直しですわーwwww

◆なぜ壊れないのか

MC-Xpressのキットは、シリンダーにゲタを履かせて燃焼室容積を稼いでいます。マアおやすいことw
ゲタを履かせればシリンダ長も伸びるし強度も下がるでしょう。いいことなんかないです。できればピストンもコンロッドも締結するスタッドボルトも強化品にした方がいいんです。
それでも300psくらいなら全然大丈夫、とは言います。アメちゃん、無茶するから特別頑丈に作りましたってスズキの人言ってましたけどもね。
エンジン頑丈だから壊れない、だから大丈夫なのかっつーとそうでもない。燃調薄いと壊れます。

そして何よりも大事なのが点火時期です。
特にターボは、燃料と空気を無理やり詰め込んでるわけです。そのたっぷりのミクスチャに火をつけようってんだから野蛮なんですよ。
プラグから火花が出て、ミクスチャが着火して、火がシリンダに燃え広がってその圧力でピストンを押し下げていくわけですが、回転数が高くなると火が燃え広がるのが間に合わなくなるので、早めに火をつけようとします。ピストンが上がりきるずっと前に火をつけて、上死点で圧力が最大になるようにするわけですね。
ところがターボは無理やりミクスチャを詰め込んでますから、上死点を狙うと圧力が高くなりすぎてノッキングを起こすんですよ。
ピストンの端っこで勝手に急激に燃えて衝撃波を起こしてエンジン壊れます。ピストンリングふっ飛ばしたりね。ピストンの天辺が剥がれたりね。端っこが溶けたりね。

このノッキングの前兆を感知して、自動的に点火時期を遅らせてくれるノックセンサーっていう便利なセンサもあるんですけど、バイクの場合、回転速度やレスポンスが速すぎて、点火時期を遅らせるのが間に合わないんですって。
点火時期を遅らせる調整範囲もそれほど広くはとれないらしく、せっかく便利なのにあんまり実用にはならないっぽい。残念じゃのう。

ターボエンジンのノッキングは過給圧がかかってる真っ最中に起きますから、ノッキングが出るとあっちうまに壊れます。
クルマでターボいじってる人に言わせると、ターボやるなら点火時期は触れなくちゃ【お話にならない】とか…
本当は点火時期も奥が深いんだそうです。燃調なら完全燃焼の割合が14.5:1ってほぼ決まり。パワーが出る領域はもう少し濃くて12くらい。
それが点火時期の話になると、最適解っていうのが「ノッキングする手前」っていうくくりwwww なによそれ。ノッキング係数みたいのはないのか、と。
⇒無いんですね。
そうすっと、ノッキングさせないように点火時期下げてるのに、これじゃ一度はノッキングをさせないと正しい位置がわからないんじゃないですかね。
ノックセンサーでノックの前兆を拾って、負荷や回転数ごとのノックパターンを出して、それをつなぎ合わせて点火時期のマップを作ってるんですかねえ。
もしそうならちょっと今の俺が持ってるお金とコネクションで対応するには難しいですねえ。

俺のはノーマルECUをハッキングして「経験と勘」で点火時期を遅らせているので、今のところノッキングの兆候はありません。
ノッキングはそれほどパワーが出ていなくてもエンジンをピンポイントで壊すので怖いのです。
てか、ノッキングはパワーの有る無しに関係なくエンジンを壊します。
こちらのblogにお越しいただいたzysuさんのハヤブサターボも、壊れた原因はおそらくはノッキングなんだろうと思います。
「高回転でトットットと引っかかる」っていうのがいかにもな感じですので。。

◆まとめ-300ps目指すなら

  • 目指すパワーに見合った容量のインジェクターを使う。ネットに容量計算できるサイトあり。足りない分はとにかく増やす。
  • レギュレーター超重要。ターボ用レギュレータじゃないと十分な燃料が供給できない。
  • その次に燃料ポンプね。
  • 点火時期を遅らせる手段を確保しろ。ECUハックでも、フルコンでも。サブコンじゃ遅角できないので心配。

こんなもんですかねえ。
こうやってあらためて拾い出すと「なーんだ、大したこと言ってないな。常識の範疇だな」って思えてきます。
ターボをいじってるクルマ屋さんからしたら驚くような話じゃないでしょうね、きっと。
まー、ほんでも、バイク屋でターボのことわかってる店もECUがわかる店も少ないからね。
最近ECUをいじりだした店もチラホラ出始めてるけど、ブログとかチラ見してると適当なこと言ってるからね。
俺が若林さん見つけられたのは幸運だったよね。クルマの過給機いじっててバイクのECUもさわれる人なんてそうは見つからないから。

長い長い長い年月がかかりましたけども、ターボバイクを作る勘所がだんだんわかってきたような気がします。
つまりはですねえ。
これだけの準備ができていないターボキット、理解をしていないターボの取りつけのお店っていうのは、大して馬力は出せないし壊れやすいだろうなと思います。

って、言いながら、できあがった途端に俺のが壊れたら赤っ恥なので「だからあの店はダメだ、あのキットはダメだ」なんて絶対にいいませんよおおおお。
クラスフォーのHahnのポンづけはヤメトケくらいは言うかもしれませんが。
ここらへんに気をつけてターボバイクライフを楽しんでくださいねええ。

けえかほうこく

ストラウスはかせわぼくがかんがえたことやおもいだしたことやこれからぼくのまわりでおこたことわせんぶかいておきなさいといった
なぜだかわからないけれどもそれわ大せつなことでそれでぼくがつかえるかどうかわかるのだそうです

サビサビで朽ち果てようとしていたアクチュエーターをTD04のノーマル部品に換え、ふにょんふにょんのバネで低回転から過給圧が少しづつ抜けるようにしたところ、トルクカーブは穏やかに立ち上がるようになり、スムーズにパワーが出るようになってドッカンターボの兆候は消えた。
急激に立ち上がったパワーのせいでスリップしてしまったシャーシダイナモのドラムもちゃんとグリップするようになり、副次的な効果としてより正確なパワーの計測もできるようになった。
まだ回しきっていないので最大出力は未計測だが、おそらく300psは軽々と超えるだろう。
もちろん急激なトルク変動がない分、乗りやすくもなるだろうし、エンジン本体への負担も減ることになる。
後は8000回転以上で薄い兆候があった燃料の供給を補うために、大容量燃料ポンプに交換してノッキングやデトネーションが起きないようにするだけだ。

全てのことが順調に行っていて何もかもが成功への道筋を明々と照らしている。

…って本気にした?ほんきにしちゃった?????

燃料ポンプまではよかったのよ。
サード製で500psくらいまでは燃料送れるやつでね。
コレつけてやれば高回転域で燃料を送りきれずに燃料圧が下がっちゃうこともなくなるはずだった。
ポンととっかえて、燃圧が上がり過ぎたらレギュレータで落としてもとの圧力に戻してやればいいわけで、そしたらECU側の設定はほとんどいじらなくても良いはずだった。

それがさ。
燃料ポンプよ。燃ポン。
今ついてるのはGSX-R1000の燃料ポンプなんだけど、コレはハヤブサの燃料ポンプよりも容量デカいのよ。パワーが大きいっていうのもあるけど、GSX-Rはツインインジェクターになってるってのもあるんだろうね。
キットに入ってたビールのロング缶くらいあるバカでかい、どこのものとも知れない燃料ポンプは浜名湖の女神様への捧げものとなってしまって「タンクにもスッポリ入るしマウント合うし容量でかいしコレにすんべえ」って。

さあ燃ポンとっかえよう。
おお!都合がいいことにGSX-Rの燃ポンと大きさそんなに変わらない!これチョイ加工だけでついちゃうじゃん、簡単じゃんかんたんじゃんw

って付けてみたらなんかフューエルラインの取り回しがおかしい。
どうすっぺこれなんだべ?ってよくよく見たらGSX-Rの燃料レギュレータがそのまんまついてる。
つまり、インタンクの燃料レギュレータと外付けの燃料レギュレータが二重で制御かかってたと。
レギュレータと燃ポンがユニットになってたから、そのまんまつけちゃったんだなー

結局GSX-Rの方のレギュレータを迂回させて、外付けのレギュレータに接続しなおした。
このレギュレータはキットに付属のもので、やっぱりどこのものとも知れぬ怪しい製品ではあるんだが、一応ターボ用らしい。
燃料ポンプもレギュレータもターボ用のをつけないといけないんだよね。
容量を大きくしなくちゃいけないっていうのもあるけど、レギュレータはインテークマニホールドの圧力が正圧になった時でも十分な量を供給しなきゃいけないからさ。
昔、レギュレータの仕組みってエントリ書いたことあるけど、この当たり読んでみて。
このエントリではインマニが負圧になった時のことしか書いてないけど、正圧になった時は今度は逆の動作しなくちゃいけないのよね。

負圧になる ⇒ 燃料が引っ張られて多く出過ぎる ⇒ 燃圧を下げて供給量を減らす
正圧になる ⇒ 燃料が押さえられて出にくくなる ⇒ 燃圧を上げて供給量を増やす

NA用のレギュレータは正圧になった時の動作が考慮されてないんだよね。だからターボ車専用のものが必要になる。
つまりGSX-Rのレギュレータが入っていたことで、正圧時の燃料の供給量が足らなくなっていたんだよね。。。。

で。どうなったかというと。

全体がぶっぱ濃い目に吹くようになりますたwwww黒煙wwwwwwまたかwwwwww

結局、ECUのマップをイチからやり直しになりましたとさwww

トホホ~ (昭和のシメ)

過給圧

明けましておめでとうございます、皆の衆。
今年もよろしくお願いいたします。
こうやって俺がグダグダやれるのも、いろんな人と出会っていろんな知識を得たり、面白がってもらったりってのがあるおかげです。
今年はますますのご活躍で諸国漫遊を夢見るオレサマだが、日々着々と仕事は進んでおるので皆の衆も楽しんでくれたまい。

さて。
こないだの試乗で「こんなにパワーは使えないwww」っていうのと、「ウッカリするとエンジン壊す」ってので、過給圧は下げようぜ、って話になってた。
10,000rpmどころか7,000くらいで300ps出てるってことは、その調子で回したら

A. 10,000で400psになる
B.  9,000くらいでフン詰まりになってそれ以上回転が上がらない
C.  8,000でアボーン

どう考えてもC案がかのうせいがたかいてかむしろ必定wwww
ので、高くなりすぎた排圧を逃さねばー逃さねばーならぬー。

ロッドを伸ばして開放バネが弱くなるのと同等の加工をしようと俺のタービンについてるアクチュエーターを取り外したわけだが。
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「nomadさん、サビでヤバイっす」
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影に隠れていたところが真っ赤っ赤にボロボロに錆びておって、内部にエアを吹きかけたら盛大に錆びの吹雪がwww

キラキラとwww

これはアレだ、あの浜名湖の女神のアレだww
浜名湖の女神様はまだ俺を忘れてなかったwwww

そのまま走ってたらいつかボッキリ内部で折れて過給圧が「上がらない」ならまだいい。

【過給圧が下がらなくてアクセル閉じても全開】
【バタフライバルブを吹き飛ばして全開固定】

とゆう夢のパラダイスな事件ががががが

これは若林さんアレですか、騙し騙し使えますかね?アリですかね?あ、やっぱダメですよね、「デスヨネー」
騙し騙し使うなどという姑息なことをせずポーイとうっちゃって、新品のアクチュエータにとっかえるのである。とっかえようとっかえよう
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もともとついてるアクチュエータは強化型で、ハナっから排気をバイパスしてやろうなんて微塵も考えてない凶悪なバカなので、これをマトモでノーマルなバネがフニャフニャのに戻すことに。
これでちょっとづつ排気を逃がしてやって、ドッカントルクをマイルドにしてやってですね。
高回転まで回して340psくらいをですね!
出るといいナァー

とりあえず、パワーグラフを見るとだーいぶいい感じに!
前のと並べてみると全然トルクの出方が違う。
 ※横軸が回転数ではないので同等に比較はできないけどトルク曲線が全然違う。

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トルクの出方がマイルドになったんで【ドッカン!】でターボが立ち上がったときに起きるタイヤの空転も抑えられて、ローラーがスリップすることなく、きちんと測ることもできるようになった。きっとその分走りやすいだろうな。
過給圧を抜いてもトルクが32kgあればちょっとしたもんでしょ。

ステキな感じに気をよくして、前々から8,500rpm以上は薄くなっちゃってたのをなんとかすべく、強化燃料ポンプに変更することに。
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500psくらいまでは対応するっていう触れ込みのポンプだし実績もあるっていうんで。
期待してますよ、ダンナw

いやしかしwww
こういうアクシデントで「また走れるのが遅くなるわー」とか、なぜかもう思わなくなったなww
「またネタがwww」って思うようになったwwww

俺の戦いは続く!

試乗してきた

なんだか、いよいよいいかんじがしてきた俺のハヤブサターボ。
今後の調整をアレコレFactory23の若林さんと相談しているうちに「一度試乗した方がいいよ」って話になった。
俺がシャシダイで刻まれるパワーグラフに心ときめいて400ps目指すには!!とか口走ったのを心配したみたい。
「パワーは出せるけどすごく乗りにくくなるし、壊れますよ。。。一度走ってみたらどんなもんかわかると思います。軽く乗ってみたけどアクセル開け切れませんでしたから」
若林さんはGSX-R1000でレースにも出てるし表彰台にも乗るくらいなので、チンタラ走ったわけじゃないだろう。
そんなにリスクをおかさなくても十分以上だってことか。

そんなに違うんだろうか?
不調だったとは言え、俺だってハヤブサターボには乗ってたわけで。
燃調のとれたハヤブーがどれほどのものか、試乗に行くことにした。
「ツナギを持ってきてくださいよ。完全装備じゃないと…アブナイw」
革ツナギ側面
若林さんにうながされて、Jubetで作ったお下品ツナギをバッグにつめて、えっちらおっちら沼津まで。

調整してもらってる間中、何度も見てはいるけど、やっぱり久しぶりに乗るのは緊張する。
しかし、いいな。--相変わらずカッケーなこれ。下品でいいな。
アンダーカウルとリヤフェンダー、白にしてやっぱ良かったな。
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そしてエンジンを…かける。

一発始動!スゲイ!
まずアイドリングが安定してる。スゲイ!
これだけでももういいや、っていう気になるはwwwww
今まではアイドリング、ろくすっぽしなかったんですよ。
燃調濃すぎて、走ってると交差点のたびにカブって止まっちゃったんですよwww
ガボガボ下品にアクセル煽ってないと止まるんですwwww

またがって走りだす。
2000回転から使える!スゲイwwww
皆さん、ターボつけるとレスポンスが、とか低速トルクが、とかおっしゃいますけど、なーんにも。なにひとつ。関係ないっす。
まったく気にならない。普通に走る。ダルいとこない。

2000回転のところのチョイ開けのところにモタつくところがあるんだけど、これだけは取れなかった(調子よくすると他のところで黒煙吹く)っていうことで、そこは諦めるソリューション。
発進の時や交差点で曲がるときにヴォンと吹かして下品に走るのが肝要。

ちなみにチョッカン。
バッフルつけたらめっさ静かになったんだけど、アクセル開けるとバッフルがモゲると思うんで。
街中を通過し、コースへ。
クラッチは重いけど許容範囲。強化クラッチにした後、街中走ってると30分で腕がパンパンになったのが、ラジポン導入で夢の軽さに!
なんと45分はもつようになりますた!
…握力鍛えます…

コースの手前、合流のカーブでちょっと違和感あるな…
タイヤの空気圧かフロントサスのイニシャルかわかんないけど。
なんとなく曲がっちゃうけど、トラクションがあいまい。逆に俺のコーナリングスピードが遅いだけかもしれないが。
これは走りながらちょっとづつ調整しよう。

ほんで、走行車線に合流してしばらくまったり走る。
よく晴れた休日ってことで、けっこうクルマは多くて、そうそう飛ばせない。
それに第一寒い! 防寒下着着てきたのに! もう季節は過ぎたのね…

5,6分くらい走って、前が開いた。

そこで、ドン!

てしたら、尻がズルッ! 手がヒョッとハンドルから離れそうにww
あわてて一旦もどして。
もう一回ちゃんとかがんでニーグリップして前傾姿勢にして、

ドン!

なんにもかわらんwwww手ェボゲるぅwwwww
加減しながらハーフスロットルで引っ張ってみる。
何キロからだろうが加速するわwwwコレwwwww
230だろうが250だろうが加速するwww

寒いww風強いwwwクルマ多いwwwこwwwわwwっうぃwwwww

結局、チョイ開けして270くらいまで引っ張ってみたけど、何にも問題ない。
てか、100kmからでも200kmからでも250kmからでも【同じように加速する】ので、

wwww【加速にありがたみが無い】wwww

なんにも準備せずに、ただアクセル開けるだけで加速してく。手ェ、モゲそうになりながら。
ナニコレ面白いわw無敵だわw
しかもこれでハーフスロットルだからなー。
せいぜい五分目、六分目だもんな。
本気で開けたらタイヤ滑るなコレ。6速150kmで。
うっひゃー速ぇええええー

わかった、もうよくわかりました、十分です。確かに300psはいりませんww
結局、チョイ乗りだけして帰ってまいりました。
時間にして1時間半くらいでしょうかね。

調子の方は、もう、文句ないです。
低速の調子がよくなって街中でも乗れるようになったし、高速の方も今までよりもずっとパワフルになってます。
ブーストもちゃんとかかります。速過ぎてブースト計、チラッとしか見てないけど、圧は0.5くらいまで上がってたのが見えました。(ただし、ふいんき重視のなんちゃってブースト計のハッピーメーターなので本当の圧力かはあやしい)
若林さんとこへ持っていったときにはブースト計の反応も良くなかったし、体感的にも「こんなもんだっけ?」て感じだったのが全くの別物。

コレ、たぶん、このまま何にもやらずに受け取っても、エンジン壊すほどアクセル開けられないだろうな。
それでもまあ、やっぱり、もし何かの加減で壊れたらいやなんで、過給圧落とすのと、燃料ポンプ強化して必要量を供給するようにします。
とりあえずはまた若林さんに預けて、年内にできあがったら、その足で浜松に持って行って、しばらくは実家においておこうと思っています。

もうね、ここまでできたら健康と安全に気をつけて長く乗れるようにねww

とりあえず戻ってきました

さて、手元に来たばっかりだってのに、やれオイルは吹くわサイレンサーはモゲるわしていた我がバイク。
さすがにそのまんまでは乗れないのでシステムサイエンスさんとこへ「なんとかしてくれい」と出しまして。
それが直ってきました。
muffler

mufflerside
サイレンサーはヤフォークで汎用のサイレンサーを購入。
たぶん中国で作らせてるんだろうけどむやみにやっすいわー
俺のマフラーパイプ径、JIS規格にないヤツで63.5φっていう、おそらくインチ規格のパイプがついてて、日本で流通してるパイプ径60φじゃ当然ながら入らない。
そこのパイプを広げてもらったり、インナーサイレンサーの内径を指定したり、マウント用金具をつけずにしてもらったり、けっこう細かい注文に応じてもらって2.5万だったからね。
そのまんまじゃ角度が合わないんでテールパイプを切った貼ったして取り付け。

bikeside

しかし、ちょっと細身だなあ。もう少し太いほうが好みだな。こりゃいかにも直管、てかんじだな。
音量は確かに大きいけど、タービンで消音されているので、まあなんとか我慢できる範囲。
次の機会があったらサンドブラストかなんかでサテン気味に調子を抑えてもらって、もう一回り太くってもいいなあ。

blowoff

blowoff2

ほんで、ブローオフバルブもヤフォークで中古をポチってインタークーラーのトコへこれ見よがしに取り付けwwww
コケてへこんだインタークーラーの傷も直してもらいましたよw
安く仕上げようと「見苦しくない程度に、パッチあててOK」って頼んだんだけど、きちんとやってくれました。うまいね。
溶接あとはあるけど、そのあたりは自分で磨くからいいのです。

エアクリーナーはこれ見よがしなドデカいのをつけようと思ったのだけど「あっちうまに風圧でモゲるよ」とSSさんにたしなめられて諦め。
んでもアメリカ人がドラッグレースでつけてるみたいな感じにやりたいなあ。
がっちりステーつければいいのかのう。

で、見えないけどもクランクケースの内圧コントロールバルブを装着。「内圧コントロールバルブ」っつって3万くらいで市販してるね。けど俺は同様の機構のものでKTMの純正部品が5000円で出回っているのでそれを購入。
体感的には効果は感じられない。
でも、ターボバイクには「絶対に」必要なモノ。エアクリーナー部分から負圧を吸って、クランクケースの圧力をワンウェイバルブで抜くわけよ。
クランクケースの内圧が高くなると油圧も高くなる。するとタービンからオイル漏れて白煙吹いたり、場合によってはタービンの軸に循環しなかったオイルが固着して壊しちゃうよ。

oilline2

turvine

オイル漏れしてたオイルラインのジョイント部分もグッドリッジに交換してロウ付け。オイルパイプもグッドリッジに。

んでー、SSさんとこで、「ブレーキマスターの口径が小さいよ、フェードしたら握りこんじゃうよ」とのご指摘。
うーむ。ニッシンかフランドーのラジポンに交換せねばなるまいなあ。

もちろん、ECUの書き換えは必要なわけだし。
お飾りもアレコレやらなくちゃいかんしのう。

350仕様さんのご質問にお答えします

すいませんすいません
もうすっかり寂れてしまった我がblog、まさかチェックしていただいてる方がいようとは夢にも思わず、ツイッターにかまけて放置していました。
すいませんすいません

さて、前のエントリでご質問いただきました「350仕様」さんのご質問に関して、いろいろと思うところがあり、こりゃ一つエントリを立ててお返事した方が良さそうだてことで、以下に僕の思うところを書こうと思います。

(前略)以前から隼ターボに興味があってnomadさんのブログも見せて貰っていました。
実際に何軒かターボ化の相談にも行ったのですが、まぁ金額との折り合いがつかず、ターボはnomadさんに任せて、ボアアップ250ps仕様で行こうかと画策中です。
少しお聞きしたいのですが、以前、nomadさんのブログで隼のエンジン関係(クランク、コンロッド等)は頑丈だから300psでもノーマルでOKというような内容があったように記憶しているのですが、250ps仕様でも下手をすれば、無改造でもノーマルのコンロッドは歪が出るとあちこちの店で言われました。
長く乗るなら強化品に交換した方がいいと・・・。
実際に隼ターボに乗っておられるnomadさんが大丈夫と言っているのに、何となく店に騙されているような気がして。(以下略)

隼ターボに興味をもっていただきありがとうございます。
ホントはもっとターボバイクが増えるといいんですけどね。
何より偏見が無くなればいいと思っています。僕はともかく、真剣にターボバイクに取り組んでいるBLAZEなんかがかわいそうです。
僕も10年以上、ターボバイク情報を追いかけていますが、ターボバイクを扱ってる人たちって、知りもしない連中に「ターボは外道」みたいに中傷されてばっかりです。勉強不足の能無しのクソみたいな連中が、先入観だけで妬んでチャレンジャーの足を引っ張るのは本当に辟易します…

350仕様さんがどちらにお住まいなのかわかりませんが、ターボを扱ってる店と言えば
BLAZE
クラスフォー
単車屋
エスパー
ですかねえ。
僕がターボキットを買ったクリアビジョンパフォーマンスは大阪の枚方市にある店ですけど、今もターボやってるのかなあ…
それこそ中傷に怒ってblogとかやめちゃったので、電話をかけてみないと様子がわかりません。

これらのお店にはターボ取り付けに関するお値段、お聞きになられたでしょうか。

で、以前から書いているように、ターボバイクもピンキリなので、仕様に応じてかかる費用が変わってきます。
300psを狙う仕様ならば、パーツ代だけで50万~100万はかかると思います。
タービン、エキパイ、パイピング、サージタンク、追加インジェクター、強化燃料ポンプ/レギュレータ、サブコン、低圧縮化ガスケット
くらいは必要でしょう。
まだ円高のうちに海外からキットを輸入するという手もありますが、日本人の感覚でマトモと言えるものは少ないので…きわめて少ないので… 正直に言えば無いので…
あまりお勧めしません。日本国内での追加加工でエライコッチャになりますし、場合によっては使えるパーツで残ったのがタービンだけ、なんてこともありえます。(あるショップでそういう話を聞きました)
技術の習得とネタの蓄積のためにチャレンジしてみるというのならば、大変にお勧めします。マジで。

ですが、NAメカチューンで250psを狙う仕様でも、ちょっとググってみるとキットパーツで60万くらいするんですよね。
シリンダー、ピストン、ハイカム、強化燃料ポンプ、サブコン  …くらいですか

キットの他にマフラーもちゃんとしたのが必要でしょうから+20万くらいするのかな…
てことはやっぱり80万くらいかかりそげ。
ターボキットと比較して、うーん、どうなのかなー コストパフォーマンス的に。そしてネタ的にww

でですね、NAメカチューンの方がクランク、コンロッドに負担をかける可能性があります。

250psを狙うエンジンてのはボアアップしてピストンが重くなっています。圧縮比も上がっているでしょう。
で、シリンダをボーリングしてるのでシリンダ強度が下がっています。腰上が動揺するわけで、振動が増えます。
その上、高回転域でブン回して最高出力を得ようとします。12500rpmまで回して250psを狙うとか。

ターボの場合はピストンはノーマルか、低圧縮化のためにピストンヘッドが削られ多少軽くなります。
シリンダはノーマルなので肉厚に問題ありません。
で、最高出力がでる回転数が下がります。300psだと9000rpmあたりです。
ダイノマシンデータ
(モトネタはアメリカのNLR より)
過給されるのと、タービンが抵抗になって排気できなくなるので頭打ちになるんですけどね。

これらのことを考えると、メカチューンの方がターボよりも最高出力が低いからと言って、必ずしもクランク・コンロッドの強度に余裕があるとは限りません。

で。
「アメリカ人が言った大丈夫」と
「日本人が言う心配だ」は

同じ意味かもしれませんけどなwwww

もっともドラッグレースに出ていたクリアビジョンパフォーマンスの社長(日本人)が体験的に「400psまではヘッチャラ、気にするほどではない」って言ってるし「オラァ2年間毎日一度は300km出して通勤してたけどでも無かったわ」ってMotorHeadも言ってるんで少なくともターボチューンに関しては気にしなくても良いと思っています。