カシュー塗装手順

友達のjinnkiから、はげましのお便りをいただきました。
「凝りに凝って悪戦苦闘した挙句に大失敗してネタを提供すべし」
…フンガー。
そりゃまあ僕のはネタですけど、ほんでも大枚はたいてああでもないこうでもないと2年もかかって、またがった途端に立ちゴケ、走り出した途端にすべりゴケしたんだから、こうやってるだけでもネタになってるっちゅうのー。
それに、こう見えてもそれなりに経験あるし情報収集もおさおさ怠り無いっつうだー。
第一、塗装なんてどんなに失敗してもケガもしなきゃ壊れることもなく、せいぜいみっともないくらいで済むんで気楽なもんですわ。
なんか、皆さん、塗装っていうとなかなか手を出したがりませんが、粘着体質で手間隙かけて、失敗するたびやり直せばそれなりのもんができますよ。
ぜひお試し下さい。
なによりエンジンいじったり足回りいじってもわからないものですが、塗装ってのは見た目でアピールしますからね。
デザイン以前に、ピカッと光ってるだけで、それだけでカッコ良いもんじゃないですか。危険が少ない割りにやりがいのある改造ですよ。
さあ、ご一緒に! (ほんで塗装ブースを貸してくれ)……

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もぉカシューですわよ

なんか、いろんな方面からいろんなめぐりあわせでどうやらカシューです。
覚悟決めました。
でだ。
塗る場所探してます。刷毛塗りはともかく、乾燥させる置き場が必要なんで。
できればコンプレッサーまで借りられたらサイコーなんすけど。
ウチは神奈川県の川崎なんで、できれば会社帰りに寄れるような場所がいいなあ。
どなたかお心当たりの方、ぜひご紹介下さい。

カシュー(っつうか蒔絵)-そにょ2-

八橋蒔絵螺鈿硯箱   尾形光琳作
x01y01.jpg
ちょちょちょっと待ってクレよみんな。
蒔絵っつうとアレだよ。こんなんだよ。
もちろんこんなふうにできるわきゃないんだけどさ。こぉゆう美の極北っつう技術を漏れのネタバイクに使うっつうワケ?
漏れ、choinori ステッカー貼るつもりなのよ?
それし、ODENさんに漏れ最初に言った時に「蒔絵<みたい>のを妄想してるんだけど」って言ったじゃん。
したらODENさん……

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カシュー

wajimanuri_ph.gif
すまん。更新遅れてますが…
別に何も動きがないからではありません。
むしろセンザンコウ…ミツユビナマケモノ…オオアリクイ。大アリ。
そう、大アリだすて。
コケ傷直すのに、今、yahoo!亡者になってますて、「コノヤロバカタレビルゲイツ!ソーン!もれのツバ付けたのさわんな!」と口汚く罵りつつ無駄金投資してますがな。
なんとか外装、一通りそろいそうな今日この頃でごんす。
もちろん、いよいよ全塗にとりかかろうかと計画を練る今日この頃。
一言口にした言葉がいかんかった。
「メリケンのコゾウがギャフンとゆうよーなのにしたいんだよね。和風に。オメーラ隼つっても意味わかってんのかコラ、と。ジャパニーズミラクル!マイガッ!許してくだせ、 とりなしてくだせ。ぐろうりやのぜずさま!っつー腰抜かすくらい」
友達のODENさんはいつものように冷静に「蒔絵…駿河蒔絵。」と僕に告げた……

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水噴射

waterinjection

画像をクリックしてモトネタへ→

やっぱりねえ、やってる人はいますねえ。水噴射。
やりゃできるんだよねえ。
燃調を濃いめでセッティング→高回転で完全燃焼を狙う(A/Fをモニタ)→排気温度をモニタし、一定の温度(600℃くらい?)を超えたら水噴射→排気温度が一定になるように水の量を制御
って感じでやってけばイケるんでないの?
排気温度の上昇傾向も見てて、温度の上昇が急になったら早めに水を噴くとかさ。そういうのもできそうだし。
この人の場合、過給圧を見てて、一定の過給圧になったら水を噴くようにしてるみたい。そういう単純なのだって良いわね。具合を確かめながらヤレばさ。
燃えないヤツをつっこんで、完全燃焼状態のまま熱を奪うから、ケッキョーテキトーでイケる! イケるはず。
「シリンダヘッドの熱を奪うから燃費が」とか「オットーサイクルエンジンでは膨張比が変わらないので熱を奪うとその分出力が」とかヌカス奴がきっといるがそういう奴はどうせ何もしないので相手にせんでよろしい。
もっと賢くやりたいっていうなら排気温度のモニタとノックセンサを組み合わせるとかね。要は、急激な熱偏差を起こさないようにしてやると。一部だけ熱がこもったり、逆に冷やしすぎたりしないようにする。
誰カー!誰か水噴射やりませんかー?
(ボキはとりあえずコケ傷の塗装が終わってから)

圧縮比

圧縮比を計算してみました。
ボア・ストロークは81×63mm。ボアは直径ですからこの面積を求めます。
(81÷2)^2×3.14=5150.385
面積×高さで容積を求めます。
5150.385×63=324474.255
1cc=1mm×10^3なので、324.474255cc ってことですね。これが4気筒で1297897.02≒1297.9cc なんで多分この計算合ってるんじゃない?
圧縮比11:1ってことは燃焼室の容積は
—2005.9.12追記—
なんたることか、計算を全部間違っていたのが発覚。「(行程容積+燃焼室容積)/燃焼室容積」で計算するですよー

324.47÷11=29.497≒29.5cc
324.47÷(11-1)=32.447≒32.4cc
これに2mmのスペーサーと0.5mmのガスケットの容積を足します。
ボア×ストローク(厚さ)が増えた容積になるわけね。
5150.385×(2+0.5)=12875.9625≒12.9cc
ボア・ストロークは変わっていないのでピストン行程容積は同じ。
行程容積と燃焼室容積の比率は
324.5÷(29.5+12.9)≒7.65
(324.5+32.4)÷(32.4+12.9)≒7.88
圧縮比、7.65 8.42ってことね。
 …すんげえ圧縮比落ちてんなあ。シリンダーのボルトを締めこんでガスケットが圧縮されてスペーサーの2mmだけが実際の増加分の容積だと仮定して10.3cc。
324.5÷(29.5+10.3)≒8.15
(324.5+32.4)÷(32.4+10.3)≒8.36
 圧縮比、だいたい 7.7~8.0 7.9~8.4くらいってことなんだねえ。
 しっかし、よくこれで低速トルク保って走ってるよなあ。大したもんだわ。

hw2tubo4

ちょい考え中なのです。
水・メタノール噴射繋がりでいろいろググってみますた。RBレーシングも見ました。
水・メタノール噴射、普通にやってますね。
現人神しらいさんのアルコールでバイクを走らせる荒行も拝見しました。
ってか、「アルコール 噴射」でググるとしらい神のホームページに当たるんですね。
「アルコール噴射」でググッたら自分のこのblogに一番に当たるっつうのが腹立ちますが。バカー!
いや、そおゆうことではなく。
水やメタノールを噴射するのって、いろいろ問題が多い、というのが多くのページに書かれてます。オイルが乳化するとか、水と硫黄が反応して酸化するとか、アルデヒドがゴムとアルミを痛めるとか。
んでもねー……。

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How2turbo3

どんなエンジンを選んでターボを組むか、のお話。
わかる範囲でお答えしていきます。エントリも数が増えるし、話もまとめられるし、いいカンジー。
ダラダラ続けて何かいい事起きることを期待しまショー。
しらいさんのコメント
> CB125Tにターボ
いやあ、CB125JXでしょうそうでしょう。もちろん単コロの方よ。アレって腰下、250まで一緒だから。単気筒80年代車で400マルチを追う!
王道ですなあ。趣味ですなあ。
単気筒のエンジンにむき出しのターボ!
うわあ。想像しただけで気味悪っ。ステキッ。
……

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howtoturbo-2

コメント欄に返事を書いていくと読みにくくなりそうなんでエントリで反応していきますね。
タイトルも長すぎたのでちょっと縮めましたがな。
結局はどのくらいの出力を目標とするか、で選ぶ仕様が変わってくると考えていいと思います。出力を上げ、完璧に制御しようと思ったらそれなりの手間隙技術が必要になるってコトでしょうね。(僕はソコソコで妥協しますぅ…そのうちねぇ)
400ps以上を狙うなら、ハヤブサが現実的な選択です。
300ps前後ならばZX12RやZZR1200が良いでしょう。R1の場合、250psは苦しいでしょう。これ以上出そうとすると、エンジンをどうやって補強するかが問題になってきます。クランクケース剛性を上げるのはかなり困難です。
まず、僕のハヤブサの仕様ですが、シリンダにゲタ履かせて圧縮比を落としてます。
2mmのスペーサーが入っていますので……えー
ボア×ストローク:81.0×63.0mm,圧縮比:11.0がノーマルですんで誰か計算して。
まあそんな具合です。
ゲタ履かせると、当然エンジン高も上がりますから、バイクによってはフレーム加工が必要になったりします。却って手間がかかってしまう場合もあるので、そのへんはバイク次第、狙う出力次第ってことかな。
タイミングチェーンが引かれる分、バルタイが変わってしまうので、カムのギヤの焼き嵌めを抜いて入れなおしています。ギヤがボルト止めだったら長穴加工できるんですが、最近のバイクはボルト止めって少ないんですよね……。

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How to engeneering Turbo for your bike

えー、相変わらずウソッパチの英語ですがね。
実は、最近あっちこっちに「ハヤブサ ターボ組みました」って言って回ってました。
反省してます。良いトシしてそんな子供っぽい自慢して回ってるのかって。
んでもちょっと言い訳さしてもらうと、ターボの良さってやっぱりあるんですよ。ターボにちょっとでも興味がありそうなサイトに、「そんなら自分でも組んでみようか」と思ってもらえたら、という気持ちなんです。
「すごいね、すごいね、よくやったね」って言われるのよりも、もっと技術的なHowtoの情報交換ができたらと思うんですよね。
で、掲示板の方でのてつやさんの質問を受けて、ターボに興味がある人のために、どんなふうにターボを組む計画を建てていくか、ということを書いていこうと思います。
僕は「ハヤブサならターボ」と決め撃ちでハヤブサ ターボにしました。以前からターボには興味があったのと、雑誌の記事で328psという途方も無い出力にメロメロの濡れ濡れになっちゃったからです。バカみたいに高性能なハヤブサというバイクに、ターボをつけてしまうという過剰さに「バカだよなあ」と呆れながらキンタマ掴まれちゃったのでした。
そして僕が人生の危機に陥っていた時に、そこから挽回するには過剰な証明が必要だと思っちゃったのです。……

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