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時事のアーカイブ

「自衛隊員への訓示」について

ネットで流通している文言の中に、「総理大臣 吉田茂が防衛大学第一回卒業式の際に述べた訓辞」という名目で次のような言葉が紹介されている。

君達は自衛隊在職中決して国民から感謝されり、 歓迎されることなく自衛隊を終わるかも知れない。きっと非難とか誹ぼうばかりの一生かもしれない。 御苦労なことだと思う。 しかし、自衛隊が国民から歓迎され、 ちゃやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。 言葉を変えれば君達が日陰者であるときのほうが、国民や日本は幸せなのだ。 堪えて貰いたい。 一生御苦労なことだと思うが、 国家のために忍び堪え頑張って貰いたい。

感動的な言葉として、時折目にすることがあるのだが、まず間違いなく孫引きひ孫引きで、正確なものではない。
これは卒業式の訓示ではない。
吉田茂が、第一回卒業式の卒業アルバム制作のための寄付を募りに家を訪ねてきた防衛大学生に語った言葉である。

その防衛大学生とは現在 軍事評論家である平間洋一氏である。
ネットに出回っている文言と同一のものが平間氏のサイトにあるのでご確認を。

 平間洋一 歴史・戦略・安全保障研究室 http://hiramayoihi.com/yh_ronbun.html

 防衛大学校と吉田茂 一防衛大生の吉田邸訪問記 http://hiramayoihi.com/yh_ronbun_sengoshi_yoshidahoumon.htm

震災によせて

  • 投稿者: nomad
  • 2011年3月22日 12:52 AM
  • 日記 | 時事

いつもはTwitterで書いたものは載せないんだけど、このまま流れていってしまうのももったいないのでまとめておく。
改行など多少は編集した。

物流(1)
俺の会社は物流をやってるんだが、埼玉のセンタも被災した。仙台センタは壊滅だ。
俺は昨日、埼玉センタへ復旧の打合せに行った。事務所へ行くと電話応対してるおばさんが謝っている。何かと聞いたら秋田の客が「俺のFAXを明日までに届けろ」とゴネているという。

物流(2)
おばさんは「ウチも被災している中努力しておりますがご存知の通り道路状況が困難でお約束できません」と丁寧に応対して納得してもらった。
俺はおばさんをねぎらった。しかし、こんな天下の一大事にクソみたいに暢気に他人事だと思える奴っているんだな。

物流(3)
一昨日、俺は顧客にメールした。
「東北だけでなく北海道の便も荷受け不可です。倉庫も被災してます。燃料が調達できません。停電の所ではシステムが動かず荷物の入出庫処理が出来ません。荷物が集中するため輻輳し荷捌きに影響が出ています」
ちょっと大げさかも、とその時は思っていた。

物流(4)
しかし今、その通りになっている。静かなパニックが日本を覆って、現実の物流を侵食している。皆「雰囲気」に流されて誰かを殺そうとしている。そのパニックを作り出してるのが「噂」だ。誰かがひそひそと囁くネガティブな情報が俺たち自身を殺そうとしている。

物流(5)
誰かが無自覚にネガティブな情報を囁くと、その蝶々の羽ばたきは誰かの息の根を止めるんだよ。
一度囁かれたデマは、もう取り返しがつかないんだ。どう責任取ったって一人一人の所へ回収なんて行けないんだ。
デマで誰かを殺す前にその舌を切れ。

クルマとかバイクはもうダメ

東京モーターショーに行ってきました。
ずいぶん時間が経ってからのエントリで、お気づきとは思うけども、なんかこう気乗りしない話でね。
まあ、行って損した、って感じの。
クルマ不況の影響だとかなんとか言われてるし、実際出展台数も少ない。
でも多分、それはあんまり関係ないんじゃないかな。
確かに不況は最後の引き金を引いたかもしれんけど、もうとっくにクルマもバイクも寿命がきてたんだ。
……
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かわいそうな事故(1)

  • 投稿者: nomad
  • 2009年6月15日 12:34 AM
  • Bike | 時事

タレントの江口洋介がバイクでコケたのはみんな知ってるだろ?

江口洋介バイク事故で骨折、全治2カ月(日刊スポーツ) – goo ニュース.
俳優江口洋介(41)が10日午後7時半ごろ、東京都渋谷区富ケ谷2丁目のガソリンスタンドから大型バイクで発進した直後に自転車をよけて転倒し、左の鎖骨と肋骨(ろっこつ)を数カ所骨折する重傷を負った。都内の救急センターに搬送されて緊急入院し、全治2カ月と診断された。10日ほどの入院が必要で、7月7日開始のフジテレビ系主演ドラマ「救命病棟24時 第4シリーズ」の収録予定が大幅に変更されそうだ。

まあ、ぶっちゃけ、握りゴケなんですけどねw
もう、俺、かわいそうで仕方ないよ。
江口洋介が、ホントにかわいそうだ。

鎖骨と肋骨を折る<重傷>だよ!
…ツバつけて寝てりゃ治るくらいのケガに重傷なんて書かれて大騒ぎだよ。
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優良エントリの紹介 ::事象の地平線

  • 投稿者: nomad
  • 2008年2月25日 1:23 AM
  • 時事

apjさんとは以前からメーリングリストで交流があるんだけど、いつも冴えてて感心することが多い。
しばらく前だけど あんまり社会に対してモノ申す気はないのだけど ってエントリでも取り上げたことがあった。
で、冴えてる処には冴えてる人が集まるってもんで(俺を除く)、ここのコメント欄も秀逸。

プリンスホテルを拒否するための覚え書き :: 事象の地平線::—Event Horizon—

そういう「正しい事にはできる範囲で協力するよ」なんて雰囲気そのものを失っているのが現代の社会の様な気がする訳です。
by 技術開発者 at 2008/02/18 8:41:18

個々人の当事者性の判断というのは、必ず社会に繋がっているわけですから、「オレは不正義より会社が潰れるほうが厭だ」という人ばかりなら、いつまで経っても社会的正義よりも当事者の自己保身の都合ばかりが優先される世の中の儘ですよね。その一方で、正義感の故に命を落とす人がいたり会社が潰れたりするような犠牲が積み重ならなければ社会正義が達成されないのか、という疑問もあるわけで、第三者の誰もそれを他人事のスタンスで強制することは出来ないと思うのですよね。
by 黒猫亭 at 2008/02/18 16:25:44

まあ、これだけじゃ何を話し合ってるのかわかんないだろうから、詳しくは引用先のコメント欄をじっくり読むといいよ。含蓄のある言葉のやりとりと思考の流れを追跡することで、しばし冴えてる人の言い分を味わうがいいよ。
僕たちの社会は矛盾している出来事だらけだよ。
矛盾の積み重ねで世の中はできてる。いまだに不義、むさぼり、ねたみ、殺意、不和、欺き、邪念、高慢、大言、無知、不誠実、無情 …は蔓延している。
困ったことに、それらを僕らは気づかない。巧妙に隠蔽して、誰もが自分たちに正義があると思い込んでいる。
残念ながら、僕たちは複雑な関係性っていうのには慣れていないから、世の中の不合理を単純な善悪で判断してしまいがちだ。誰か悪人を探し出して、そいつを罰してスッキリしたいんだ。
ところが、僕たちの社会は矛盾が重なり合って出来上がっているんで、「単純な悪人」なんてめったにいない。
そういうふうに「単純な悪人」がいない場では、その分複雑な関係性があって、矛盾の原因や「悪の仕組み」がわかったからって、一朝一夕に直す事も難しい。
それはわかってるけども
僕らは隠された矛盾をあらわにして、それについてじっくり考えるべきだ。
面倒くさがらずに。
もしかすると解決するためのいいアイデアが浮かぶかもしれないし、何とかして折り合う方法を見つけ出すかもしれない。
矛盾があることをそこに認め、じっくりと考えられる人こそが、世の中の不合理を解きほぐすことができる人だと思うんだよね。

浜松市の職員はホームレスを見殺しにしたか?

  • 投稿者: nomad
  • 2008年1月16日 10:59 PM
  • 時事

もう退職したが、僕の親父は浜松市の職員だった。
同級生にも友人にも浜松市の職員がいる。
兄弟同然で育った従姉妹の旦那は浜松南消防署の救急隊員だ。

<野宿女性>浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
<野宿女性>浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく
1月16日2時31分配信 毎日新聞
 浜松市で昨年11月、空腹のホームレスの女性が市役所に運ばれ、福祉担当職員らが取り囲むなか心肺停止状態となり、翌日死亡した。敷地内の路上で寝かされ、市が与えた非常食も開封できないまま息絶えた。「すべきことはやった」と市は説明する。だが、なぜあと一歩踏み込めなかったのか。女性の死は重い問いを投げかけている。【井上英介】
 市によると、11月22日昼ごろ、以前から浜松駅周辺で野宿していた70歳の女性が駅地下街で弱っているのを警察官が見つけ、119番通報。救急隊は女性から「4日間食事していない。ご飯が食べたい」と聞き、病気の症状や外傷も見られないことから、中区社会福祉課のある市役所へ運んだ。
 女性は救急車から自力で降り、花壇に腰を下ろしたが、間もなくアスファルト上に身を横たえた。連絡を受けていた同課は、常備する非常用の乾燥米を渡した。食べるには袋を開け、熱湯を入れて20~30分、水では60~70分待つ必要がある。
 守衛が常時見守り、同課の職員や別の課の保健師らが様子を見に訪れた。市の高齢者施設への短期収容も検討されたが、担当課に難色を示され、対応方針を決めかねた。
 運ばれて1時間後、野宿者の支援団体のメンバーが偶然通りかかった。近寄って女性の体に触れ、呼び掛けたが、目を見開いたままほとんど無反応だったという。職員に119番通報を依頼したが、手遅れだった。メンバーは職員に頼まれ、救急搬送に付き添った。
 「職員が路上の女性を囲み、見下ろす異様な光景でした」とメンバーは振り返る。「保健師もいたのに私が来るまで誰も体に触れて容体を調べなかった。建物内に入れたり、せめて路上に毛布を敷く配慮もないのでしょうか」。女性に近寄った時、非常食は未開封のまま胸の上に置かれていたという。
 最初に病院ではなく市役所へ運んだことについて、市消防本部中消防署の青木紀一朗副署長は「業務規定に従って血圧や体温などを調べ、急患ではないと判断した。隊員によると女性は病院へ行きたくないそぶりを示した。搬送は純粋な行政サービスで、強制的に病院へ運ぶことはできない」と話す。
 市の一連の対応について、社会福祉部の野中敬専門官は「与えられた権限の範囲内ですべきことはやった。職員たちの目に衰弱している様子はなかった。容体急変は医師ではないので予想できない」と話す。
 死因は急性心不全だった。女性の死亡後、市民団体などから抗議された市は、内部調査を実施。中区社会福祉課の対応について「空腹を訴える女性に非常食を渡し、収容可能な福祉施設を検討した。2回目の救急車も要請した。職務逸脱や法的な義務を果たさなかった不作為は認められない」と結論付けた。

これを「浜松市の職員は見殺しにした」「人でなしだ」と言う人がいる。
世の中にはそういうことを言う人は多いし、そうやって気を紛らわすのだろうから、いちいち言って回ることはしないつもりだった。
だが、僕の友人知人も同じ趣旨のことをmixiで言ったりblogに書いているのを見た。
よく考えてみてくれ。
そういうあなたは、この婆さんを救えたのか。
救えたのか?
で、どうやったら救えたと思うんだ?
あなたの町にはホームレスはいるかい?
もしいるんなら、どんなふうに生活してるか知ってるかい?
その人たちが具合悪そうにしていないか気遣ってるかい?
俺が腹を立ててるのは、自分じゃ日頃、「不幸な人たち」に手を差し伸べたこともないくせに、こんな事件が起きると誰かを悪者に仕立てて溜飲を下げようとする連中がいることだ。
手を差し伸べるどころか考えたことさえなかったくせに、できもしないこと、やってもいないことを並べ立てる。
俺は東京に生活していて、うんとたくさんのホームレスを見る。
駅や公園で野宿してたりしてるのを見るよ。
こないだ浜松に帰省したら、10年前にはいなかった鍛治町の地下道に何人ものホームレスのダンボールハウスができていて異臭がしていたのには驚いた。
浜松の冬は寒い。
薄暗い雲が空を覆い、世界中を呪うようにごうごうどろどろと音を立てて強い風が吹く。
乾燥しきった空気は頬を切り耳を叩く。
その風を避けて地下道に逃れてきても、足元から這い上がってくる底冷えする寒さにダンボールがどれほどの役にたつだろう。
たぶん、もう何ヶ月もそうやって生活してるんだろう。地下道全体に異臭は染み付いているようだった。
それでも俺は、それを見ないようにしてわきを通り過ぎた。
あなたたちは、彼らに声をかけるのかい?
「寒くありませんか」「おなかは減っていませんか」って。
で、寒かったら毛布を、空腹だったら暖かい食事を彼らに与えるのかい?
今、あなたはそうやってるのかい?
浜松市の職員はそれをやるべきだって言うのかい?
で、彼らは浜松市民なの?
税金払ってるかとか浜松市内で働いてるかだとかは言わないよ。せめて住民登録してるの?
もし浜松市民でない人に、浜松市がサービス提供したら、他の市民に対して不公平なんじゃないの?
個人の気持ちでなんとかしろって言うの? なら、浜松市の職員じゃなくても良かったんじゃないの。
駅にはずいぶんたくさんの人がいたはずだ。市役所にはいくらでも浜松市民がいただろう。
職員だけに「個人の気持ちで」なんて要求するのはおかしいだろ。
そもそも、その現場を見てもいないのに、想像を膨らませたって何の意味があるんだろう。
第一、本当に見て見ぬふりをしていたんなら、ぞろぞろと何人も職員が集まってきたりはしないだろ。
何事かと心配して集まってきたとどうして思わないんだ? なんとか力になれないかと集まってきたものの、浜松市の行政サービスとして受け入れることができないから、どうしようもなかったんじゃないのかい。
たとえば浜松医療センターは俺が住んでた頃は一流の病院だったが、今じゃ患者が医療費を支払わずに逃げ出すもんだから、えらいこと赤字で税収を圧迫してる。踏み倒しができる病院として日本一有名らしいよ。ある意味とても福祉的な病院だ。皮肉だけどね。
そうこうしているうちに容態が急変したんだろ。
「支援団体のメンバーが偶然通りかかった」なんて、バカですか。
そんなの誰かが支援団体に相談したに決まってるじゃん。 なんとかしてやりたいと誰もが思ってたんだよ。
…そんなはずないって?
ああ、そうだな、俺もその場を見てないからな。
じゃあ、あなたはその場を見てそう言ってるのかい。
僕は浜松市の職員を非難した人を問い詰めたりするつもりはない。
でもさ、考えてみてくれよ。
そうやって浜松市の職員を悪者に仕立てて、何か解決できるのかって。
悪者に仕立て上げて非難したからって、それでホームレスの人たちを救えやしないんだよ。
たとえ今、倒れてる婆さんが食いつないだからって、何ヶ月かしたら、このままじゃ婆さんはやっぱり路上で死んだよ。
誰かを悪者に仕立てたら、そこでこのお話はオシマイなんだよ。
「悪いヤツはあいつだ!」と非難したら大抵の人は後のことは忘れてしまうんだ。
そうしてもとの生活に戻る。
地下道のホームレスを横目でチラリと見て「かわいそうな人ね」くらいは思うかもしれないが、彼らが同じ電車に乗ってきたら次の駅で別の車両に移動する生活に戻るんだ。
だからさ、ホントにこの婆さんがかわいそうだと思ったら、福祉の仕組みでなんかするようなシステムを提案してくれよ。税収の中でね。
でなきゃ、あなたが、慈善活動をうんとして、世間のみんなを啓蒙してくれよ。

カモン賄賂!

  • 投稿者: nomad
  • 2007年12月10日 12:14 AM
  • 時事

末世ともなれば人心は荒み犯罪は横行し賄賂なくしては日々の糧(かりて)にもことかくもの。賄賂も賄えぬものはただ引き取り手の無い死人となって羅生門に捨てられるのです。

芥川龍之介 羅生門
どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる遑(いとま)はない。選んでいれば、築土(ついじ)の下か、道ばたの土の上で、饑死(うえじに)をするばかりである。そうして、この門の上へ持って来て、犬のように棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――下人の考えは、何度も同じ道を低徊(ていかい)した揚句(あげく)に、やっとこの局所へ逢着(ほうちゃく)した。しかしこの「すれば」は、いつまでたっても、結局「すれば」であった。下人は、手段を選ばないという事を肯定しながらも、この「すれば」のかたをつけるために、当然、その後に来る可き「盗人(ぬすびと)になるよりほかに仕方がない」と云う事を、積極的に肯定するだけの、勇気が出ずにいたのである。

さて、防衛省の守屋武昌氏の収賄事件が世を賑わしていますが、僕の身近で実にセコい収賄事件が起きました。

はてなからメール来た – 世界の中心で左右をヲチするノケモノ【さすらい編】
はてなからメール来た

件名:はてなブックマーク ポイントを受け取りました 差出人:はてな
はてなから、ポイント受け取りのお知らせです。
plummetさん
****さんからポイント送信がありました。
ポイント送信明細
~~~~~~~~~
ポイント送信者:****
ポイント受取者:plummet
送信ポイント:10000ポイント

次の日(!)
これが賄賂であることがわかります。

【追記有】昨日の続きで~はてなブックマークポイントの行方 – 世界の中心で左右をヲチするノケモノ【さすらい編】
【追記有】昨日の続きで~はてなブックマークポイントの行方
言い訳を聞こうか、フルカツ。

もう名前を伏字にしても仕方ないwww即座に謝るfurukatsu氏。

賄賂 – 革命的非モテ同盟
2007-12-09
■賄賂
まず最初に、plummet様をはじめ私の行動で御迷惑をおかけした方、ご気分を悪くされた方、今まで期待されていた方に陳謝いたします。

いやもう、バカスwwwww
ここまでバカだとネタでやったとしか思えない。
天網恢恢疎にして漏らさずという言葉を僕は必ずしも信じてはいませんが、相手が底抜けのバカだとありとあらゆるところからバカの汁が垂れるという見本です。
しかし、plummet師の 忍法リファラチェック はすげえ。
俺はこういう細かいことは苦手なので、mixiの足跡さえチェックしませんが、師のような熟練の達人は息をするかのように軽やかにサクッと裏づけを取るのですね。
しかしながら、僕も小人(しょうじん)ですので、plummet師のようにバシッと叩き返すようなことはとてもできません。
来年はコゾウが二人も進学ですわ。次男は専門学校、三男は高等学校。聞けば学費は専門学校で年120万、高校が私学ならば80万、あわせて200万とか。とても俺の細い脛がもつような額ではないし第一オマイラこの銭ちゃんと身になるのかエエーッ!と上り勾配に問いただしたい。
この按配で俺のバイクの車検だとかツナギだとかどうしてくれんじゃコラ。身を立て名を挙げやよ励めよコラ。
かくも困窮した生活ともなれば背に腹は代えられぬ。貧すれば鈍す。
賄賂。
受け取りましょう。
おおーい!furukatsu! 革命的非モテ同盟! わたくし、賄賂受け取ります!
今まで革非同の活動だとかクリスマスデモだとか毛ほども興味はありませんでした。
俺は日頃モテたいモテたいと身悶えるような気持ちで日々生活しておりましたが、賄賂のためならばこの身を捧げる所存です。
私は守屋のようにゴルフなんて遊びはいたしません。冬はスキー、夏はサーキットへ毎週連れて行っていただければ結構です。
スキー場は一番高くて一番険しく一番コブだらけでところどころアイスバーンになっているようなコースに行きまして、「ここは滑るんですか落ちるんですか」ってえ所を気が遠くなりゲロを吐くほどムキになって滑り落ちて来れれば結構です。
連れてきた人が途中で日和ってリフトに乗ったままUターンしたりスキーはずして歩いて下りてきたらそういうオマエは受注はナシだコノヤロー。
俺がコケて急斜面を転がり落ちて全身打撲で脳震盪起こしてスキー板も流れちまったその時にスノーモービルで救助したオマエが受注。CXのエンジンはGEだ。
サーキットはもちろん周回遅れになるようなヤツは失注だバカタレがー。走るシケイン、走るパイロンがー。
でも俺の前をちょっと走ってくれてペースメーカーになってくれたりスリップストリーム使わしてくれたりするとうれしい。んで後ろに下がって後続ブロックしてくれるとさらに良い。贅沢言わしてもらえば俺に抜かれる時は下りの低速コーナーで俺がインを刺したらアウトにはらんでくれたら言うことない。CXのエンジンはロールスだ。
のう、何もその金でこの俺が手心を加えるとかそういう卑しい心根で言っておるのではない。
ホレ、気心の伝わる友連れともなれば盆暮れ時候の挨拶に相手の心をいたわる言葉のひとつふたつはかけるもの。言葉のついでに慰めの小物を渡すのはいずれどの世でも同じ成り行きよ。
困ったとき迷ったときに相手を思いやるは、これ人の情。けして金ほしさではない。我らの間にそのような汚れた思いはいらぬこと。気持ちを伝えるただのしるしじゃ。
さすれば主らのワンダフル非モテライフの助けにもなろうというもの。誰も迷惑はかけぬし誰も困らぬ。
ホレ。な? 1万2万のはした金など欲しいというのではない。 主の心づもりの重さを見たいと。 のう。

芥川龍之介 羅生門
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、鬘(かずら)にしようと思うたのじゃ。」

Little New World

  • 投稿者: nomad
  • 2007年11月27日 12:06 AM
  • NW | 時事

【ちょっと新しい世界】改題
僕のもっているネットワークの世界観ていうのを、どうやらきちんと説明しておいた方がいいみたい。
僕の中では「こうに決まってるじゃん」っていうものが出来上がっていて、それを前提に話すので、mixiだとかでコメントをやりとりしてると、その落差にお互いが驚くことがあるんで。
前回のエントリで書いたみたいに、近いうちにデータ通信のネットワークは全部ひとつになってしまう。これは数年のうちに。デジタル放送とNGNが始まり、携帯電話と固定電話の垣根が無くなる2010~11年がターニングポイント。
この年に向けていろいろな法整備が進んでいるんで、官僚とかはきっと明確なイメージを持ってるんじゃないかな。僕が持っている世界観がそのイメージ通りなのかはわからないけども。
デジタル放送が始まると、地方局の収益構造はまるで変わってしまう。アンテナ設備とデジタル放送向け機材・技術者のイニシャルコストが圧迫して赤字転落。
赤字の中で地域向けの放送なんて制作できない。
二次売りできるようなコンテンツを作る必要があって、てことは東京向けの作品しか作れないってこと。
ところがそういうコンテンツは東京でちゃんと作ってるわけ。ローカルな制作会社がローカルで作る意味なんかなくなっちゃって、東京資本の下請け化してしまう。地方にあっても東京制作の地域分散化にしか過ぎなくなるわけだ。
別に視聴者はそういうのは気にしない。キー局配信の番組があれば満足、っていうアンケート結果が出てるんだって。(伝聞につきソース不明)
下請け化すれば制作会社のスキルも専門性も失われる。
ローカル局のローカル番組は資本的にも技術的にもニーズ的にも作れなくなる。
僕はローカルニュースも維持できるか心配してる。
すると困るのがローカルスポンサーなわけよ。
たとえば天気予報にヤンマーやクボタが提供するのは、天気予報ってのはまさしく地域性の高いコンテンツだからなのよ。
「クボタ電動茶摘バリカン」なんて、東京で宣伝してもしょうがないでしょ。静岡とか鹿児島でやるもんです。地域のレストランとか銘菓とか、ローカルだから宣伝する意味がある。
ローカルコンテンツにローカルスポンサーがつくから相乗効果があるのに、それが失われる。
しかも、デジタル放送になるとチャンネルが増えるって言われてるよね。何十というチャンネルが視聴可能になる。浜松の実家でケーブルTVを契約してるけど、30チャンネルくらいあんのかな。子供向け専門番組からお色気番組、ギャンブル番組、音楽番組…何千とある<全国向けの均質化した番組>のどれにローカルスポンサーは提供したいと思う?
放送されるコンテンツ数が多くなればなるほど、一つの番組が占める視聴率は落ちるんだよ。
……

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政治と暴力

  • 投稿者: nomad
  • 2007年4月22日 2:18 PM
  • 時事

先日のエントリ「エゴイストの論理 -代理出産と三宅島レース-」のコメント欄でだいくまさんから次のようなご意見をいただきました。
お返事を書いているうちに長くなったのでエントリに起こします。

nomaddaemon: エゴイストの論理 -代理出産と三宅島レース-
うーん。
民意が反映されるのが民主主義ならば、現在の日本で行われているのは一党独裁でしかないでしょう。
そして、既存のスタイルからしか主義を選べないなら、結局のところ、人間に未来は無いと思います。
民主主義ですら、不完全な過渡期的産物でしょうし(物事の正否と多数決が関係ないのは誰でもわかること)。
: (略)

その点で、テロルはそれ自体が社会を変革するというより、国家を私欲で誤った方向に進めようとする人間が出て来た時に、抑止力として働く意味が大きいと思います。
(略)
Posted by: だいくま | 2007年04月21日 14:05

> だいくまさん
仰りたいことは良くわかります。
民主主義というのは往々にして、最善を選ぶのではなく、平均を選ぶシステムです。
間違っていたことが明白であっても、それを修正するのは容易ではありません。
正しい手段を取るために、一刻も早く修正しなくてはならないことであっても、間に合わないことがあります。
しかし、僕には、今のところこれに代わるアイデアを持っていません。
僕が独裁者になれば僕が思ったような世界が作られるでしょうが、多分、日本の人口が半分になるほど苛烈な政策をとるでしょうし、僕が退任(か暗殺か)した後、同じような政策がとられるとは思えません。
暴力装置であっても制度の中に組み入れて運用しなくては継続できないのです。
残念ながら、どんな装置であれ、制度の中に組み込まれた時点で腐敗の可能性を内包しています。
全国民の救済を目指した科学と合議による制度を標榜する社会主義さえ、うまく運用できているところはないようです。独裁主義に堕するか、崩壊しています。
もともと、制度の腐敗を正そうとして行われた革命の結果が今の民主主義です。革命とは非合法な暴力であり、つまりはテロでした。
制度の中に組み入れられた暴力装置として、例えば労働運動なんかがあります。穏健な形の暴力を武器(!)に「闘って」いるわけです。ストライキとはサボタージュなんですから。
しかし、こうした労働組合も、結局は労働者を守るための運動ではなく、組合という組織を守るための運動に堕していきます。実際僕自身もそういう扱いを経験していますしね。
スローフード運動というのも、ホントはグローバリズムに対する非合法な暴力運動なんだけど、日本じゃ贅沢なうまいものを食べることになっちまったらしい。
結局、人というものは総じて(平均で言えば)グダグダのダメダメなのだと思います。
こんな具合に、制度を監視するための暴力装置は、さらにそれを監視するための暴力装置が必要となり、無限連鎖を生じてしまいます。
「正しい判断と暴力の能力」の資源は有限ですので、結局制度の中には取り込めきれないということになります。
僕自身は暴力というものの存在を認めます。
それは「ゲンコツで誰かをぶん殴る」あるいは「政治家を殺す」というようなプリミティブなものから「生活保護の申請書類の書き方を教えない」というような事柄まで、いろんな幅、色合いがあります。それはそこに実際に存在していて、対抗するにはやはり何らかの形での暴力を使うしかありません。
(同じ種類の暴力を使わなくても対抗はできます。「ペンは剣よりも強し」とか申しますけれど、ペンも剣も同じく暴力なんです)
しかしながら、今のところ「腐敗する暴力」に対して何か有効な手段を思いつかないので、ダメな制度であってもこれを使うしかないのかなあ、と思っています。

エゴイストの論理 -代理出産と三宅島レース-

  • 投稿者: nomad
  • 2007年4月19日 5:54 PM
  • 時事

僕は以前から言っているように、エゴイストなので、倫理観とかモラルとかいう話は苦手だ。
「社会的にみて許されない」「社会正義に反する」とか言う言辞を見ると辟易する。
「社会」ってものには人格なんて無いだろう。 よしんばあったとしても、まるで自分が社会を代表しているかのように振舞うなよ、と言いたくなる。
けれども、僕も社会の中で生きているので、世間の人が言うところのモラルから全く自由でいるというわけにはいかない。
僕も僕自身のモラルに基づいて行動しているが、僕のモラルも社会から得た情報や条件で培われたものだし、僕自身の生活にしたって社会にあるモラルを信用することで成り立っている。
しかし、自分のモラルと世間のモラルがぶつかることもある。
僕は自分のモラルを通したいと願うが、そうもいかないことも多い。
そんな時にはたいていは諦める。
人の目に着かぬ所で、こっそり自分のモラルに従うということもあるかもしれないが、そういうことはあんまり大っぴらにすることではない。なるべく軋轢無く過ごしていくのが世知というものだ。
最近ニュースになった、タレントの高田夫妻の代理出産について、玄倉川さんは否定的なエントリを上げている。
玄倉川さんが言わんとするところは理解できるが、僕の視点や考え方とはズレるところがあり、考えさせられた。
玄倉川の岸辺 「産む機械」を肯定する世論
玄倉川の岸辺 「代理母」報道の偽善、あるいは認知の歪み
玄倉川の岸辺 グロテスクな未来
玄倉川の岸辺 代理出産=「寄生出産」
玄倉川の岸辺 ID:ktL3v1/80 の意見
玄倉川の岸辺 「代理出産」賛成派の意見 その1
玄倉川の岸辺 「代理出産」賛成派の意見 その2
……

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