毎週なんかいじってる

チンコを。

とかそういうオゲレツなことをまず言っておきたい。たしなみである。

で、先日オイルキャッチタンクをつけて走ってみたのだが、イマイチこう、パワーが無い。「うひぇええ尻が滑ったあわぁ手ェがボゲる゛う゛ぅ」というかんじがない。

たしかにウェイストゲートバルブの解放圧は低めに設定してあって、ドッカンターボではない。けども。
以前はもう少しガツンとくるパワーがあったはず。

ちょっと開け気味に回してみても過給圧が0.2いくかどうかくらいしか上がらない。

ウーン。。。

以前、全然パワー出ない時があって、とりあえずガソリンタンク上げてみたらバキュームホースが劣化して裂けてた時があった。あの時ほどじゃないけど、修理した時は切り縮めしただけだったからな…
交換せずに対症療法だけだったのがそもそも不安の種を抱えることになっている。
原因がそこだろうが何だろうが、この機会に替えてしまおう。

バキュームホースでググると、高いものから安いものまである。
中華製はハナから信用できない。どんな立派な能書きのホースであれ、長く持っても2年で裂けるに決まってる。
国産のシリコン製にするか、純正採用のゴムにするか…
「シリコン製でも有名メーカーのものなら大丈夫ですよ」とのご意見ももらったのだが有名メーカーのシリコン製ならそこそこのお値段がするわけで。HKSだとメーターあたり2000円ですよ。
さんざん悩んだ末に、結局トヨタ純正のバキュームホースにした。95cmで820円なんだもん。
クルマと違ってホースに色つけたからって別にありがたみとか無いしね。
モノタロウで注文したのが届いたので早速ガソリンタンクを上げてみる。

この始末ですよ。

早速交換したわけで。

結局ホースの劣化なんだけど、完全に抜けてたわけじゃなくて、ヒビ割れのところからちょっとづつ抜けたから「イマイチ」だったんだろうね。

ついでに、オイルミストがかかったりして汚れて傷んだスクリーンを交換し、固定ピンが飛んじゃって外れてガタガタいってたインナーカウルもクリップで固定した。

スクリーンは中華製で送料込み2000円なんてモノだから「傷だらけでギタギタじゃないのかな、『死ね日本鬼子』とか書かれてるのかな、ウンコ同梱されてたりするんじゃないのかな、そもそも届くのかな」と戦々恐々としてたけど、ちゃんと届いた。

けどもまあ、精度にしたらお察しの通りで、この程度。
レースみたいにスクリーンにベタ伏せして前を見るようなシチュエーションはまず無いので、まあヨシとする。2000円だから仕方ない。ベタ伏せが必要ならちゃんとした歪みが無いのに買い替えます。。。
プラスチッククリップも精度甘くて、ピンが穴に入らなかったり、ピンを押し込んでも十分ツメが広がらなかったりするのがある。マトモなのを使えばいいんだけども、やっぱり値段なりだわねえ。
中華製のものを買う時には重要部品は買っちゃダメだってよくわかるわねえ。中にはひょっとすると良いのもあるのかもしれんけど、全体として信頼できないので。

フロントカウルのエアインテークについてたメッシュのカバーもグラついていたのでプラリペアとホットボンドでガッチリ固定した。
色々固定したのであったよ。

で、さて。
試走してみた。

高速も混んでてガバ開けはできないけども、合間を見てちょっとアクセルあけたら過給圧0.4くらいはかかる。(ただし、雰囲気重視のなんちゃってブースト計なので目安w)
一度BMW340?とちょっと絡んだんだけど80kmくらいから追い抜こうとしたらズォーってホイールスピンしてバイクが横向きそうになったwww

峠にも行ってみた。浜松から豊根町までの往復180km。
半日走って「抜かれることはなかった」程度のマアマアのペース。

ブーストがかかるほどじゃないけど、正圧になる程度には開けましたが。ドン付きはないしね。
振動は少なくなった。エンブレが全然効かない。クラッチが軽くなって疲れなくなった。
これって、クランクケース内の内圧が下がったせいだろうね。もともとの配管をいじったわけじゃないけど、どうしてなんだろう?
バキューム(インマニの負圧)って関係あるのかな? 無さそうに思うんだけど。

総合的に言えば。

最高に調子いいwwwww

気になっていたところを手をかけてやると、どんどん調子が良くなって、どんどん乗りやすくなるのが面白い。
事あるごとに乗ってる。チョイ乗りでも楽しいw
ちょっと洗ったり、ミラー磨いたりするだけでも楽しい。
来週はなにをしようか。

オイルキャッチタンクをつけた

前のエントリにも書いた通り、そう言えばオイルキャッチタンクはほったらかしでしたぬ。ほんでエントリに上げてからオイルキャッチタンクなんてそんな何万もするもんじゃないし、ボチボチなんかやらんとなるめえな、とおっとり刀でググったわけですよ。

したらまあ…

お安いですのう。おやすいですのう。

中国製だって丸わかりの「いやオメエいくらなんでもその値段はないわ」てな商品がいっぱい出てまいります。

「こおゆう値段設定で俺らデフレになったんじゃねえの?安い買い物をするということはつまり俺らの技術が買いたたかれて結局給料も下がる一方なんじゃねえの?」という強いいきどおりを感じましてですね。

しかし生活の前にいきどおりはむなしい。開いた財布の中身で勝負するしかないアテクシとしては唯々諾々と中国経済の手先となってポチりましたよ。なんもかんもビンボが悪いんや。これが日本社会の歪みの構図ですよみなさん!消費税増税反対! リフレ経済に転換せよ!

Sporacingrts 汎用 アルミ製 2ポートオイルキャッチタンク 1イン1アウト コンパクト バッフル付き 150ml シルバー

アマゾンでポチって次の日着いた。やること速ェよ中国人。日本経済がアレするわけだわ。

ほんでもま、そのままじゃ付きゃしませんですけどな。アマゾンの評価に「開けてみたら中が汚れてる」「途轍もない悪臭がする」「ネジが甘くてオイルがにじむ」なんて書かれてますし。

驚いたことにネジ部に巻くシールテープが同梱されてましてな。中国人、一応評価を気にして改善する気があるみたいじゃないですか。臭いかっつーたら、それほどでもないしね。
もっとも同梱されてたシールテープは使いませんけども。ホームセンターで50円でシールテープ売ってますからの。そういう所は信頼できるもの使わんと。
ところが、開けてみたら案の定、中のセパレータが埃だらけ。全部バラして灯油で洗って、パーツクリーナー噴いてウェスで拭いて再組立て。構造は簡単なんで10分もかからんかったけども。

でもナァ、中国人。せっかくこれだけのモノ作れるんだからさ、こういう部品管理とかちゃんとやっといた方が歩留まりがいいで。作業効率上がるで。

と思ったんだが、ここでハッと思いましたがな。これな、こういう洗浄とか加工とか自分でちゃんとやらんといかんよ、そういう商品なんだよっていう注意喚起にはなってるわのうと。「安いから」ってテキトーに買ってつかんかったって文句タレんなよ、自分で判断せえよ、オウンユアリスクじゃよ、という。

ま、考えすぎですけどな。

でまあ、なんとかかんとか付けたのがココ。
パッと見、簡単に付けてるように見えるでしょうけど、ステー作ってセンサー逃がしたり、ホース類を若干移動したりしましたからね。
オイルキャッチタンクにステー追加して、フレームに耐熱マジックテープで止めています。ホースがあるのでもしマジックテープが取れても転ぶことは無い… はず…
それでもタンク閉める時にガソリンポンプの出っ張りがブリーザーパイプに当たって、一瞬やり直しかと思いましたからね。結局閉じる時に軽く当たるだけで、タンクを閉じ切れば当たらなくなるのでヨシとしましたが。
本当はエンジンの後ろじゃ十分冷えないんでここでいいかどうかはわからん。できれば外に出したいけど、コケた時にモゲたりしそうだし、まあ今まで直にエアクリーナーに繋いでたこと思えば… とかブツブツ言いながら暫定的に。
ここでダメならリヤカウルの中に穴開けてってことになりそうだけど、そうすっと耐油ホースがけっこうお高いのよ。うっかりするとタンクより高くなるwww 仕方ないっちや仕方ない、ブリーザーホースにテトロンなんかの透明なの使うとすぐカッチカチになっちゃうからね。

取り付け終わって、ちょっくら走ってきましたけども。

劇的になにかが良くなるかっつーと、そういうもんじゃない。けども、ま、 マフラーから白煙吹くとか 、特に問題となる挙動はしなさそうでした。

今回のは精神衛生上、気がかりだったところを直してみた、ってとこらですかねえ。

750

ウチのコゾウが縁あって浜松の自動車部品メーカーに就職することになり、浜松の実家から通うことになった。
やっとこさ手が離れて学費の心配もいらなくなり、一安心と言いたいところだが、やったぜ!小遣い使いたい放題だ!どころではなく、やれエアコンが欲しいだの光回線が必要だのとあれこれ細々とした出費がある。
そんなもん、自分で出せばいいもんだろうが、俺も親の脛を齧ってきた身なのでブツブツ言いつつも結構甘いのである。
そのコゾウが初任給で「父ちゃんと母ちゃんに」と日本酒を買ってきた。
「なんだよ初任給全額くれるとか言ってなかった?」などとは決して口にすることなく「ありがとうねえ、ありがとねえ」とニコニコいただいちゃうのである。

GWには帰省したのだが、コゾウの引っ越し荷物の片づけやらで、相変わらずゆっくりすることなどできなかった。
だが、その忙しい時間の合間に、皮ツナギとバイク屋めぐりをしたいとコゾウが言う。
バイクも大型免許が取りたいし、皮ツナギもいずれは、と。
まあどうしてバイクなんぞ好きになっちゃったのかねえ。バイク面白いか?そうか、面白いか。
なじみのジュベットに寄ったあと、バイク屋をハシゴした。
大型免許が取れたらGSX-R750が良いんだと。
「なんでよ、1000の方がタマ数多いんじゃないの」と言うと

「1000はねえ、もう最高なわけじゃん。大型免許取って最初のバイクがそんな最高なのでいいのか、っていうね」

まあな。ほんでも俺が大型免許取った時には、一緒に取ったヤツ、教習所に通ってる間にもう買っちゃって玄関先に飾ってるっての何人かいたぞ。CB750Fとか、カタナとかな。
そんなふうに「このバイクに乗りたいから免許取る!」っつーのもアリなんだがな。

「あとさき考えずに買っちゃうっていうのもアリなんだぜ。バイクっていうのは好きになっちゃったらそれっきりだからな。好きになったバイクに悪いバイクなんかイッコも無いからな。俺だってあのバイクを買おうってバイク屋に行ったら、一目惚れで別のバイク買っちゃったりしたからな」

ニヤニヤしながらそんなことを吹き込んでバイク屋をめぐる。
最初の川島モータースでGSX-Rのことを聞くと、やはりタマは無いとのこと。中古車はピンキリだし動きも早く、たまに出てもあっという間に関西方面に消えていくという。
新型のGSX-R1000も開発は遅れているらしく、今年の冬には間に合いそうもないし、値段も230万くらいにはなるだろうという。
うーむ。やっぱり750の新車を買うのが一番確実なんだろうなあ。
新車で乗り出し価格がだいたい130万くらいだと。
稼ぎが全部小遣いの独身の若い衆が2,3年のローン組むにはそれほど無理がないだろう。

川島モータースを後にしてじゃあ次は家の近くのレッドバロンに寄ってみることにした。
と、店に入るなり【新車のGSX-R750】が置いてあるじゃあーりませんか!
GSX-R750_us_1
うーむ。相変わらずカッコイイ。
ZX10RもR1もいいよ?いいけどが。
やっぱり並べて比べればGSXRだよ。ジクサーですよ。
ジクサーいいね。いいよ、ジクサー。
(あっ、CBRさんはちょっとご遠慮いただいてイイスカ)
ほほー、値札を見ると100万チョイとな。1年落ちなんで値引きしてるのだと。

「ウウーン、色、黒でしょ、青白がいいんだよなー」とかコゾウはモジモジしている。
店員に聞くと他店で青白も在庫があるという。
っほっほー、いいじゃんいいじゃん、ちょっと跨らせてもらえよ、店員さん、いいよね?
なーに、こかしたらお前が買えばいいんだからwwww

「おおっ!軽い!!! 足つきがいい!!!うわっ軽い!コレいい!コレいいわー!」
跨った途端にコゾウは有頂天である。
「いいとは思ってたけど、本当にこれはいいわ。すごい。」
そりゃいいだろうな、俺が乗ってた1100よりも40kgも軽くて20馬力もパワーがある。750のくせに!
跨ってそんなにいいなら走りだしたらたいへんですよ、もうそりゃたいへんですからね。

横でニコニコしてたら店員が「お父さんも跨ってみては」と勧めだす。
いや、俺が選ぶわけでも乗るわけでもないからね。
それに俺にはホラ、例のホラ、ブーコちゃんがいるでしょ。300psの。
コゾウが浮かれてるからって一緒になって跨ったりしたら大人げないでしょ。
俺が買うわけでもないのに。いやいいですって。
「おおっ!軽い!!! 足つきがいい!!!うわっ軽い!コレいい!コレいいわー!」
跨った途端に俺は有頂天である。
「いいとは思ってたけど、本当にこれはいいわ。すごい。」

あっ気付かぬうちに跨ってた。
これはいかん。
跨ってそんなにいいなら走りだしたらたいへんですよ、もうそりゃたいへんですからね。

帰る道すがら、コゾウと一緒にニコニコニコニコしていた。

こうしてコゾウは恋におちたのだった。

けえかほうこく

ストラウスはかせわぼくがかんがえたことやおもいだしたことやこれからぼくのまわりでおこたことわせんぶかいておきなさいといった
なぜだかわからないけれどもそれわ大せつなことでそれでぼくがつかえるかどうかわかるのだそうです

サビサビで朽ち果てようとしていたアクチュエーターをTD04のノーマル部品に換え、ふにょんふにょんのバネで低回転から過給圧が少しづつ抜けるようにしたところ、トルクカーブは穏やかに立ち上がるようになり、スムーズにパワーが出るようになってドッカンターボの兆候は消えた。
急激に立ち上がったパワーのせいでスリップしてしまったシャーシダイナモのドラムもちゃんとグリップするようになり、副次的な効果としてより正確なパワーの計測もできるようになった。
まだ回しきっていないので最大出力は未計測だが、おそらく300psは軽々と超えるだろう。
もちろん急激なトルク変動がない分、乗りやすくもなるだろうし、エンジン本体への負担も減ることになる。
後は8000回転以上で薄い兆候があった燃料の供給を補うために、大容量燃料ポンプに交換してノッキングやデトネーションが起きないようにするだけだ。

全てのことが順調に行っていて何もかもが成功への道筋を明々と照らしている。

…って本気にした?ほんきにしちゃった?????

燃料ポンプまではよかったのよ。
サード製で500psくらいまでは燃料送れるやつでね。
コレつけてやれば高回転域で燃料を送りきれずに燃料圧が下がっちゃうこともなくなるはずだった。
ポンととっかえて、燃圧が上がり過ぎたらレギュレータで落としてもとの圧力に戻してやればいいわけで、そしたらECU側の設定はほとんどいじらなくても良いはずだった。

それがさ。
燃料ポンプよ。燃ポン。
今ついてるのはGSX-R1000の燃料ポンプなんだけど、コレはハヤブサの燃料ポンプよりも容量デカいのよ。パワーが大きいっていうのもあるけど、GSX-Rはツインインジェクターになってるってのもあるんだろうね。
キットに入ってたビールのロング缶くらいあるバカでかい、どこのものとも知れない燃料ポンプは浜名湖の女神様への捧げものとなってしまって「タンクにもスッポリ入るしマウント合うし容量でかいしコレにすんべえ」って。

さあ燃ポンとっかえよう。
おお!都合がいいことにGSX-Rの燃ポンと大きさそんなに変わらない!これチョイ加工だけでついちゃうじゃん、簡単じゃんかんたんじゃんw

って付けてみたらなんかフューエルラインの取り回しがおかしい。
どうすっぺこれなんだべ?ってよくよく見たらGSX-Rの燃料レギュレータがそのまんまついてる。
つまり、インタンクの燃料レギュレータと外付けの燃料レギュレータが二重で制御かかってたと。
レギュレータと燃ポンがユニットになってたから、そのまんまつけちゃったんだなー

結局GSX-Rの方のレギュレータを迂回させて、外付けのレギュレータに接続しなおした。
このレギュレータはキットに付属のもので、やっぱりどこのものとも知れぬ怪しい製品ではあるんだが、一応ターボ用らしい。
燃料ポンプもレギュレータもターボ用のをつけないといけないんだよね。
容量を大きくしなくちゃいけないっていうのもあるけど、レギュレータはインテークマニホールドの圧力が正圧になった時でも十分な量を供給しなきゃいけないからさ。
昔、レギュレータの仕組みってエントリ書いたことあるけど、この当たり読んでみて。
このエントリではインマニが負圧になった時のことしか書いてないけど、正圧になった時は今度は逆の動作しなくちゃいけないのよね。

負圧になる ⇒ 燃料が引っ張られて多く出過ぎる ⇒ 燃圧を下げて供給量を減らす
正圧になる ⇒ 燃料が押さえられて出にくくなる ⇒ 燃圧を上げて供給量を増やす

NA用のレギュレータは正圧になった時の動作が考慮されてないんだよね。だからターボ車専用のものが必要になる。
つまりGSX-Rのレギュレータが入っていたことで、正圧時の燃料の供給量が足らなくなっていたんだよね。。。。

で。どうなったかというと。

全体がぶっぱ濃い目に吹くようになりますたwwww黒煙wwwwwwまたかwwwwww

結局、ECUのマップをイチからやり直しになりましたとさwww

トホホ~ (昭和のシメ)

試乗してきた

なんだか、いよいよいいかんじがしてきた俺のハヤブサターボ。
今後の調整をアレコレFactory23の若林さんと相談しているうちに「一度試乗した方がいいよ」って話になった。
俺がシャシダイで刻まれるパワーグラフに心ときめいて400ps目指すには!!とか口走ったのを心配したみたい。
「パワーは出せるけどすごく乗りにくくなるし、壊れますよ。。。一度走ってみたらどんなもんかわかると思います。軽く乗ってみたけどアクセル開け切れませんでしたから」
若林さんはGSX-R1000でレースにも出てるし表彰台にも乗るくらいなので、チンタラ走ったわけじゃないだろう。
そんなにリスクをおかさなくても十分以上だってことか。

そんなに違うんだろうか?
不調だったとは言え、俺だってハヤブサターボには乗ってたわけで。
燃調のとれたハヤブーがどれほどのものか、試乗に行くことにした。
「ツナギを持ってきてくださいよ。完全装備じゃないと…アブナイw」
革ツナギ側面
若林さんにうながされて、Jubetで作ったお下品ツナギをバッグにつめて、えっちらおっちら沼津まで。

調整してもらってる間中、何度も見てはいるけど、やっぱり久しぶりに乗るのは緊張する。
しかし、いいな。--相変わらずカッケーなこれ。下品でいいな。
アンダーカウルとリヤフェンダー、白にしてやっぱ良かったな。
041
そしてエンジンを…かける。

一発始動!スゲイ!
まずアイドリングが安定してる。スゲイ!
これだけでももういいや、っていう気になるはwwwww
今まではアイドリング、ろくすっぽしなかったんですよ。
燃調濃すぎて、走ってると交差点のたびにカブって止まっちゃったんですよwww
ガボガボ下品にアクセル煽ってないと止まるんですwwww

またがって走りだす。
2000回転から使える!スゲイwwww
皆さん、ターボつけるとレスポンスが、とか低速トルクが、とかおっしゃいますけど、なーんにも。なにひとつ。関係ないっす。
まったく気にならない。普通に走る。ダルいとこない。

2000回転のところのチョイ開けのところにモタつくところがあるんだけど、これだけは取れなかった(調子よくすると他のところで黒煙吹く)っていうことで、そこは諦めるソリューション。
発進の時や交差点で曲がるときにヴォンと吹かして下品に走るのが肝要。

ちなみにチョッカン。
バッフルつけたらめっさ静かになったんだけど、アクセル開けるとバッフルがモゲると思うんで。
街中を通過し、コースへ。
クラッチは重いけど許容範囲。強化クラッチにした後、街中走ってると30分で腕がパンパンになったのが、ラジポン導入で夢の軽さに!
なんと45分はもつようになりますた!
…握力鍛えます…

コースの手前、合流のカーブでちょっと違和感あるな…
タイヤの空気圧かフロントサスのイニシャルかわかんないけど。
なんとなく曲がっちゃうけど、トラクションがあいまい。逆に俺のコーナリングスピードが遅いだけかもしれないが。
これは走りながらちょっとづつ調整しよう。

ほんで、走行車線に合流してしばらくまったり走る。
よく晴れた休日ってことで、けっこうクルマは多くて、そうそう飛ばせない。
それに第一寒い! 防寒下着着てきたのに! もう季節は過ぎたのね…

5,6分くらい走って、前が開いた。

そこで、ドン!

てしたら、尻がズルッ! 手がヒョッとハンドルから離れそうにww
あわてて一旦もどして。
もう一回ちゃんとかがんでニーグリップして前傾姿勢にして、

ドン!

なんにもかわらんwwww手ェボゲるぅwwwww
加減しながらハーフスロットルで引っ張ってみる。
何キロからだろうが加速するわwwwコレwwwww
230だろうが250だろうが加速するwww

寒いww風強いwwwクルマ多いwwwこwwwわwwっうぃwwwww

結局、チョイ開けして270くらいまで引っ張ってみたけど、何にも問題ない。
てか、100kmからでも200kmからでも250kmからでも【同じように加速する】ので、

wwww【加速にありがたみが無い】wwww

なんにも準備せずに、ただアクセル開けるだけで加速してく。手ェ、モゲそうになりながら。
ナニコレ面白いわw無敵だわw
しかもこれでハーフスロットルだからなー。
せいぜい五分目、六分目だもんな。
本気で開けたらタイヤ滑るなコレ。6速150kmで。
うっひゃー速ぇええええー

わかった、もうよくわかりました、十分です。確かに300psはいりませんww
結局、チョイ乗りだけして帰ってまいりました。
時間にして1時間半くらいでしょうかね。

調子の方は、もう、文句ないです。
低速の調子がよくなって街中でも乗れるようになったし、高速の方も今までよりもずっとパワフルになってます。
ブーストもちゃんとかかります。速過ぎてブースト計、チラッとしか見てないけど、圧は0.5くらいまで上がってたのが見えました。(ただし、ふいんき重視のなんちゃってブースト計のハッピーメーターなので本当の圧力かはあやしい)
若林さんとこへ持っていったときにはブースト計の反応も良くなかったし、体感的にも「こんなもんだっけ?」て感じだったのが全くの別物。

コレ、たぶん、このまま何にもやらずに受け取っても、エンジン壊すほどアクセル開けられないだろうな。
それでもまあ、やっぱり、もし何かの加減で壊れたらいやなんで、過給圧落とすのと、燃料ポンプ強化して必要量を供給するようにします。
とりあえずはまた若林さんに預けて、年内にできあがったら、その足で浜松に持って行って、しばらくは実家においておこうと思っています。

もうね、ここまでできたら健康と安全に気をつけて長く乗れるようにねww

ちょっとづつ、ちょっとづつ

なんとかかんとかそれなりに燃調とれてきたような感じ…

【ちゃんとアイドリングする】
てあたりが素晴らしいwww
チョッカンだけど、アイドリングでこの程度だったらこのままチョッカンでもいいなw

ほんで、車検対策用にアレしてバッフルつけたのがこれ

スンバラスィw

ブラボー!

ハレルヤ!

フロイデ!

エウレカ!

もうほとんど完璧と言える。
そりゃまあ、実はA/F計が嘘ばっかりだったりとか、始動時に誤作動で追加インジェクターからガス漏れるとかあるけど
「ガマンする」
というソリューションを世界的にもいち早く導入して問題は解決されたわけだし

いやむしろこういうちょっとした遊び心があった方が魅力が増すのではないか「アラヤダカワイー」って女子高生を中心に全国的に爆発的な人気でモテモテというきっかけに

つまりこれって完璧以上!
スゲエ

BLAZEへ行ってきた

バイク雑誌で見かけてから気になっていて、そのバイク作りになんとなく共感していたBLAZEって店があるんだけど。
何年か前にこのバイク屋のことはエントリしたんだけどさ、店がちょっと遠いこともあって今まで行ってみようって思ってなかったんだよね。
「プロでがんばってるんだから遠くから応援していよう」くらいの気持ちでね。
自分のバイクがうまいこといかない時に、なんかヒントになるかなあ、面白いことやってるかなあ、って時々blogを見に行って質問したりするくらいで。
彼も俺のblog見ててくれてたって言ってくれてね。ドーモスイマセン。

で、例によって相変わらず俺のハヤブーのセッティングがうまいこといかなかったり、いきそうになったり、ほんでやっぱりダメだったりした時に久しぶりにBLAZEのサイトに行ったら、更新が止まっててさ。

俺のblogはサボって更新してないだけなんだけどさ、バイク屋ってキビシイわけよ。
若い衆なんて全然入ってこなくて、今バイク乗ってるのジジババだからね。
そういう斜陽産業だからバイク屋もバンバンつぶれてくのな。
バイク屋がつぶれてバイク王になって、今あるバイクをせっせと海外に輸出して若い衆の乗れる安いバイクがなくなっているという、そういう無間地獄。
俺が気に入ってたBLAZEも、ひょっとしたら無くなっちゃうかも、って心配してたのよ。

どうしてるー?って向こうのblogに書いたら連絡くれたんで、こりゃやっぱ一度は会って話しないといかんなーって思って。
ほんで今日行ってきた。

075

代表の吉岡君って、見た目若い兄ちゃんなんだけど、俺より一回りくらい下らしいんで、若いっつってもいい年だww
一人でやってるんで、間口は狭いんだけどさ、お宝がいっぱいあるある。

079

コレは彼のZX10Rにつけてたやつで、勇ましいことww

歓迎してくれてずっととりとめの無い話をしてたんだけど、もうなんちゅうか「それな!」「あるある」ばっかで。
アメリカからキットを買ってみたけど使えるのはタービンだけだった、とかさ。最後はそのタービンも取り替えた、とかさ。
ターボつけたってターボラグなんて気にならない、とかさ。
知らねえヤツばっかりなんのかんの中傷する、とかさ。
どうやらサブコンできっちりセッティング出すのは難しい、とかさ。
ターボはスンゲー面白いけど、それなりに仕組みを分かってるから面白いし楽しみが長持ちする、とかさ。
H2はいいバイクだろうけど、アレを買うなら自分のバイクをちゃんとやりたい、とかさ。

もう全部俺が言いたいこと言ってきたことそのままなのよ。
しかもずっとターボばっかりいじってきたから、技術的にも「ちゃんと測ること」「数字で語ること」「トライアンドエラーをすること」に説得力があるんだよね。
ノーマルの状態でどのくらいの値が出て、それをどうするとどう変化していくか、ってことを語ることができる。
「のまdさん、燃圧はきちんと測った方がいいですよ」て言われて、ホントごもっともです。
走ればいい、じゃないんです。

その上。
スンゲーお人よしなのよ。
聞けばなんでも教えてくれるし「教えたからって自分の仕事が取られるわけじゃないんで」て平気なのよ。
「先週高校生の子がバイト代握り締めて群馬から買いにきて、そんな子からとれないじゃないッスか」って儲けなしでバイク売っちゃったり。
「店はじめて20年近いんですけど全然儲からないし店大きくできないんですよねー」ってそりゃそうだよ。
「でも自分が好きにバイクいじれるし、いろんな人と仲間になれるし、レースも出れるし面白いことやってきてるんで」
こりゃ店は大きくならんwwww

バイク屋に限らんけど、特殊な技能を持った人の店って大きくなりにくいのな。
例えば竹の釣竿を作る名人は店舗なんて構えない。釣り人の口コミだけでその道具の良さが評価され、法外な値段で取引される。
でも作れる人は一人なんで量産はできない。そうして「名人の店」は知る人ぞ知る存在としてひっそりと商売をし続ける。
俺からしたら店は大きくならなくてもいいけど、こういうちゃんとした技能と経験がある店は、もっと評価され、リスペクトすべきだと思うんだ。

実に面白かったんで、俺のが走れるようになったら見せに行ってまた話をしたいな。

そして本日の結論。
「せっかくターボつけたんだからこれ見よがしにつける」
「タービンはでかくする」
「セッティングはそこそこで諦める」

すごく有意義な訪問だった。
みんなもターボつけるならBLAZE行くといいよ!

革ツナギできたwwww

長らくああでもないこうでもない、と迷いに迷っていたツナギのデザインもなんとかデッチ上げてJubetに渡したのだが、先日ようやく出来上がったので晒すwww
写真をクリックするとでっかくなるお

革ツナギ前面
まずは前面な。やっぱ「nomaddaemon」ははずせないだろう、はずせないでしょう。
以前から白黒のツナギはカッコイイと思ってたんだけど、白はどうしたって薄汚れちゃうんだよなー
ってJubetに言ったら「パールホワイトいいですよ」っていう。汚れが目立たないんだって。実物見せてもらって気に入ってパールホワイトにした。写真や遠目では白に見えるけどね、近寄るとちょっと灰色に光ってる。

革ツナギ側面
ツナギ、白黒はいいけど何か物足らんなー、下品さが無いよなーなんかネタは無いのかなー ← 
と考えていたところに天啓が!
ヘビ皮! ヘビ皮ですよ!
側面キッチリモノホンのヘビ皮!
下品!
カッケー!

革ツナギ背面
後ろwwww
お決まりのwwww
仏陀Eyewwww
我らブッディストのお守り

これでもうどこ走ってても遠くから俺だってわかるwwww
なんかもうセンスが大阪のオバちゃんwwww

バイクはよこいやー

明けましておめでとう!

みんな、久しぶり。
最近、ネットの活動はTwitterばっかりになっちゃった。 https://twitter.com/#!/nomaddaemon
このところ自分のBlogをほったらかしになってた。

Twitterはおもしろい。確かにおもしろい。
でも、ま、Twitterは娯楽のためのメディアだね。大脳を使ってじっくり思索をめぐらすものではなく、情動を刺激して楽しみを得るためのメディアだ。
誰かとのコミュニケーションをするための道具であって、じっくり何かに対して考えを重ねていくようなメディアじゃない。
わかっちゃいたけど、やっぱり反射的な快感っていうものには耽溺しちゃうんだな。刹那的な一瞬の快感に囚われる、タバコみたいなもんだ。
わかってるのにやめられない。

Twitterは現代で有用なメディアであることは間違いない。災害時の即応性や、有用な情報を容易にとれる点ではすばらしいし、実際Twitterを通じた人間関係もできた。
何かコトが起きたときに自分が知りたい情報が向こうから勝手に発信してくれるっていうのは何にも増して重要なことだと思うよ。(どんな情報を自分が欲しがっているのか、そのTLを維持する自分自身の素養も必要なんだが)
Twitterをやめるつもりはないけど、そろそろソレに耽溺してちゃいけないと思い始めてね。
そろそろ天災についての論議も出尽くした今、海の広さを知る前に、天の深さを自分自身で確かめなくちゃいけないお年頃になったんじゃねえの?って、最近思ってるのさ。

去年はでかい災害が起きた。俺はちょっとだけではあるが、自分自身がその災害に対応する経験をすることになった。
大事な友達が持病で死んだ。
俺は50歳になった。

そうしたいろんなことがいっぺんに重なり合った。
そうだね、Twitterで断片的なグルーミングの快感を追いかけてる場合じゃなさそうだよね。
俺は今年は、いろんなものを整理して、何かを生み出そうと思うんだ。
多分、この先、俺はどんどん老いていくんだよ。
50歳なんだぜ! もう先は決まってるんだ。目先のことに右往左往してるんじゃつまんないだろ。楽しいからってソレばっかりになってたら大事な時間がなくなっちまう。
何かコトを起こすんならちゃんとやらなくちゃ、あっという間に寿命が来ちゃうんじゃねえの。

てことでさ、俺は今年は何かやらかす年にしようと思うんだ。
まずはな。
そりゃバイクよ。
バイクこそ人生だからな。

俺の進撃が始まるんだぜい。